人生崖っぷち母ちゃん

子どもの「ユーチューバーになりたい」夢はダメですか…!?

  • 更新日:2019/05/28
» 連載を1話から読む マンガ

GWの連休中は、いつも以上にユーチューブにお世話になったお子さんも多いのではないでしょうか?突然ですが、子育て中のママに質問です。


もしお子さんに、ユーチューバーになりたい!将来の夢がユーチューバー♫と言われたらどう思いますか?

子どもらしい夢で微笑ましい、ぜひ応援してあげたい!というポジティブな気持ちでしょうか?それとも、収入が不安定。ネットのリスクを考えると応援できないといったネガティブな気持ちでしょうか?


子どもが叶えたい夢は親として応援してあげたいものですが、「ユーチューバーは素直に応援できない」と思う親の方が多いのではないでしょうか?

今やユーチューバーは日本の小学生のなりたい職業ランキング3位にはいるほど、男女ともに人気の職業です。

私の息子も甥っ子もYouTubeに毎日くぎ付けです。

つい先日、こんな出来事がありました。


「ユーチューバーになりたい」夢は隠さないとダメ?

幼稚園で描いた「将来のなりたい夢」の絵を甥っ子(6歳)が私に見せてくれました。消防車とオレンジの制服を着た消防士の姿が描かれた絵。

とても子どもらしい夢ですが、私はなんなく違和感がありました。今まで一度も甥っ子から消防士になりたいという話を私は聞いたことがなかったからです。

「シー君の夢は消防士だったんだね」とたずねると


……あのね、内緒だよ…。

本当はユーチューバーになりたいけど、先生にダメって言われたんだよ。


!!!!!!(ダメ?????)


甥っ子にとって、消防士はユーチューバーの次になりたい職業でもなく、先生に納得してもらえたから描いた。ただそれだけでした。


幼稚園の先生の発言に対する違和感

甥っ子の話によると、親子参観日で展示される絵だったので、(昔ながらの)子どもらしい将来の夢にするよう描き直しをお願いされたそうです。

ユーチューバー=子どもになって欲しくない職業

大人が自分たちの都合で、「本心」とは違う絵を描かされることに私は違和感を持ちました。

本来は子どもが主役であるべきイベントが大人のためのイベントになってしまっていることにも私は非常に残念な気持ちになりました。


ユーチューバーは立派な職業

世間では、なにかと風当たりの強い職業ですが、私はユーチューバーは立派な職業として尊敬しています。


私がユーチューバーを尊敬する理由

・動画制作は簡単ではない

映像制作を一度でもトライした方はご理解いただけると思いますが、動画制作は結構大変です。動画作成から配信までにかかる時間は、10分程度の動画でも何時間もかかる場合があります。

ユーチューバーにかかわらず、ウェブデザイナー・プログラマー・イラストレーターといったなど、PCを使って制作物を産み出す職業は一人前になるまでに最低でも数年はかかります。


・「ユーチューバー=自分のしたいことだけをして稼ぐ」ではない

自分が観てほしい映像と視聴者が観たい映像は得てして一致しないものです。ユーチューバーは会社員とは違い、毎月固定のお給料をもらえません。そのため、ごはんが食べられるくらい稼ぐには、常に市場を研究していく必要があります。

技術力、マーケティング力、ITスキル、継続力。

この4つがズバ抜けて高くなければ、専業でごはんを食べる続けることは難しい高度な職業です。


「動画をアップしたい」と言われたら?私ならこう対処する

ユーチューバー・チャンネルを開設して、動画をアップしたい!もし子どもに言われたら、みなさんはどうしますか?私なら息子にやってみるよう促します。

※ただし条件つきに限る←ここが大事


社会経験が浅い子どもが新しいことはじめるには、親の補助が必要になります。自転車にはじめて乗るときは補助輪が必要。料理をはじめるとき、包丁と火は親が側について、まずはやらせてみることが大切。

ユーチューブも親の補助がないまま子どもに好き勝手やらせると危険がともないますが、親のサポート次第でネットについて学ぶいい機会となるでしょう。


ネット上に顔をさらすことの危険性について教える

私はエッセイ漫画家として、自分の生活を切り売りして生活をしています。ネット上に個をさらけ出すことのデメリットは今まで何度か体感してきました。


・顔出しについて思うこと

個人情報をアップすることはもちろんのこと、顔出しについては社会人になるまでは反対です。

ネガティブなコメントを受けた際にスルーするスキルとメンタル力がないうちは、顔出しはすべきではないと私は考えています。ある程度の知名度が上がるとデジタルタトゥーは消せません。


ユーチューバーを疑似体験をさせてみる

幕張にある仕事体験パーク「カンドゥー」では、ユーチューバー体験ができます。撮影から動画まで自分で体験ができ、動画は専用チャンネルの限定公開されます。

・カンドゥー

ユーチューバーは息子が一番好きなお仕事です。

好きなお仕事

子どもの夢は否定せず、叶える方法を一緒に考える存在でありたい

ユーチューバーに限らず、安定性や聞き慣れない職業の場合は手放しで応援できないこともあるかもしれません。

まずは否定せず、子どもがどうしてなりたいか是非聞いてみましょう。そして叶えるためにはどうすればいいか、一緒にワクワク楽しみがら考えてみてください。


子どもの頃にはなかった職業がユーチューバーをはじめ、IT業界を中心に次々に生まれています。子どもと同じ目線で会話するには、親もいろいろな情報にアンテナを張っていくことが大切です。


変化のスピードが激しくなっている今、ママパパは大変です(汗)。

激動の時代をともに試行錯誤しながら生き抜きましょう!



▷▷連載を1話から読む

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#16『「バツイチ、子持ち」は婚活市場において不利!?』


#17『ワンオペ育児の救世主「中国ルンバ」家電レポート』


#18『「二人目が欲しい」その想い、本当は誰のため?』


#19『子鉄にはたまらない!?一泊2500円から泊まれる寝台列車の旅』


#20『子どもが言うことを聞かない時はどうすればいい?年代別で見る最終手段に今さらながら後悔』



▼赤星ポテ子さんの作品はコチラ!▼




  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag