きょうだい

下の子を産むなら●歳差が理想?家族計画を考えよう【#29】

  • 更新日:2019/08/06

「子どもはいつか、2人くらいほしいかな」と漠然と考えているあなた。実は、育児は子どもの人数だけでなく、きょうだいの年齢差によっても天と地くらい違うものになります。

どのように違うのか、私自身の経験と周囲のママさんたちの声を合わせてご紹介します。


今どき夫婦に結構多い「2歳差」

4人家族

1人目を出産したとき、産院で一緒になった経産婦のママさんが「下の子を産むなら、2歳差がちょうどいいよね」と言っていたのが印象的でした。確かに、周りを見ても最近は2歳差、2学年差のご家庭が増えているのかな、という気がします。私が子どもの頃は3歳差が多かったように思いますが、結婚や出産の平均年齢が上がり、「2人目を産むなら高齢になりすぎないうちに」と考えるご夫婦が増えたことも影響しているのかもしれません。


ちなみに我が家は、1人目と2人目が1歳8カ月差、2人目と3人目が2歳4カ月差。1人目と末っ子が早生まれのため、学年でいうといずれも2学年差です。1人目を出産したのが35歳なので、できれば3人、40歳までに出産できたらと思い、2学年差で計画しました。


「2歳差」きょうだいはケンカするほど仲がいい相棒

きょうだい喧嘩

5歳と3歳という2歳差の長男と長女はとても仲良し。できることや興味が近いので、いつも2人で楽しそうに遊んでいます。ただその分、どちらも譲らなかったり、張り合ったりするので、しょっちゅうケンカになります。お互いに「もう嫌い!遊ばない!」と言い、言ったそばから面白いことを見つけて一緒に笑い転げたりすることもしばしば。ケンカがヒートアップしたときに仲裁はしますが、2人の世界があるので、基本的には母の私は微笑ましく見ています。


2人は相棒であり、ライバルであり、大好きな仲間同士。一人っ子のご家庭のように母親が子どもにつきっきりで遊んであげるのではなく、2人が遊んでいるのをソファに座って見ていればいいのでラクだな、と思います。


まさに体力勝負。てんやわんやの「2歳差」育児

母子

2歳差のネックは、子どもたちが少し成長するまで「赤ちゃん2人」の状態になること。我が家の場合、言葉もおぼつかない、イヤイヤ期まっさかりの長男を抱えて新生児の長女のお世話をするのはかなり大変でした。特に、お風呂の時間はてんやわんや。3人で入浴し、長男の体を拭いて、さっと服を着せようと思っても走って行ってしまうし、当然、長女は赤ちゃんなので目が離せないしで、母の私は毎日、裸で叫びながら子を追いかけていました(子ども3人を入浴させている今もそんなに変わりませんが)。


双子育児はもっと大変なのだと思いますが、それでも2歳差育児は、体力勝負の目も回る日々になることを覚悟しておく必要があるでしょう。ただ、どちらかが甘えていると必ずもう一人も「ママ、ママ」と甘えて来るため、“赤ちゃんにまみれる”という幸せに癒されます。


上の子が戦力に。昔から安定の「3歳差」

姉妹

私自身は、3歳上の姉と2人姉妹でした。その頃は、周りにも3歳差が多かったような気がします。これはもう、安定感がありますね。実家には、生後5カ月くらいで首が座った赤ちゃんの私を抱っこしている姉の写真があります。「1姫2太郎」とはよく言ったもので、上の子が女の子なら最高。上の子が小さいお母さんとして下の子の面倒を見てくれるのです。それには、3歳くらい離れているのがベストかなという気がします。


近所にも3歳上のお姉ちゃんと弟の姉弟がいるのですが、ママは「すごくラクよ」と言っています。料理中など下の子を見ていられないときもお姉ちゃんが見ていてくれるし、お風呂も下の子を洗っているとき、お姉ちゃんは自分で自分の体を洗って拭いてくれるし。毎日バタバタしない分、子ども一人一人をよく見ていられるのでは、という気もします。


3歳差だと年齢の差がはっきりとあるので、「相棒」という感じではなく、上下関係が明確に現れます。でも、ママ友の3歳差の兄弟を見ていると、ボール遊びや虫取りなどで一緒に遊ぶことに支障はないようです。我が家の2歳4カ月差の長女と次男を見ても、長女はやっぱり大きいなと思います。赤ちゃん2人という感じではなく、赤ちゃんと幼児。でもその分、上の子が張り切って下の子の面倒を見てくれようとして、穏やかに遊べるようです。


サポート必須の「1歳差」とゆとりの「4歳差以上」

きょうだい

双子や1歳差の場合、2歳差きょうだいの親密度と育児のてんやわんや度が倍増します。双子を出産した友人は、里帰り出産をして、旦那さんのいる自宅に戻れたのは産後7カ月たってからでした。「毎日余裕がなさすぎて、夜に旦那のサポートがあったとしても、日中ワンオペじゃ絶対に無理」と思ったからだそうです。


反対に、4歳差以上の子を持つ人は、口を揃えて「上の子が見てくれるからラクよ~」と言います。上の子が下の子に叩かれたりしても、まったく痛くないのでケンカになることもありません。ただ、興味や関心が離れてしまうので「外で一緒に遊んだりはあまりないかな」という声も。成長すればまた違いますが、小さいうちは下の子と遊ぶのはお母さんがメインになり、「一人っ子が2人みたいな感覚」と言っているママもいました。


我が家の場合も、5歳の長男が1歳の次男を猫かわいがりしているので、ケンカになることはありません。2歳差の妹にはあんなに強情な長男が、次男相手だとすぐに折れて譲ります。


年の差が近いと小さい頃の育児がすぐに終わる

双子育児

年齢差の大きいきょうだいを育てているママさんは、ラクな反面、「幼児の育児がいつまでも終わらない」という悩みもあるようです。中学生以降の反抗期も大変ではありますが、育児で手が離せなくてかかりきりになる大変さは、なんといっても子どもが小さいうち。「上の子と下の子を合わせて幼稚園に6年間通った」とか、さらに「小学校に10年以上通うことになる……」と嘆く声もあります。


一方、年の差が近いと、「2人とも赤ちゃん」時代は大変ですが、てんやわんやしているうちに、あっという間に子ども2人の幼児時代が終わります。子どもが小さいうちは育児に専念して、少し成長してから本格的に仕事をしたいと考えているママも、タイミングをつかみやすいのではないでしょうか。


2人目妊活は家族の準備が整ったときに

「ふむふむ、じゃあ私は●歳差で子どもを産もう」と思っても、なかなかそうはいかないのが現実。ただ、なんとなくでもイメージを持っておけば、逆算していくつまでには結婚しよう、いついつから妊活を始めよう、というライフプランが立てやすいかもしれません。


また、2人目の出産を考えるなら、ママだけでなくパパや上の子など家族の心の準備が整っているのが理想。家族とイメージを共有しながら、ベストなタイミングを検討してくださいね。



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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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