パパイヤ期

パパイヤ期はいつまで?ママがフォローしたほうがいい理由【#55】

  • 更新日:2020/07/22

育児中のパパに襲いかかる大きな試練「パパイヤ期」。いったいいつ終わるのか、ママのフォロー方法などをご紹介します。


そもそも「パパイヤ期」って?

パパイヤ期

まだ経験していないパパママは、ピンとこないかもしれません。着替えを手伝ってあげるとき。レストランで子どもの隣に座ろうとしたとき。かわいい我が子が「パパいやぁ!!!」と泣き叫んだら、パパイヤ期のはじまりです。


普段、積極的に育児をしているパパであっても、その試練は容赦なく降りかかります。ティッシュで鼻を拭いてあげるのも、フォークを取ってあげるのも、とにかく「パパいやー!」。我が子にそんなことを言われては、パパさんたちも悲しいですよね。でも、イヤイヤ期や反抗期のように、そういう時期なので、辛抱するしかないのです。


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「パパイヤ期」はいつからいつまで?

父と子

パパイヤ期の出現時期は、明確に決まっていません。多くの子どもにあるというだけで、必ずあるというわけでもないようです。周りを見ていると、はじまりは1歳~3歳頃からで、数カ月間のみの短期間だったり、数年間続いたり。2歳からのイヤイヤ期とまったく同時期だったり、イヤイヤ期とはまた別の期間だったりと、ご家庭によってさまざまのようです。


イヤイヤ期ほど一般的なものでもなく、何度も繰り返される「パパいや!」というセリフから、「あ~、うちの子、パパイヤ期だから」という風に、ママたちの会話の中で使われるようになったと思われるパパイヤ期。イヤイヤ期とあえて分ける必要もないのですが、パパたちにとってはかわいい我が子に「パパいや!」と言われ続ける、心の痛む時期です。


そしてそのことをママが知っておくと、のちの育児や家族関係にも関わってくるかもしれません。


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「パパイヤ期」我が家のケース

子供

我が家では、長男が3~4歳、長女が2~3歳の頃がパパイヤ期のピークでした。長男は何かというと「オレ、パパきらいだから」と言うし、長女は夜、一緒に寝るときなど、パパが隣になると「パパいや!」と、生理的に受け付けないとばかりにあからさまな拒絶を示すこともしばしば。週末に家族で一緒に布団に入りながら、「オレ、ママと妹と弟は好き、パパはきらい」「わたしもー!!」なんて、パパを仲間外れにする会話がしょっちゅう繰り返されていました。


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「パパイヤ期」、そのときママは?

対象はパパなのですから、ママといるときは普段と変わりません。そのため、最初は「パパいや!」を耳にしても、私は「しかたないな、今だけのことかな」と、子どもたちをなだめる程度でした。


夫と口喧嘩した後などは、ぶっちゃけ、子どもたちに「ママ、ママ」と言われて優越感を覚えたこともないとは言えません。ただ、あんまり拒絶が激しいとさすがに夫が気の毒になってきます。あれだけ毎日「パパいや!」と泣かれると、そのうち夫が育児をするのをつらく思ったり、そのまま家族を顧みなくなって、私や子どもたちとの間に溝ができてしまったりしたらどうしよう、と、ちょっと不安になることもありました。


ママがフォローしたほうがいい理由

歯磨きもお風呂も着替えも、何でも「パパいや!!」だと、休日に夫がいても子どもの世話をすべてひとりでしなければならなくなります。夫に子どもを見ていてもらって外出しようとしても「パパいや~!!!ママ~~!!」と泣かれては出かけにくくなりますし、子どもたちを叱るときにも、夫に言ってもらったり、フォローしたりしてもらいたいときもあります。


パパに育児の意欲があっても子どもたちに拒絶されるわけですから、パパイヤ期中は、休日にパパがいてもワンオペ状態に。「これはなんとかしなければいけない」と、次第に思うようになりました。


子どもたちへの効果的な声かけは?

家族

「パパいや!」と言う子どもたちに、いろんな声かけをしました。「パパは皆のことが大好きなんだよ」「パパの歯磨きはママより上手だよ」「嫌いなんて言ったらパパ悲しいよ」「パパにそんなことを言っちゃいけません」などなど。


そんな中で、最もはっきり、効果を感じたのはこれ。いつものように「ママときょうだいは好き、パパはきらい」と言った長男に、「ママは皆が好きだよ」と言うと、「え、ママ、パパのこと好きなの?」と聞かれたのです。夫もその場にいたのでちょっと恥ずかしさもありましたが、「うん、ママはパパのことが好きだよ」とはっきり言いました。すると長男は、しばらく考え込んでから「ふうん」と一言。


パパイヤ期は時期的なものなので、声かけをしてもしなくても、いずれ過ぎるものなのかもしれません。でも我が家では、このときから少しずつパパイヤ期が終わっていったような気がします。長男が変わっていくのと同時に、娘のパパイヤ期も穏やかなものになっていきました。娘はお兄ちゃんの真似をしていたところもあるのだと思います。


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「パパイヤ期」はママに愛情を伝えたいとき

ママと子供

また、その頃感じていたのは、「パパいや!」という前後に、必ず「ママが好き」「ママがいい」という言葉がついていたこと。子どもたちは「ママが一番好き」ということを伝えたくて、その対比として「パパいや」と言っているのかな、という印象も受けました。そのため、「ママが好きで、パパも好きでいいんだよ」「ママはあなたたちも、パパのことも好きだよ」と口に出して言うことで、子どもたちも少しずつ納得してくれたのかもしれません。


子どもたちが「パパいや、ママがいい!」と言うときも、「そんなこと言わないの!」と叱るのではなく、まずは「はい、はい」と抱き寄せて、気持ちを受け止めてあげるようにしていました。


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家族仲良く、が一番

家族仲良し

長男が5歳、長女が4歳の今は、長女が夫の布団に入っていくこともありますし、長男は私が不在のときも「パパがいるから大丈夫」と言ってくれます。相変わらず「ママ大好き」とは言ってくれますが、そのあとに「パパはきらい」と言うことはありません。むしろうれしそうに、「ママと、パパと、きょうだいが好き」と言ってくれることも増えました。休みの日には歯磨きも着替えも、パパに手伝ってもらっています。


それを見ていて思うのは、やはり「家族仲良く」が一番だということ。「ママじゃなくてもいい」というのはちょっとさびしくもありますが、パパを頼れたほうが助かりますし、家族としての連帯感が生まれます。


到来したら、ある程度は過ぎ去るのを待つしかない「パパイヤ期」。でも、できるだけ早く過ぎるように、ママも少しだけでも、フォローしてあげられるといいですね。



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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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