子どもの入院

子どもが急に入院!そのとき、備えておきたいこと【#54】

  • 更新日:2020/01/10

育児中で焦ることのひとつが、子どもの急な入院。子どもはもちろん、親も心身ともに疲れてしまい、子どもが退院する頃には親がダウン……なんてことも。

ぜひ子どもの急な入院をシミュレーションして、備えておいてくださいね。


小さい子どもにはよくある「急な入院」

急な入院

小さい子どもは体調が急に悪化しやすく、「ちょっと風邪ひいたかな」と思っていたら翌日には入院、なんてこともよくあります。


我が家の場合、長男が2歳の頃、ヒトメタニューモウイルス感染症という風邪に似た感染症にかかり、肺炎を起こして入院しました。熱がなかなか下がらず、何度も小児科に通ったあげく、紹介された総合病院で検査をして、即日入院になりました。


次男は0歳のとき姉からノロウイルスが移り、夜中と朝にそれぞれ2回ほど吐き、すぐに入院になりました。0歳児の場合、脱水があっという間に進行してしまうのです。乳児の脱水には本当に気をつけなければいけないと、恐怖とともにとても後悔しました。


周りでも、腹痛から腸重積がわかって手術をしたり、兄弟からRSウイルスをもらって悪化したり、急ではなくても、鼠径ヘルニアで手術をした子もいました。そしていずれのケースも、入院期間中、親の付き添いが必須となります。


付き添いは24時間体制

付き添い

体調が悪い子どもを見ていると、どうしても心配で精神がすり減ります。その上、「子どもの入院の付き添い」は、思っていた以上にハードでした。


我が家では2度とも同じ総合病院に入院したのですが、基本的に24時間、ずっと誰かが子どもに付き添っていなければいけませんでした。近くのトイレくらいは、子どもが寝ている間にサッと行くことはできますが、病院内にあるコンビニに自分の食事を買いに行くときなどは、ナースコールで看護師さんを呼び、買い物の間、病室にいてもらわなくてはいけません。常に忙しそうな看護師さんを親の食事のためにつきあわせるのも申し訳なくて、夫が来たときに買ってきたりしていたのですが、お腹がすいたり喉が渇いても我慢することがしょっちゅうでした。


さらに、細かいことではありますが、子どもの入院棟はベッドが高く、柵がつけられていて、それをいちいち上げたり下げたりしながら、体温を計ったり、おむつや服を替えたり、食事が食べられるようになったら食べさせたりといったお世話をする必要があります。


子どもは体調が悪いので機嫌も悪く、長時間ぐずったり泣いたりします。体力が回復してくると、今度はベッドの上で暇を持て余した子どもと、病室という密室で過ごさねばいけません。


親も発症したときが大変

親子で発症

他のママさんたちも「子どもの入院だけはもう二度と経験したくない」と口を揃えて言いますが、私の中で子どもの入院が最悪な思い出となっている理由のひとつが、付き添いの自分も発症してしまったこと。


長男の入院中は、私も39度の熱を出してしまいました。しかし、夫も仕事が多忙な時期で、何日も休むわけにはいかなかったのです。久々の高熱は本当につらかったのですが、子どもに付き添っていなければならない上に、入院している総合病院で紹介状なしに私が診察してもらうことはできないとのことで、夫が来てくれた数時間のうちに総合病院の近くの内科に行き、診察と点滴をしてもらいました。


ノロウイルスで入院したときは、私も発症したため、院内感染を防ぐために実質、病室に軟禁状態になりました。シャワーも借りられなかったので、5日間ほどシャワーも浴びませんでした(夫や上の子たちも発症し、夫は上の子たちの様子を自宅で見ていたので、シャワーを浴びたいから帰りたいとは言いませんでした)。


本当は元気な人しか付き添いはできないのですが、他に頼れる人がいなかったのでしかたがなかったのです。


「子どもの入院」で準備するもの

子どもの入院準備品

入院の準備リストは、入院時に病院からもらうのでそれに従いましょう。リストの内容を含め、以下のようなものを準備する必要があります。


<子どもの入院準備品>

・子どもの着替え

・タオル

・オムツ

・お尻ふき

・汚れたものを入れるビニール袋(たくさん)

・箱のテッィシュ

・子どもが食事をするときのスプーンやフォーク、コップ、食事用エプロン

・歯ブラシセット

・入院手続きを記入するために必要な筆記具や印鑑

・母子手帳、健康保険証、乳児医療証明書など

・絵本、おもちゃ(音が出ないもの)


注意点といえば、食事は病院食が出ても、子ども用のスプーンなどカトラリーは自宅から持参しなければいけない場合が多いこと。おもちゃ類が少しあると、子どもが少し元気になってきたときの暇つぶしに重宝します。


「付き添いの親」が必要なもの

子どもの入院時の親の準備品

そして、忘れてはいけないのが付き添いの親の準備品です。これは病院からのリストにはないので、夫婦でどのくらい交代できるかということや、入院予定日数などに合わせて調整する必要があります。親のおおまかな準備品は以下。


<子どもの入院時の親の準備品>

・親の着替え

・歯ブラシセット

・洗顔用品

・病院で付き添い用のシャワーが借りられる場合はシャンプーなど

・親用のタオル

・スリッパ

・スマホと充電器

・簡易食

・子どもが寝ているとき用の文庫本など


私の場合、着替えは親子ともに十分すぎるほど持参しました。子どもが吐いたりして、自分の服も汚すことが多いからです。食事を買いに行けないときにさっと食べられるパンやカロリーメイトなども用意しておくと安心です。


子どもの入院には個室がおすすめ

病院個室

我が家の場合、きょうだいを一人にすることはできないため、長男のときは長女を、次男のときは途中から長女を私と一緒に病院で寝起きさせました。


そのため、病室は個室を選び、ベッドを2つ並べて使わせてもらいました。保険に入っていたので、差額分は出ることがわかっていたからでもあります。


しかし、たとえ差額を自腹で払わなければいけなかったとしても、圧倒的に個室がおすすめです。大部屋の場合、子どもがぐずるたびに、周囲を気遣ってひやひやしないといけないため、付き添いのつらさが何倍にも膨れ上がります。


あいた時間は私も多少なり仕事をしなければいけなかったので、個室ならパソコンを持ち込んで作業することもできました(心身の負担であまりできませんでしたが……)。


まずは落ち着いて対処しよう

ママも仕事をしていると、付き添いの間の仕事の調整などもしなければいけません。子どもの入院という事態を防ぐためにも、日頃から子どもの体調管理に気をつけたいところですが、こればかりはどうしようもない場合もあります。できるだけ落ち着いて対処できるよう、心構えだけでもしておけるといいですね。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#49】子どもはお腹の中にいたときのことを覚えているって本当?

・【#50】断捨離は妊娠中がおすすめ!巣作り本能(?)を活用しよう

・【#51】100倍泣いて100倍笑う。親になってよかったこと

・【#52】「出産したら2年はまともに寝られない」って本当?

・【#53】「子どもが夜泣きしても夫は起きない」理由って?

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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