30代の転職

30代になってもやりたいことが見つけられない人の転職って、どうすればいいの?

  • 更新日:2019/07/17

「30代になってもやりたいことが見つからない私ってダメなのかなぁ」実はこんな悩みを抱えている人は多いんです。

そして、やりたいことがわからないと悩む人が転職したいと思うと、こんなことを考えてしまいます。

「転職はやりたいことが見つかってからじゃなきゃダメだよね」


すると、転職したいのに、やりたいことが見つからない自分にイライラしたり、焦ったりしてしまいます。これは苦しいですよね。

そこで今回はやりたいことが見つからない30代の転職はどうすればいいのかをご紹介します。


「やりたいこと=好きなこと」という思い込み

好きな仕事

自分のやりたいと思えることを仕事にしたい。こう思う人は多いですよね。

自分のやりたいことを仕事にするのは、キャリアの選択としては1つの正解です。なぜなら、これが実現できれば、仕事が楽しく、満足感が高まるからです。

でも、やりたいことを仕事にしたいと思っている人の多くが囚われてしまう思い込みがあります。それは、「やりたいこと=好きなこと」です。


「やりたいこと=好きなこと」はある意味では正しいです。好きなことを「やりたい!」と感じるのは自然なことだからです。でも、人がやりたいと思えることというのは、「好きなこと」だけではないのです!

それにもかかわらず、「やりたいこと=好きなこと」という思い込みに囚われると、こんな人たちは苦しむことになります。

・自分の好きなことがわからない

・自分の好きなことを仕事にするのは難しい

・好きなことを仕事にする方法がわからない


こうなると、出口のない迷路に迷い込んでしまいます。30代になってもやりたいことが見つからないと悩んでいる人の多くは、この状態になっています。

では、「やりたいと思えること」というのは、好きなこと以外に何があるのでしょうか?それは、次の2つです。

①強み(得意なこと)を活かせること

②自分の価値観に合っていること


それぞれを見ていきましょう。


①強み(得意なこと)を活かせること

自分の強み・得意なことを仕事にすると、他の人よりもうまくできます。そうなると、人から感謝され、必要とされることが多くなります。

人は自分の能力や強みが発揮できていると実感できると、やりがいを感じて満足感が高まります。つまり、強み(得意なこと)を活かせることも「やりたいこと」になっていくのです。


②自分の価値観に合っていること

自分の価値観(大切にしていること)に合っている仕事をすると、人は満足感が高まります。

例えば、

・自分が大切に思っていることを実現できる仕事

・自分が望む労働条件で働くことができる仕事

・自分がしたい働き方ができる職場

など


人は誰でも価値観(大切にしていること)を持っていて、それを満たすことに喜びを感じます。つまり、自分の価値観に合っていることも「やりたいこと」になっていくのです。


まとめると、やりたいことがわからないと思っている人は、好きなことだけでなく、自分の強みと価値観を知るとやりたいことがわかるようになります。好きなことの呪縛にとらわれず、強みと価値観に目を向けてみましょう!


では、自分の強みと価値観はどうやって知ればいいのでしょうか?それをご紹介します。


自分の「強み」を知る

得意な仕事

「強み」と言われると「そんなもの私にはないし……」となる人もいます。なぜそうなるかというと、「強み」を大げさに捉えているからです。

強みというのは、他の誰にも負けない特別に優秀な能力だと考えがちです。もちろん、それも強みですが、そんなものを持っている人はごく稀です。


そうではなくて、他の人よりも少しだけ優れているものがあれば、それはあなたの強みなんです。

・他の人よりも少しだけ多く経験していること

・他の人よりも少しだけうまくできること

・他の人よりも少しだけ多く知識を持っていること


こんなことを今までの仕事の経験を振り返って、書き出してみてください。なるべく多く、できれば20個以上は書き出してみましょう!

これができたら、次は人から褒められた経験も思い出してみてください。

・あなたは〇〇が上手だね

・あなたに〇〇を任せると安心だわ

・〇〇はあなたの良いところだよね


どんな小さなことでも構いません。これも間違いなくあなたの強みです。


これでもなかなか強みが出てこない場合は次のことをやってみてください。

①自分の弱み・苦手なことを書き出す

②次に書き出した自分の弱み・苦手なことの隣に「でも」と書く

③「でも」に続く文章を考えて書きだす。


例えばこんな感じです。

・書類の作成は苦手 でも プレゼンは得意

・人と話すのは苦手 でも 人を説得する文章は書ける

・数字は苦手    でも アイデアを考えることは自信がある


そうすると、不思議なことに「でも」の後にあなたの強み(得意なこと)が出てきます。人はネガティブな面には目がいくのですが、ポジティブな面には気づきにくいという特徴があります。ぜひ、やってみてください!


自分の価値観を知る

自分の価値観

自分の働く上での価値観(大切にしたいこと)を次の5つの視点で書き出してみましょう。

①仕事の内容(〇〇をする仕事など)

②労働条件(給料、労働時間など)

③職場の環境(オフィスの場所、従業員数、会社規模など)

④職場の人間関係(親密orドライ、チームで仕事or個人で仕事、など)

⑤働き方(定時勤務、フレックス、フリーランスなど)


自分の理想で構わないので、たくさん書き出してみましょう。できれば50個ぐらい書き出してみます。


次に、転職したい理由=現在の仕事・会社への不満であれば、その不満を解消する条件を書き出します。

例えば、

残業が多い ⇒ 残業が少ない

給料が安い ⇒ 給料はいくら以上ほしい

雇用が不安定 ⇒ 正社員の仕事

など


これらを書き出したら、最後に優先順位を付けます。譲れない価値観を1位から順位をつけて並べて、働く上で絶対に譲れない価値観と妥協できる部分のラインがどこなのかを明確にします。


まとめ

転職で悩む女性

30代になってもやりたいことが見つけられない場合の転職って、どうすればいいの?こんな悩みを抱えている人は、「やりたいこと=好きなこと」の思い込みに囚われている可能性が高いです。

もし、そうであれば「好きなこと迷子」から脱して、自分の強み(得意なこと)と価値観(大切にしたいこと)に目を向けましょう。


特に30代の転職で求められるのは、即戦力です。「何ができるのか?」が問われます。なので、自分の強み(得意なこと)から転職を考えることをお勧めします!


そして、自分の強み(得意なこと)を発揮できる仕事、自分の譲れない価値観(大切にしたいこと)を実現できる会社を探します。

その仕事がきっと、あなたの「やりたい仕事」になるはずです!



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  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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