自己肯定感

「自己肯定感が低くなる5つの原因」とは?解決方法はある?

  • 更新日:2020/10/28

自己肯定感とは、「自分のことを大切に思える気持ち」のことです。うまくいかないことがあったり、誰かから拒絶されたりしても、自分を嫌いになることなく、「自分はとても大切な存在だ・好きだ」と思える感覚が自己肯定感なのです。


どんな人であっても、自己肯定感が常に一定だというわけではありません。様々な出来事によって、自己肯定感は上がったり下がったりします。自己肯定感が高くなると、「人間関係が楽になる・気持ちが穏やかになり安定する・見返りを求めなくなる・気分よく過ごせる」など様々なメリットがあるため、できれば自己肯定感は上げておきたいですよね。


自己肯定感を高めるためには、「自己肯定感はどういったメカニズムで上がったり下がったりするのか」を認識しておくことが大切です。ということで今回は、心理カウンセラーで心理学博士の古宮昇先生著『自己肯定感がドーンと下がったときに読む本』を参考に、自己肯定感が下がる理由と、上げるためのヒントについて解説していきます。


自己肯定感が低くなる5つの原因とは?

生まれた瞬間から、「私は自分が嫌いだ」という赤ちゃんはいません。子どもはみんな、自分のことが大好きなのです。それにも関わらず、成長するにつれて、自分のことを嫌いになっていってしまいます。なぜ、自己肯定感が下がってしまうのかというと、原因は5つあります。


自己肯定感が低くなる原因1 自分の感情やホンネにフタをしている

「自分のことを好きになれない人は、知らないうちに自分の感情も、欲求も感じないように押さえつけていることが多い」と古宮先生は指摘しています。なぜ、自分の感情にフタをしてしまうのかというと、傷つくことを恐れているからです。しかし、自分の感情を無視し続けていると、いつまでたっても自己肯定感は低いままです。


悲しいとか、苛立つ、ムカつく、といったネガティブな感情であっても、まずはその感情を受け止めてあげましょう。そうした感情があることを認め、感じることが、自分に素直になることであり、自分に対する信頼感を高めることにつながります。


自己肯定感が低くなる原因2 こころの傷つきと怒りがたまっている

「幼いころに親から愛されなかった」など、心の傷や怒りがたまっているために、自己肯定感が下がってしまっている人も少なくありません。


そういった場合は、幼い頃の心の傷を癒す必要があります。幼い頃の心の傷を癒す方法としては、「自分の中にある子どもの部分に優しい言葉をかけ、優しい思いを送ってあげる」などが挙げられます。本書では、6章により具体的な方法が掲載されているので、気になった方はチェックしてみてください。


自己肯定感が低くなる原因3 成長するための挑戦をしていない

私たちの心には、「もっと成長したい」「もっと素晴らしい自分になりたい」という思いがあります。そのため、頑張っている人を見て感動したり、自分が進歩していると感じられたときとても気分が良かったりするのです。


「なるべく失敗を避けて、欲しいものをたくさん得よう」といった、ソンを減らしてトクを増やそうという気持ちで過ごしていると、毎日が退屈でつまらなくなります。失敗を避け続けて成長するための挑戦をしないと不幸になるということを、ぜひ知っておいてください。(P.94)


自己肯定感を上げたいなら、「挑戦すること」「成長しているという実感が得られる行動をとること」が大切なのです。


自己肯定感が低くなる原因4 自分にとって大切だと思うことを中心において生きていない

自分にとって何が大切かに気がつけず、他人の価値観に流されて生きていては、「自分のことが好きだ」と感じることは困難でしょう。


自分が何に対して価値を感じているかを知り、それを大切にして生きることは、自己肯定感を高める上でとても大切なことなのです。


自己肯定感が低くなる原因5 他者に貢献できていない

幸せに生きるためには、誰かの役に立っている、という実感が必要です。人間は社会的な生き物ですから、自分ひとりが幸せになるよりも、誰かを幸せにしたときの方が、より幸せを感じやすいのです。


「他者に貢献すること」は様々なシーンで考えられます。仕事を通して他者に貢献しているという実感を得ている方もいるでしょう。はたまた、ボランティアや趣味の場所で、感じる人もいるでしょう。自分の価値観に沿った、「他者に貢献できる場所」を見つけることができたら、自己肯定感は自ずと高まります。


「自分は自己肯定感が低い」と感じている人には、自己肯定感を高められるポテンシャルがある

笑顔の女性

この記事を読んでいるということは、「自分は自己肯定感が低い」と感じているということでしょう。ということは、「本来の私は、こんなものではないはずだ。もっと、自分で自分を評価していいはずなのだ」と思っている、ということです。


つまり、あなたはすでに、自分の価値に気がついているのです。本当に自分のことを見捨ててしまっていたら、自己肯定感が低い状態を問題とは思わず、「自分はこの程度の評価で十分だ」と思ってしまうでしょう。あなたはそうではありません。あなたは自分に対して期待しているのです。


その期待する気持ちから、あなたの秘めたる自己肯定感の高さが伺い知れます。その底力さえあれば、自己肯定感を高めることは、そう難しくはない、と言えるでしょう。


今回は、自己肯定感が低くなる原因と、上げるためのヒントをご紹介してきました。『自己肯定感がドーンと下がったときに読む本』には、より詳細に自己肯定感アップのためのヒントが紹介されています。「具体的な方法が知りたい」という方はチェックしてみてください。


今回ご紹介した本

『自己肯定感がドーンと下がったときに読む本』

著者:古宮昇

出版社:すばる舎


▼自己肯定感の低い女性に知ってほしいこと

・自己肯定感を上げる意外な方法。心の中にいる「幼い頃の自分」を育てよう


・自己肯定感を下げる「人と比べる癖」をやめるためのヒント


・「この人といると自己肯定感が下がる」ならDV・モラハラを疑ってみよう


・「完璧な自分」という欺瞞から脱さないと「自己肯定感」は得られない


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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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