保育園・幼稚園

保育園と幼稚園、どっちがいい?保育料無償化の実態も含めて考えてみた(前編)【#56】

  • 更新日:2020/01/10

我が子を保育園に入れるか幼稚園に入れるか、迷っているパパママもいるかと思います。長男を幼稚園、長女と次男を保育園に入れている私が、実際に通わせてみて実感することをお伝えします。


幼稚園も預かり保育が充実している

幼稚園

まず前提として、保育園と幼稚園の一番の違いは、保育時間の長さです。保育園は朝から夕方まで(基本時間は9時から17時)預けられますが、幼稚園は14時頃で降園となります。我が家では私も仕事をしているため、長男の幼稚園は18時までの預かり保育を実施している園を選んでいます。


最近の幼稚園は、長男の幼稚園のように預かり保育を実施している園が大半です。この点からいえば、日々の保育時間は幼稚園も保育園も大きく変わりはありません。


ワーママでも幼稚園を選べる?

ワーママ

長男の幼稚園では、専業主婦のママと働いているママの割合が4対6くらいの印象です。1日数時間でパートをしている人、私のように自営業の人などさまざまですが、上記のように預かり保育があるので、幼稚園ママでも仕事を持つことは可能です。


ではワーママでも余裕で幼稚園を選択できるかというと、そうとも言い切れないのが現状です。幼稚園では保護者が参加する行事が多く、それは仕事で行けなくても別にいいのですが、面談や土曜の行事の振替休日、夏休みには教職員の研修の振替休日などもあり、実際には預かり保育も使えない日が結構あります。園の方針にもよりますが、正直、うちの園では正社員のママではちょっとキツイんじゃないかなと思います。ワーママで幼稚園を選択しようとしている方は、預かり保育の有無だけではなく、振替休日などにもついてもよく確認したほうがいいでしょう。


また、預かり保育はあっても、保育園のようにお昼寝時間はないので、子どもは疲れます。我が家の長男は、体が弱かったこともあり、年中までは疲れてしまって連日続けて預かり保育を使うことはできませんでした。年長の今になって、ようやく頻繁に預かり保育を利用できるようになりました。預かり保育はいつものクラスとは違うので、「クラスのお友だちは帰っているのに、自分だけ帰れない」ということが嫌だという子もいるようです。


保育園は行事が少ない?

運動会

幼稚園は保護者が参加する行事は多めです。運動会でも、本番のあとに学年ごとのミニ運動会があり、母の日・父の日参観、工作参観、リレー大会、発表会、なわとび大会など、あれこれあります。一方、保育園では保護者参加の行事は運動会、発表会、参観日の年3回程度です。


これにはプラスもマイナスもあって、幼稚園の行事の多さは、仕事を持つパパママにとっては都合をつけるのが大変ですが、その分、かわいい時期の子どもの頑張りを見る機会が増えるので、家族の楽しい思い出になります。仕事で行けない行事は行かなければいいのですが、他のパパママが来ていると、子どもに少し悲しい思いをさせることになります。


その点、保育園は行事が少ないのでラクではありますが、幼稚園に比べると、ちょっと行事が少なくて寂しい感じはあります。


保育園生は運動ができる子が多い

保育園運動会

ただ、保育園の行事も、見ごたえは十分あります。運動会などは、保育時間が長いから練習時間もとれるのか、幼稚園よりもダンスの完成度が高く、なわとびなどが上手な子がたくさんいる印象でした。小さい頃から園でたくさん外遊びをしているので、保育園にはよく体が動く子が多いように思います。


数が少ないのは確かにちょっと寂しいですが、我が家のように3人きょうだいだと、働きながら幼稚園のペースで3人の行事に参加するのは大変すぎるので、保育園のような密度の濃いピンポイントの行事はありがたいところです。


幼稚園はママ友づきあいが大変?

ママ友づきあい

「幼稚園ママは何かというとお茶会やランチ会をしていて、おつきあいが大変そう」というイメージがある人もいるかと思います。ただこれは、人によるという感じで、私は大変に感じるほどのお付き合いはしていません。


先日は行事のあとのママ会に参加しましたが、20人くらいのママたちと、胸に子どもの名前を書いたテープをつけて食事をしました。テーブルの片側のママたちが20分ごとに2つずつ席を移動していく様子は、お見合いパーティーさながら。その話を独身の友人にすると「ひえ~」とおののかれましたし、確かにほとんど面識のないママたちと会話をするのはつらいものもありましたが、その後、少し話ができるママさんが増えました。


ただ、幼稚園ママは時間に余裕があるせいか、人によっては噂話が大好きです。毎朝の幼稚園バスのバス停では、通常、複数人でなるはずの保護者会代表が1人のママさんしかいないクラスがあるという話になり、「その1人だけ立候補しているママさんが、変わった人らしいよ」「え~、だから他の人が立候補しないんだね」と、見ず知らずの人を悪く言ったりしていて、面倒くさいな、と思ったこともあります。


ただ、他のママさんと交流があると、園でのことや地域のことなどの情報が入ってきます。一方、保育園は我が家のように送りが夫で、迎えの時間がまちまちだと、決まったママさんと顔を合わせる機会も少なく、あまり情報が入ってこないというデメリットがあります。


後編に続きます。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#51】100倍泣いて100倍笑う。親になってよかったこと

・【#52】「出産したら2年はまともに寝られない」って本当?

・【#53】「子どもが夜泣きしても夫は起きない」理由って?

・【#54】子どもが急に入院!そのとき、備えておきたいこと

・【#55】パパイヤ期はいつまで?ママがフォローしたほうがいい理由

▼鈴本りえさんの他の連載はコチラ

・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

・【女たちのネット詐欺事件簿 #1】ネットオークションの落とし穴

  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag