プチ依存

スマホ・お酒・ダメ恋愛・買い物…プチ依存を脱するための方法とは?

  • 更新日:2019/09/04

「スマホをトイレやお風呂まで持ち込んでしまう」

「寝る前の一杯がやめられない」

「ダメな恋愛から抜け出せない」

「これ以上の出費はヤバイとは思うけれど買い物欲が止まらない」

など、「やめたいと思っているけど、やめられない」ことがある方は多いでしょう。

こういった場合、「プチ依存状態」に陥ってしまっているかもしれません。


今回は、イラストレーターの汐街コナさんと精神科医で依存症専門クリニックの院長である大石雅之さんによるコミックエッセイ『ずっとやめたかったこと、こうしてやめられました。』を参考に、「やめたいけどやめられないプチ依存状態」を脱するためのヒントをご紹介していきます!


プチ依存症を脱するための第一歩は、「依存状態に気がつく」こと

何かに依存しているとき、「自分の意思が弱いからやめられない、でも、同じような人はたくさんいるし、大した問題じゃないよね」と考えがちです。

ですが、本書によると、依存症とは、「自分で自分をコントロールできなくなる脳の病気であり、自分の意思だけでは歯止めがきかなくなる状態」だと指摘しています。

そういった意思の力だけでやめることが難しいことをやめるための第一歩は、「依存していることに気がつく」ことです。


「自分で気づく」というのは、依存症治療の第一歩です。もう少し詳しく言えば「自分で依存していることに気づいてやめよう」と思えることが第一歩です。依存症というのは「否認の病気」と言われているくらい、自分で「依存している」と気づいて認めるのが難しい病気です。(P.50)


本格的に依存してしまったあと、依存を認め、やめることはとても困難です。ですから、プチ依存してしまっている今から、「自分は依存し始めているかも」と認識し、歯止めをかけるために動き出すことが大切なのです。


パワハラ上司・毒親・モラハラ彼氏彼女に依存していると気がつく方法は?

自分にとって悪影響がある人間関係から離れられない、という人間関係の依存は、閉じられた関係のなかで洗脳状態になってしまうことが多いため、気がつくことが難しい依存のひとつです。

ここでは、パワハラ上司・毒親・モラハラ彼氏彼女を見分ける3つのポイントをご紹介します。(P.173-175参照)


★1コントロールしてこようとする

暴力や不機嫌になること、脅し、などの行為を通じて、行動をコントロールしてこようとする相手は危険です。


★2二重洗脳してこようとする

「アメとムチ」「優しさと恐怖」を使って洗脳してこようとする場合は要注意です。具体的には「暴言を吐いた後に、褒める上司」「DVをした後に泣いて優しくふるまう彼氏」などが挙げられます。


★3外部との関係を遮断しようとする

「異性の連絡先を削除させ束縛してくる彼氏や夫」「プライベート時間を与えず、おかしい状況だと気がつかせないようにしている企業」などは、パワハラ・モラハラの可能性があります。


上記の3つのポイントを満たしている人が身近にいる場合、「悪影響のある人間関係に依存しているかも」と疑ってみる必要があるでしょう。


依存状態に気がついたら、「依存行動や動機を細かく分けて」認識する

SNS依存

「自分は依存し始めているかも」と認識できたら、次のステップに進みます。


次のステップは、すぐにできる認知行動療法(脳に働きかける治療法。自分の物事に対するとらえ方を理解し、自分にとってよくないものを変えていく方法)を取り入れてみる、というものです。

具体的には、「自分の行動を細かく分ける。その上で、自分にとってよくない行動は何かを認識し、ひとつずつ変えていく」という方法が挙げられます。


たとえば、スマホに依存している場合、スマホを使って何を見ているのかを細かく分けて考えましょう。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター、ネットサーフィンなどを見ている時間が長かったことが分かった場合、「まずはフェイスブックをやめよう」などと決め、実行します。そうすると「あれ、フェイスブックをやめても問題なく生活できる。やめられた! よし、ほかもやめてみよう」というポジティブな循環が生まれるのです。


また、行動だけでなく、「依存してしまう動機」についても分けて考えてみましょう。


たとえばお酒を飲む動機が「好きだから」なのか「嫌なことが忘れられるから」なのか。この両方が当てはまる場合は危険です。(略)嫌なことを忘れるためにお酒を飲み続けると、酔いが覚めると嫌なことに向き合わなくてはならなくなり、それが怖いためにまた飲んでしまうのです。ネットの場合は単純に「情報収拾のため」なのか、「現実で嫌なことがあるからネットの世界で発散する」なのかで、依存の危険度は変わってきます。(P.119)


動機を突き止め、依存の危険度が高いと分かった場合は、「誰でもしていること」と軽視せず、早急に問題と向き合う必要があるでしょう。


プチ依存を脱するために、まずはプチ依存に気づこう!

プチ依存に気づく

やめたいのにやめられない行動や人間関係がある場合は、まずは、自分がプチ依存状態になっていることを自覚しましょう。


気がつくことは、状況改善への第一歩です。


『ずっとやめたかったこと、こうしてやめられました。』では、様々なプチ依存状態を脱した人の実例が多数掲載されています。コミックエッセイ形式でさらっと読めるので、気になった方は手にとってみてはいかがでしょうか。



今回ご紹介した本

『ずっとやめたかったこと、こうしてやめられました。』

著者:汐街 コナ

監修者:大石 雅之

出版社:サンマーク出版



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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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