エンタメ

ユングの分析心理学で考察!ルパンと峰不二子の「大人の関係」

「ルパンと峰不二子の大人っぽい関係に憧れる。ってか、峰不二子になりたい!」というアラサー女性は、意外と多いのでは?

敵か味方かわからない、セクシーでミステリアスなイイ女……女性から見ても魅力的ですよね。


心理学の大家、カール・グスタフ・ユングの分析心理学を用いると、峰不二子は実に興味深いキャラクターであることが分かります。

彼女のように、男性と付かず離れず「大人のお付き合い」をする方法をご紹介しましょう。


ヒーロー物語には“峰不二子”が不可欠

峰不二子のような、敵か味方かわからないミステリアスなキャラクターは、『ルパン三世』以外の物語でも、多々登場しています。主人公が悪と戦って成長していくヒーロー物語には、欠かせない存在だからです。

なぜ、欠かせないかというと、優れたヒーロー物語は、神話を原型に作られており、その登場人物は7つのキャラクターに分類できる、というユング心理学の概念があるからです。

この概念を「アーキタイプ(元型)・キャラクター」といいます。


ルパンシリーズの代表作『ルパン三世 カリオストロの城』の登場人物を、アーキタイプ・キャラクターで分類すると、おおむね以下になります。



●ルパン=英雄。困難に立ち向かい、成長していく主人公。


●次元=賢者。主人公に武器や知恵を授ける。


●五右衛門=いたずら者。時に混乱をもたらすが、物語に味をもたせる。


●銭形警部=門番。主人公に困難を与えて試す。


●クラリス=使者。主人公が旅立つきっかけを与える人、またはできごと。


●伯爵=影。主人公が立ち向かう最大の敵。


●峰不二子=変化者。敵か味方かわからない正体不明の者。物語中で何かしら変化する。


こうして並べてみると、峰不二子だけがやはり謎です。

彼女の心理的役割を、さらに掘り下げてみましょう。


アクションと色仕掛けの融合が肝

峰不二子=変化者は、心理学の概念「アニムス」と「アニマ」の力を表現したもの。

アニムスとは、女性の無意識に潜む男性的な要素であり、アニマとは、男性の無意識に潜む女性的な要素。

男性も女性も、社会に承認されるために、男らしいとか女らしいという仮面をつけて生活しています。そのストレスを解消し、心のバランスを保つために、人はアニムスやアニマを持つのです。

また、ひとは中年期になると、アニムスとアニマの統合が進み、その両方を受け入れるようになり、自己実現に近づくと考えられています。


つまり、峰不二子は、ルパンに対して女性的な面、男性的な面の両方を示し、それを受け入れさせることで、人間としての成長をうながすキャラクターなのです。

男まさりのアクションをしたかと思えば、色じかけに転じてみたりする峰不二子。その極端な二面性が、ルパンを成長させ、困難に打ち勝たせるのです。


峰不二子的アプローチで男性との信頼関係を築く

アラサーともなれば、人間関係も多様化し「人として好きだけど、恋人にはしたくないタイプ」の男性も現れてくることでしょう。そんな男性に対しては、迷わず峰不二子的なアプローチをすることをおすすめします。


峰不二子的なアプローチをするのは、それほど難しくありません。

彼の前で、男っぽく振る舞ったり、女性っぽく振る舞ったりを、意識して行えばいいのです。アニムスとアニマの統合において大切なのは、それを意識化することと、ユングも主張しています。


峰不二子的なアプローチを続けるうちに、彼はあなたを異性ではなく、ひとりの人間として認識し、信頼関係を築けることでしょう。


大人のイイ女を目指すあなた。

ひととして尊敬できる男性をみつけたら、峰不二子のように、二面性のある接し方をしてみてはいかがでしょうか。

いつまでも冷めることのない、“大人のイイ関係”が続くかもしれませんよ。


Gow!Magazine TOPへ

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ