妊婦掃除

断捨離は妊娠中がおすすめ!巣作り本能(?)を活用しよう【#50】

  • 更新日:2019/11/13

妊娠後期になると、突然、家を掃除したい気持ちに駆られることがあります。そういうときは、思い切って断捨離をするチャンス。ぜひ活用して、気持ちいい部屋で赤ちゃんを迎えましょう。


妊娠中には家を整えたくなる

片付け

普段、掃除はルンバ任せのズボラな私ですが、3回の出産で3度とも、妊娠中に「あっ、掃除しなきゃ」という衝動に駆られる経験をしました。動物が出産前に巣の準備をするのと同じ「巣作り本能」とでもいいましょうか、別に困ることはないのでお医者さんに相談したわけではありませんが、私だけでなく、似たような衝動に駆られる妊婦さんは多いようです(ただ、特に感じなかったというママさんもいるので、人それぞれではあります)。


「いつ何時、お産が来るかわからない」と思うと、積極的に外出の予定を入れるより、家にこもって作業したいという気持ちが強かったことも影響しているかもしれません。物置部屋やクローゼット、引き出しの中、引っ越しのときに開けずに放っておいた段ボールなど、普段は後回しにしていた場所の片付けをせっせと続けました。


これが、出産後、とても役に立ったのです。


産後はまとまった片付けなんて不可能

出産

片付けたい場所があっても、「妊娠中はゆったりして、産後にやればいいや」という考えはリスキーです。新生児のうちは寝ている時間も多い赤ちゃんですが、出産による体のダメージや夜間の頻回授乳、慣れない赤ちゃんのお世話で、片付けしようなんて気はまったく起きません。そして、赤ちゃんが(*)ずりばいでもはじめようものなら、物置部屋で何に触り、口に入れられてしまうかわからないので、必然的に片付けは後回し。その後、赤ちゃんがつかまり立ちをしたり、ヨロヨロと危なっかしく歩き出したりすれば、もう目を離すことはできません。


赤ちゃんの寝る場所や、お世話の道具の置き場所を確保するといった基本的なことは、出産前に済ませておきましょう。さらに、体調次第ではありますが、おすすめなのがこの機会を利用した断捨離です。

(*)ずりばい:ハイハイの前段階で、腕や足を使い体を引きずるようにして這うこと


赤ちゃんとの新生活にいる?いらない?

断捨離って、やりたい、やりたいと思いつつ、なかなか思い切ってできないという人も多いのではないでしょうか。「赤ちゃんを迎える」という一大イベントは、そのきっかけとしてこれ以上ないほど理想的。しかも、これからは独身または夫婦だけの生活におさらばして、赤ちゃん中心の生活にガラリと変わるわけです。それなら、断捨離で捨てるモノ・残すモノの選抜基準はシンプル。「赤ちゃんとの新生活にいるか、いらないか」です。


危ないものは迷わず処分

子供部屋

ガラスなど赤ちゃんが触って割れてしまったら危ないもので、それほど気に入っていない置物や写真立てなどは迷わず処分しましょう。洋服なら、繊細な素材のスカートや胸元に赤ちゃんに触ってほしくない鋭角な飾りのついたもの、洗濯が難しいニットなどは、少なくとも数年はお預けになることを考えて、先々どうしても着たい質やデザインの物なのかを見極めましょう。アクセサリーも同様です。赤ちゃんが産まれると、ティッシュケースやごみ箱、マガジンラックなど床置きのものはすべて上へ、上へと移動せざるを得なくなるので、今のうちに余分なものは廃棄するか、棚の上など赤ちゃんの手の届かないところで置く場所を確保しましょう。


現在使っていない毛足の長いカーペットなども、子どもがいるといつの間にかお菓子のカスなどが入り込んでしまって掃除が大変なので、出す機会がなくなります。本や雑誌も、子どもが産まれるとなかなかゆっくり読むひまがないので、すでに読んだものであれば処分対象です。旦那さんのものであれば、小さい子どもにはあまり見せたくないヤクザものなどの暴力的なゲームソフト、もう何年も見ていないようなホラー映画のDVDなどもすぐに取り出せる場所から移動させるか、こだわりが無いようなら処分してもいいかもしれません。


趣味のものは切り捨てる必要はない

女性スポーツ

ただ、赤ちゃんが産まれるからといって、自分の趣味をすべて処分する必要はありません。何年も使っていないスポーツの道具(うちならバドミントンのラケットなど)は、子どもが少し大きくなってから「やりたい!」と言われて引っ張り出す可能性があるので、スペースに余裕があれば残しておきましょう。子どもと一緒に楽しめそうな漫画やアニメのDVD、人生の節目に読み返すほど大切にしている愛読書なども同様です。赤ちゃん中心の生活に変えるとしても、あまり自分の世界をないがしろにしすぎると、きっと後悔する日が訪れます。赤ちゃんを旦那さんに見ていてもらえる間や、少なくても数年のうちにこっそりでも再び楽しめそうなものは残しておきましょう。


妊娠中の断捨離は体調を配慮した中後期以降がおすすめ

妊婦

私の場合、妊娠中のお掃除衝動は妊娠後期に感じました。周りのママさんでもそういう人が多いようですが、妊娠中の断捨離は、安定期以降に、あくまでも体調を考慮した上で行いましょう。本など多少でも重いものを扱う断捨離は、旦那さんにも手伝ってもらうなど、絶対に無理は禁物です。心配なら、かかりつけの産婦人科医にひと言、事前に相談してみてもいいかもしれません。私の担当の先生は、日中の過ごし方をはじめ、軽いウォーキングをしてもいいかどうかなど、こちら聞けばなんでも気軽に相談にのってくれましたよ。


妊娠後期のほうが、赤ちゃんが産まれることにより強い実感があり、断捨離が進みやすいということも。お腹の赤ちゃんの胎動を感じながら、「これ、いるかねぇ」なんて相談しながら片づけをしても楽しいと思います。


気持ちいい部屋で赤ちゃんを迎えよう

赤ちゃんのいる生活

余計なものがないと、手抜きでも掃除がしやすくなります。赤ちゃんが産まれて余裕のない中、自分にとって掃除しやすい環境にしておくというのもポイント。うちの場合、毎日掃除機をかけるのは面倒だけど、赤ちゃんのために最低限の清潔さは保ちたいので、掃除機をルンバに任せられるよう、ソファやテレビボードなどの家具も下にルンバが入れる高さに統一しました。カウンターなどの上にも、子どもが触って落とすとまずいようなオブジェの類は一切ありません。土をぶちまけられる危険のある観葉植物もなし。物置部屋やクローゼットでも、子どもが侵入して触られると困るようなものは床置きせず、衣装ケースなどに入れて高い位置に置くなどしています。


子どもが産まれてからの生活をイメージして、あれこれと考えを巡らせるのも楽しいものですよ。


▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#45】いつか妊娠したいなら、独身時代からやっておきたいこと【#45】

・【#46】「妊娠した」っていつ伝える?職場や親族、友人それぞれにベストなタイミング

・【#47】「妊活中です」の正しい伝え方。職場や親族、友人間で気まずくならないために

・【#48】妊活中・妊娠中の義実家との上手なつきあい方

・【#49】子どもはお腹の中にいたときのことを覚えているって本当?

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・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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