貯金

ノーストレスで「貯められる人」になるための3つのヒント

  • 更新日:2020/08/05

「貯金」「節約」イコール「我慢」「欲しいものが買えない」、と考えている方は多いでしょう。しかし、辛い思いをしなくても、賢く貯金ができる方法もあります。


ファイナルシャンプランナーの横山光昭さん著『貯められる人は、超シンプル』には、考え方と習慣を変えるだけで、「貯金ができて、さらにストレスも減らせる」方法が紹介されています。今回は、本書を参考に、「貯められる人になるためのヒント」を紹介していきます。


貯められる人になるためのヒント1 「それは必要? それとも欲しいだけ?」と自分に問いかける

まず、買い物をするときに、「それは必要なの? それとも欲しいの?」と問いかけましょう。


NEED(必要)かWANT(欲しい)か、を自分に問いかけ、線引きすることで、「欲しいけれど、よく考えたら必要ではないもの」の購入を防止することができます。


ただ、人間は、「欲しい」を「必要」にすり替えることがとても得意ですから、「必要」だとみなすための理由をいくつも考えつくこともあります。「自分は言い訳を考えて、不必要なものでも、必要だ、と考えて買ってしまいそう……」という自覚がある方は、もう一段階厳しい質問を自分にしてみましょう。


それは、「それは生きるために必要なですか? そうではないものですか?」という問いです。この問いを自分に投げかけることで、欲しい、という感情と冷静に向き合うことができます。


貯められる人になるためのヒント2 「買う前」と「買った後」のギャップと向き合う

買い物

誰でも一度くらいは、ときめいて買った服なのに、数回しか使用せずに、タンスの肥やしになった、という経験があるでしょう。服以外にも、調理器具や家具、カバン、電化製品などで同様の思いをしたことがある方も少なくないはずです。


一回くらいなら問題ありませんが、何度も同じ過ちを繰り返しているようでは、なかなかお金は貯まりません。買い物の失敗を繰り返さないためには、「買う前」と「買った後」のギャップと向き合う必要があります。


私たちは買った後、そのモノの必要性を検証しないままでいます。買ったら満足してしまい、そのままなのです。それらは普段、気にしないものです。自分がお金を出して買ったからには必要なものに違いなかったということにしておきたいわけで、それをわざわざ否定したくないのです。そこを否定したり疑問を抱いてしまうと、買った自分を否定することにもなってしまいます。でも、それは厳しく言うなら‘ちゃんと向き合えていないのです。(P.64-65)


自分の過ちと向き合わずにいたら、何度も同じ過ちを繰り返してしまうことになりかねません。今あるものを、すべて写真にとる、メモをとるなどして現状把握し、買う前の気持ちと買った後の気持ちを書き出してみましょう。


たとえば、

スムージー → シャーベットを作ろうと思ってわくわくして買った。でも三日坊主だった

高めのコート →高いけどどうしても欲しくて買った。毎日着ている。買ってよかった

サングラス →かわいくて一目惚れ。でも、サングラスは4本も持っている。いらなかったかも

というように、書き出してみましょう。


ひとり暮らしの方であれば、すべてのものと向き合うのに一ヶ月くらいかかるはずです。


さらに、以下の7つの質問に答えることで、自分の中の「必要と不要の境界線」をはっきりさせることができます。


1モノを把握してみて、全体の第一印象はなんですか?

2いま持っているもので、不要だと思ったものはなんですか?

3不要だと思ったのは、なぜですか?

4必要だと思ったものの中で、なくても困らないものはなんですか?

5持っていてよかったと思えるものはなんですか?

6なぜ、持っていてよかったのですか?

7これから欲しい、または買い足したいと思うものはなんですか?

(P.77)


貯められる人になるためのヒント3 「会う目的」を明らかにする

パーティー

また、以外とバカにならないのが、職場や旧友との飲み会などの会食代です。「いくらまでなら会食代に使ってよいか」を考える前に、「自分は何のために交際費を使っているのか」をはっきりさせる必要があります。


基本的には人とのコミュニケーションをはかるためだとは思うのですが、単にそれだけではなく、その先には人脈形成、営業での接待、知識を得る勉強、新しい出会い、ストレス解消、様々な理由があるはずです。そのように、交際の先にある「目的」を、ぼんやりとではなく、可能な限り明確にしてみましょう。お金がたまらない人に多いのは、「誘われたら行く」「嫌われたくないから断れない」という受け身な態度です。(P.121)


「なんとなく」で参加した飲み会は、お金が無駄になるだけではなく、時間までも無駄になる可能性があります。会う目的が自分の中で無いと感じた場合は、お誘いがあっても、勇気を持って断った方が、長い目でみれば自分のためになると言えるでしょう。


さいごに。無駄な出費を減らす一番の方法は、「自分にとって必要なモノとは何か」を知ること

お金

貯金の目的は、豊かさを感じながら幸せに生活することですから、「1円でも安く買い物しなければ」とストレスフルな生活を送るのは本末転倒です。


『貯められる人は、超シンプル』は、自分に必要なものとそうでないものをしっかり見極める力(つまり、自分の中での価値基準がしっかりとある人)は、1円単位の出費を気にしなくても、「貯められる人」になることが可能だ、と教えてくれます。今回ご紹介したこと以外にも、たくさんの「貯められる人になるためのヒント」がつまった本ですので、気になった方は、ぜひご一読ください。


今回ご紹介した本

『貯められる人は、超シンプル』

著者:横山光昭

出版社:大和書房


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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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