プレゼン

「結局、何が言いたいの?」と言われなくなる「伝える力」を磨く方法

  • 更新日:2019/06/19

社会人になったら、企画の提案やプレゼン、上司や部下へのホウレンソウなど、様々な場面で「自分の頭で考えて、伝える」必要が出てきます。


ですが、

「いいアイデアが思いつかない」

「話が長くなってしまって、要点をうまく伝えられない」

「語彙力がないから、表面的な説明に終始してしまう」

など、伝える力に自信が持てない方も多いのではないでしょうか?


今回は、ひきたよしあきさん著『博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』を参考に、すぐに実践できる、伝える力を磨く方法をご紹介していきます。


「伝える力」を磨くためのワーク1:形容詞をやめてみる

「やばい」は、とても便利なことばです。ご飯が美味しくても、思わぬ出来事に遭遇しても、遅刻しそうになっても、「やばい」のひとことで表現できてしまいます。同じく「かわいい」も汎用性の高い言葉です。ただし、こういった形容詞に頼ってばかりいては、物事の本質を見失うことになる、と著者は指摘しています。


何がどう「やばい」のか、なぜ「かわいい」と思ったのか、を考えることなく、なんとなく、で済ましてしまったら、人に自分の気持ちや考えを伝えることは難しくなってしまいます。そこで、著者が推奨しているのが、「できるだけ形容詞を使わずに表現してみる」という訓練です。


どうやって形容詞以外の言葉を思いつくか。そのコツは3つある。

1、感覚、味覚、資格、触覚などの五感を使って表現する

たとえば、(略)ホラー映画を観に行ったとする。「おもしろい」「やばい」とつい言いたくなる。そこをグッと我慢して、「鳥肌が立った」「髪の毛が逆立つかと思った」「ちびりそうになった」など自分の身体感覚で表す。

2、「一緒に映画を観ていた彼女は、ずっと目をつぶっていた」みたいに、自分以外の人の様子を交えて表現する。

3、「私が過去に観た映画の中でも3本の指に入る怖さ」と、自分の過去や思い出の中から探してくる。(P.36-36)


こういった訓練を積むことで、自然に、伝えるために必須の「自分の頭で考える力」が身につくといいます。


「伝える力」を磨くためのワーク2:人の頭で考えて、視野を広げる

会議

自分の頭で考えることができたら、次に大切なのは、人の頭で考えるという視点を持つことです。

「あの人だったらこう考えるだろう」という視点を持つことで、「独りよがりな考え」から抜け出し、ものを多角的に見ることができるようになります。


「伝える力」を磨くためのワーク3:「今はこれだけ話す」としばりをかけてみる

話す内容

著者いわく「話がうまい人は、制約条件の設定がうまい」そう。逆に、話が伝わりにくい人というのは、様々な論点をごっちゃに詰め込んで話してしまう人です。


「話していると、次第に自分でも、何を伝えたいのか分からなくなってくる」というタイプの伝え下手な方は、まずは、「今はこれだけ話す」という制約を設けて、ポイントをしぼって話してみましょう。


「伝える力」を磨くためのワーク4:伝える人をひとり決め、詳細にイメージする

考える女性

大人数を相手にしたプレゼンや企画書、一斉送信のメルマガ、ウェブ上に公開する記事などは、一対一のコミュニケーションとは違い、「聞き手・読み手がどんな人で、何を求めているのか」が想定しにくい、という問題があります。そうなると、伝えようとする内容もぼやけてしまいがちです。


しっかりとターゲットに届くメッセージを練るためには、頭の中でありありとターゲットを思い描く必要があります。


伝える人を詳細にイメージする方法

まず、名前をつけてみよう。性別と年齢を決めてみよう。(略)家族構成はどうなっているだろう。職業は何をしている人か。居住地はどこだ。年収はいくらくらいだろう。趣味もしっかり考えてほしい。今の関心事はどんなことだろう。抱えている悩みは何か。不安なことは何か。どんな不平不満を言っているだろう。夢はなんだ。目標はなんだろう。憧れているライフスタイルも考えてみよう。(P.110-111)


さいごに。「伝える力」は訓練次第で磨かれる!

伝える力

「自分の頭で考える癖をつけること」「人の頭で考え、多角的な視野を持つこと」「しばりをもうけて端的に話すこと」「伝える人を詳細にイメージすること」は、伝える力を磨くために役立ちます。


伝える力は、日常の心がけや訓練次第で、磨くことができるのです。『博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』では、様々な伝える力を磨くための25個のメソッドが紹介されています。気になった方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。



今回ご紹介した本

『博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』

著者:ひきた よしあき

出版社:大和出版




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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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