先輩と後輩

20代女子は、バブルを経験した女性の話を聞くと学びがある

  • 更新日:2019/10/29

20~25歳の女性から話を聞くと「男性がデートでリードすべき」「デートでは男がおごるべき」といった価値観を、アラサーと比べて強く持っていることがわかります。


国の調査でも18~29歳で「子供ができたら職業をやめ,大きくなったら再び職業をもつ方がよい」と答える比率が上がっていていたりと、30~40代に比べて保守的なトレンドが出ています。


その理由はおそらく親がバブル世代なことも挙げられるでしょう。子どもは親を好きでも嫌いでも影響を受けるものです。それに、仕事の「やってられない感」もあります。就職して、給料も低いのに管理職にさせられて。“残業ばかり増えて結婚もできない……そんな暮らしをするくらいなら、腰かけで何年か働いて結婚したい“ストレスフルな管理職の待遇を見て、そう思うのは当然です。


無理にアラサーのお説教を聞き入れなくていい

女性お説教

この「できれば専業主婦がいい。管理職になる前に子どもを産んで辞めたい」価値観を30~40代前半の女性に話すと、99%お説教されます。この世代は不景気のどん詰まりを経験してきましたから、専業主婦になって夫がリストラされたらどうするの? と、とっさに言ってしまうわけです。


かといって、その説教をしてくるアラサーが楽しく働いていそうかというと、そうでもないですよね。むしろ職場で疲弊してボロボロになっていることも多々。その姿を見て「同じ道を歩みたい!」とは思えない方が自然です。むしろ、余計なお世話! と、イラついて当然。


それよりも、似た価値観を持つ45~55歳くらいの先輩に相談しましょう。きっと分かってくれます。そのうえで「実際はどんな人生がありうるか」を経験談と共に教えてくれます。


親以外のバブル世代から話を聞こう

中年女性

ある50代の女性は、以前こう言っていました。


――私は当時にしては珍しく働く女で、おかげでまあ、初の部長職とか言われて今は持ち上げてもらって。でも、やっぱり子どもが欲しかったって、今更になって思うのね。家に帰ってもひとりで、それが寂しくってバーに通っちゃったりなんかしてね……。


逆に、専業主婦を選んだ47歳の女性はこう語ります。


――看護師の資格を持ってるんですよ。だけど仕事辞めて、子育てに専念して。最近、年金のもらえる額を計算したらびっくりよ。全然もらえないの。ただ、今から復帰しようにもブランクが長すぎて……。せめて子どもが小学校に入った段階で、なんで復職しなかったんだろうって思っちゃった。


こんな風に、45~55歳の女性の経験談はこれから仕事より家庭に注力したい女性にとって、学びのある体験談が多くなります。バブル世代からは「仕事を辞めるなら辞めるで、いつ復職すべきか」「働き続けるなら、どういうリスクがあるか」をリアルに聞けます。


ただし、結婚を含めたキャリアプランを親へ相談するのは控えておきましょう。親は願望込みで話してしまうので、「本当は働きたかった」と思っているお母さまなら専業主婦のデメリットばかり語るでしょうし、逆にあなたに楽をさせたいからと、とにかく結婚を推してくるかもしれないからです。


バランスの取れたアドバイスが欲しいなら、ぜひ親以外のメンターをバブル世代から手に入れてください。選ぶ道が専業主婦でもバリキャリでも、あるいはその間でも……すべての道には喜びと後悔があります。あらかじめ全ルートを先輩のたどった道から比較して選べるのは、今の20代が持っている特権なのですから。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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