妊娠に驚く女性

「妊娠に気づいた日」どんなだった?ママたちにアンケート<後編>【#40】

  • 更新日:2019/09/02

突然のつわりで気づいたり、長い妊活の末、ひとりの時間にひっそりと気づいたり。オリジナリティあふれる、ママたちの「妊娠に気づいた日」のドラマを引き続き紹介します!


忘れられない感動を経験

妊娠に気付いた日

前回に引き続き、もう一人、授かり婚をしたDさんの話です。若くして結婚したDさんは、旦那さんと10年間、妊活をしても授かりませんでした。そして、お互いに長く悩んだ末、離婚。38歳で、結婚を前提に新しい彼とおつきあいを始めました。


離婚を経験し、もう同じことを繰り返したくないと思っていたDさんは、相手の男性に「妊娠できたら結婚しよう」と言いました。もし妊娠できなかったら、もう結婚はせずに独身を貫こうと思っていたそうです。


Dさんの妊活はなかなか実らず、傍で見ていた私も心配になるほど、半年、1年と時だけが過ぎていきました。しかし、およそ1年半後、Dさんはめでたく授かりました。妊娠検査薬でそのことに気づいたとき、元旦那さんとの会話、そして離婚、今の彼との出会いなど、いろんな記憶が蘇り、すべてを知る彼氏さんと、抱き合って喜び合ったそうです。


そして2人は結婚。お子さんはなんと双子で、賑やかで楽しそうな家庭を築いています。


遅いハネムーンで妊娠が判明

ハネムーン

フランス人のFさん夫婦が、結婚して4年目のこと。デザイナーとして独立し、夫婦で事務所を切り盛りするFさん夫婦は、それまでお互いに忙しく、また形に興味がなかったため、結婚式も新婚旅行もしていませんでした。


子どもはほしいと思っていましたが、授かることはなく、半ばあきらめていたそうです。そんなある日、バカンスが取れることになり、夫婦で日本に旅行することに。日本には2人とも関心があり、結婚前からいつか行きたいと話していたことから「遅いハネムーンだよ」と言っていました。


そして2人は、「原爆が落ちた歴史を持つ地を観ておきたい」と、広島へ。原爆ドームを訪れた後、海中の鳥居で有名な厳島神社のある宮島に宿泊し、海に浮かぶ夜の神社や、波間にたゆたう月の風景に、2人とも心から感動したそうです。


Fさんが貧血や胸のむかつきなどの体調不良を覚え、妊娠に気づいたのは翌日のこと。胸の内から湧き上がるような、静かな喜びに包まれたそうです。当然ながら、実際に授かったのはもう少し前になりますが、「僕らは宮島で子どもを授かったと思ってるんだ」と話してくれました。


「妊娠の前兆」がまったくない場合も

不安な女性

鋭意妊活中というわけでもなく、突然の吐き気にも襲われなかった場合、なかなか妊娠に気づかないこともあります。私もそうでしたが、よく耳にする「嘔吐」や「眠気」、「胸の張り」、「匂いに敏感になる」などの妊娠の兆候を、ひとつも経験しないで妊娠発覚に至るケースもあるのです。


もともと生理不順で持病もあったEさんは、結婚したものの、妊娠は期待していなかったそう。旦那さんと2人、趣味の登山やバドミントンを楽しむ日々を送っていて、あるときふと「そういえば前に生理が来たの、いつだっけ?」と思ったそうです。


念のため妊娠検査薬を使い、陽性反応が出たとき、最初に感じたのは「不安」だったとのこと。実のお姉さんが産後うつに苦しむのを間近で見ていたため、自分に育児ができるだろうかと心配になったのです。


子どもを授かると、人は変わる

喜ぶ夫

Eさんの不安は、旦那さんが「子どもはどっちでもいい」という考えだったからでもありました。旦那さんは普段から子ども好きという感じでもなかったし、子どもに興味があるようにも見えなかったそうです。


ところがその日、旦那さんに妊娠を伝えたところ、「え、本当!?やったじゃん!」とすごく喜んでくれたそう。それは、Eさんの知らない旦那さんの一面でした。Eさんは、子どもがいないときに「もし子どもがいたら」と考えるのと、実際に自分の子どもができたときとでは、人の感じ方はこんなにも違うのだな、と思ったとのこと。同時に、旦那さんをそれまで以上に好きになったそうです。


Eさんはその後、2人目を出産し、立派なママさんとなっています。


「不安」も愛情のうち

「妊娠に気づいた日」がどんなものであったにせよ、当人にとっては人生の転機といえる瞬間。そこには、さまざまな思いが込められたドラマがあります。

妊娠に気づいて、最初に生まれた感情が「不安」や「心配」だったとしても、それは子どもを授かったのなら大切に育てようという気持ちがあればこそ。それも立派な愛情ではないかなと思います。


さて、あなたの「妊娠に気づいた日」は、どんな物語になるでしょうか?すでに出産を経験した人は、懐かしく思い出してみてくださいね。



▼連載を1話から読む

・【#1】焼肉を食べると陣痛が来る!?3人出産してアノ迷信はどうだったか検証

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・【#35】育児が少しラクになる?!「育ててわかった男子の生態」

・【#36】ママが思う「子なし・独身女性」との壁<前編>

・【#37】ママが思う「子なし・独身女性」との壁<後編>

・【#38】妊活中の私が「妊娠に気づいた日」のこと

・【#39】「妊娠に気づいた日」どんなだった?ママたちにアンケート<前編>

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・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

・【女たちのネット詐欺事件簿 #1】ネットオークションの落とし穴

  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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