妊娠検査薬

「妊娠に気づいた日」どんなだった?ママたちにアンケート<前編>【#39】

  • 更新日:2019/08/26

妊娠・出産が人それぞれであるように、「妊娠に気づいた日」の受け止め方やシチュエーションもまさに十人十色。ママさんたちにインタビューした内容をご紹介します。


ドラマでよく見る「つわりで気づく」パターン

つわり

ドラマなどでは、ヒロインがトイレに駆け込み、洗面台で水を流しながら「まさか……妊娠!?」とハッとするシーンが定番ですよね。独身でも、既婚でも、妊娠することを考えていたわけではない場合、体調不良でもないのに突然の吐き気に襲われたら驚くでしょう。


これをリアルに体験する人もやはりいます。Aさんは当時独身で、彼氏のことは好きだったけれど、まだつきあって日も浅いし、結婚も妊娠も想定してはいなかったとのこと。それまでの人生で、「元気なのに唐突に嘔吐する」などという経験がなかっただけに、「あれ?」と思ったそうです。

そのときちょうど彼氏も部屋にいて、Aさんが「なんか、吐いちゃった」と軽く言うと、「え?」と真顔に。彼の顔を見て、Aさんも初めて「妊娠」というワードに思い当たり、無言で顔を見合わせたそう。

なんとなく気まずい思いを抱えつつ、その日は深追いせず、後日、妊娠検査薬を使ってみたら陽性に。その間、Aさんは「そんなわけない」と思いつつ、胸が張ってくるなどの変化を感じていたそうです。


最初に妊娠に気づいた日のことを振り返ると、その瞬間に感じたのは「喜び」よりも「困惑」だったとのこと。しかしその後、怒涛の勢いで将来を決め、妊娠したという事実を受け入れられるようになると、じわじわと喜びを感じるようになったとのこと。Aさんと旦那さんは、今もお子さんと3人で幸せに暮らしています。


SNSで見かける「妊娠検査薬陽性」

妊娠検査薬陽性

結婚し、妊娠を望んでいた場合、つわりで初めて気づくという人は少ないかもしれません。生理予定日を過ぎたら、きっちり妊娠検査薬で確認するからです。


Bさんもそのひとりで、妊活を始めてからの数年というもの、毎回チェックしていたそうです。当然、妊娠検査薬を使うのも慣れたもの。ただ、フリーランスで仕事をしているBさんが検査薬を使うのは、だいたい朝、旦那さんの出社後、一通り家事を終えてひと息つく頃。妊娠検査薬に尿をかけ、周囲を汚さないように気をつけつつ、一時トイレの床に置いて判定を待っていたので、旦那さんが間違って踏んだりしないよう、ひとりの時間を選んでいたそうです。


その日もいつものように検査薬を使うと、なんと陽性のラインが!!……しかし、ちょっと薄かったそうです。検査薬の箱に書いてある例と見比べながら、「え、これ妊娠?!だよね??ちょっと待って、うれしいんだけど、喜んで大丈夫??」と、ひとりでプチパニックに陥ったそう。旦那さんに言いたいけど仕事中だし、メールで「陽性かもしれないけどちょっと線が薄いみたい、でも検索すると薄くても可能性高そう」などと説明するのも何だし……。とはいえ、数年越しの待ちに待った瞬間に、自宅でひとり悶々としているのがちょっと残念に思ったそう。


そんなBさんだからこそ、芸能人が妊娠検査薬の陽性反応をSNSに上げる気持ちがわかるといいます。批判もありますが、「今すぐ誰かに伝えたい、共有したい!」という思い、確かに理解できますよね。


尊敬のひと言!大人の「婚前妊活」

婚前妊活

授かり婚を非難する声が高かったのは、もはや過去のこと。いまだにすべての授かり婚を「順番が違う」と切り捨てる人は、浅はかとしか言えません。


39歳で運命の相手に出会ったCさんは、「この人だ」と思いつつ、結婚を決める前に妊活を始めることを相手の男性に提案しました。相手の男性が、「結婚したら子どもがほしい」と思っていることを知っていたし、結婚してみて、妊活をして授からなかった場合、次の相手を探す時間などお互いにないからです。


その話を聞いたとき、私を含め友人のほとんどは反対しました。「授からなかったとき、結婚はしないって相手に言われてもいいってこと?」「もし授かっても、そのときになって万が一、相手に逃げられたらどうするの?」と言い合って、なんとか先に結婚を決めてほしいと願いました。Cさんカップルの挑戦が無謀で、なんだかドライな方法に思えたからです。そのときすでに育児中だった私は内心、「結婚して、無事に育てられる環境だと安心していないと、授かるものも授からないんじゃない?」なんて、生意気なことも思っていました。


しかし、Cさんは数カ月後、めでたく妊娠。それから両家の挨拶を済ませて、結婚、出産しました。当然、お互いの両親にも、結婚と妊娠を同時に伝えたそうです。そんなCさんを見て、私は「すごいな、たくましいな!大人だな」と心から尊敬したものです。


妊娠検査薬で妊娠に気づいた日、Cさんは笑顔の裏に隠していたさまざまな思いから解放されて、静かに涙を流したそうです。


妹に相談して検査

姉妹

ちなみに私の実姉は、まだ結婚する前の24歳の頃、妹の私とこたつに入りながら「実は生理が来てないんだよね」と相談してきました。姉の彼氏も知っていた私は、「え、すぐ検査してみなよ」と言い、すでに妊娠検査薬を購入していた姉が緊張しながら検査しました。


「陽性だった」「え~!!!」という姉妹の衝撃の会話は、その場に居合わせた私にとっても忘れられない思い出です(笑)。まだ若く、妊娠や出産について知識もない私たちは、「次はどうしたらいいの」「今すぐ病院に行ったほうがいいの?」「その前に彼に報告じゃない?先にお母さんに相談する?」とあたふたしました。そのとき宿った子は、すでに大学生。いつか、その日ことを姪に話してみるのも面白いかな、と思いました。


後編に続きます!



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・【#36】ママが思う「子なし・独身女性」との壁<前編>

・【#37】ママが思う「子なし・独身女性」との壁<後編>

・【#38】妊活中の私が「妊娠に気づいた日」のこと

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・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

・【女たちのネット詐欺事件簿 #1】ネットオークションの落とし穴

  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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