産後

私は出産前後に●●になった!知らなくて思わず焦ったこと6選【#86】

  • 更新日:2020/07/27

出産を控えて胸を躍らせていた過去の私に、一つ伝えたいことがあります。それは、「思いがけない自分を知ることになるから、気をつけて(笑)」ということ。


今になってはいい思い出ですが、当時は知らなかったばかりにやらかしてしまったことをご紹介します。


出産直後の恥ずかしい失言

恥ずかしい失言

予定帝王切開で息子が産まれた瞬間、部分麻酔はきいていたものの話ができる状態でした。そして、息子と感動の初対面を果たした私が、最初に発した言葉は「おちん〇ん、小さくないですか?」でした……。


これにはワケがあって、息子はお腹の中にいるとき、腎臓に水がたまる先天性水腎症の疑いがある、と診断されていたのです。エコーで見たときに腎臓が腫れていて、生まれてからは正常に戻ることも多い、と言われていたものの、やはりずっと気にしていました。そして、産まれた我が子のかわいらしいモノを見たとき、「おちん〇んが小さいから、おしっこがちゃんと出せないんじゃないか」という心配が勝って、思わず口にしてしまったのです。


しかし、その場にはそんな私の心中まで知らない看護師さんもいたわけです。麻酔科の男性の先生は「こんなものです~」と明るく答えてくれたものの、もしかして失笑されていなかっただろうかと、後から恥ずかしくなりました。


①饒舌になる

喋る女性

これが出産するまで知らなかったことの一つなのですが、私は出産のとき、やたらと饒舌になりました。麻酔を打つとき、桜が満開だから花見がしたかったことや、見ていたドラマの話まで、麻酔科の先生にベラベラとしゃべっていたのです。普段の私は人見知りで、初対面の人とおしゃべりを楽しむタイプではなく、明らかにいつもと違っていました。


思い起こせば、自然分娩だった長男のときも、陣痛室で助産師さんとベラベラしゃべっていました。そして、それにつきあってくれた助産師さんが、初対面なのに大好きになってしまいました。


②ハイテンションになった

饒舌になるのと近いかもしれませんが、テンションも明らかにいつもと違いました。出産直後、体も心もボロボロなのに、特に3人目は多幸感を通り越して万能感すら沸き起こって、「3人育児なんて思っていたより余裕!」という謎の自信に満たされました。


お祝いのメールをくれた友人たちにも、「ありがとう!!母子ともに元気だよ!これから頑張るね!」云々と、やたらと「!」マークを多用した勢いのあり過ぎるハイテンションレスを繰り出したり、必要なものを聞いてきた実母からの電話に、ぎょっとするぐらいの大声で話したり。


夫とは普段、ぼそぼそと話しているのですが、その夫が病院に来たときも、「見たことないくらいしゃべってるけど大丈夫?」と驚いて笑っていました。


③ポエマーになった

ポエマー

助産師さんが大好きになったと書きましたが、出産という一大事に助けてくれた担当の医師、麻酔科の医師、産後のケアをしてくれた看護師さんなど、関わってくれた人のほとんどが大好きになりました。感謝と感動でいっぱいになり、3人の子どもの出産をすべて担当してくれていた先生とは、最後に記念写真も撮らせてもらいました。


それどころか、自分自身を産んで育ててくれた両親やら、わざわざお見舞いに来てくれた友人や親戚など、身の回りのあらゆる人に感謝して、感謝の言葉をかけたり、メールをしたりしていました。


そして、病室で赤ちゃんが寝ている間に、大学ノートにびっしりと、第1子から第3子までの出産前後についてのポエムを書きました……。今になると、そのノートを捨ててしまうのもなんですが、家族の他の人に見られるのは恥ずかしいので、どうするべきか迷っています。


④狂暴になった

感動屋さんのポエマーになるとともに、赤ちゃんに危害を与えるのでは?と疑った人に対しては狂暴にもなりました。これは聞いたことがある人も多いと思いますが、産後女性の通称「ガルガル期」といわれるものですね。


育児を始めてから、それまでの人生ではあり得なかったくらい大きな声を出すことが増えましたが、その最初がこのガルガル期によるものでした。

トイレに入り、石鹸を使わずに水だけで手洗いして子どもに触ろうとした夫に対して「ちょっと!」、酔っぱらって子どもの触り方がちょっと荒っぽく見えた実父に対して「やめて!」など、結構な勢いで声を上げていました。


全体的に気が短くなり、感動してニコニコ笑ったかと思えば、次の瞬間には怒っている、喜怒哀楽が激しい状態になっていたと思います。


⑤泣き上戸になった

里帰り出産だったので、心身ともに不安定な産後をゆったりと支えてくれた実家には、心から感謝しています。


そして産後1カ月が経ち、自宅へ帰るときには、実家の両親への感謝や、自宅に帰ってからの育児の不安など、いろんな感情が入り混じって、電車の中で号泣してしまいました。


幸い、乗客はまばらのローカル線ではありましたが、赤ん坊を抱えて十分近く、滂沱の涙と鼻水を流して泣きじゃくった30歳も半ばの妻に、夫は困ってしまったようです。そのときは気にする余裕はありませんでしたが、周りの乗客も、「あのお母さん、大丈夫だろうか」と、ぎょっとしたのではないでしょうか。


可能性を知って、産後の変化に備えよう

産後

人生にそう何度もない出産。身近な家族に対し、少々いつもと違う自分を見せることを気にする必要もないかもしれませんが、親戚や友人などに対し、気づかずに振る舞ってしまうと後から後悔するケースもあります。


こういうこともある、ということを知って、「あ、本当にガルガル期になっているな」など、自分の変化を客観的に楽しめるくらいの余裕があるといいのかもしれませんね。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#81】自粛生活から見えてきた、夫と子どもたちとの「新しい家族のカタチ」

・【#82】落ち込むこと必至!?私が1歳半健診を恐れる理由

・【#83】子どもに何て呼ばれたい?「パパ、ママ」「お父さん、お母さん」それぞれのメリット・デメリット

・【#84】親バカ万歳!いつでも「自分の子が一番」と思っていたい理由

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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