東香名子

コンビニ感覚で夢を叶える!東香名子流・女の生き方【インタビュー前編】

  • 更新日:2020/03/07

30代は仕事にプライベートにと、女性にとって様々な変化を体験する世代です。仕事についても「このままでいいのかな」と立ち止まったり、迷ったりすることが多い時期でしょう。


今回は、コラムニストでWebメディアコンサルタントの東香名子さんをお招きして、女性のキャリアの築き方についてお伺いします。東さんは2018年12月に2冊目の著作となる『100倍クリックされる 超Webライティング バズる単語300』(パルコ出版)をリリースされたばかり。


長年の夢・書籍出版という夢を叶えた東さん流・女の生き方とは?

東香名子さん プロフィール

1983年生まれ。東洋大学大学院修了。外資系企業、編集プロダクション、女性サイト編集長を経て現在フリー。編集長時代、アクセス数を月1万から650万PVまで押し上げ、女性サイトの一時代を築いた。趣味は鉄道一人旅。英語、ドイツ語が堪能。著書に『100倍クリックされる 超Webライティング』シリーズがある。


「書く仕事がしたい」という気持ちが捨てきれず悶絶

―東さんは、大学院で英語学を研究されていたんですよね。なぜライターの仕事をするようになったのでしょうか?

私が大学院に在学しているとき、ちょうどmixiという日記や写真を友達と共有できるSNSが流行っていたんです。そこで書いた日記が友達から「面白いね」「文章力あるね」って言われることが多くて、半ば調子にのって「書く仕事っていいかも!」と思い始めたのがきっかけです。


―それで、卒業後はライターの道に?

大学院時代から、編集プロダクションでバイトして、卒業後はそのまま正社員になりました。在籍していたのは1年半ほどでしたが、本当にハードな生活でした。終電まで働いたり、帰れないなんてことがあったりして。書く仕事は好きだけど、このままじゃだめだ。もっと女の子らしい、人間らしい生活がしたい!と思い、転職することにしました(笑)。


転職先に選んだのは、好きな英語が生かせる外資系金融の受付です。そこでは4年間働いていたのですが、やっぱり「書く仕事をしたい」っていう気持ちは常にあって。受付の仕事をしながら空いた時間に出版社に勤める友人のお手伝いをしたりしていました。

そしたらやっぱりバイトの方が楽しくなってきてしまったので、会社を辞めることを決めて、2011年に「東京独女スタイル(現DOKUJO)」の編集者兼ライターになりました。


意外なタイミングで「本を出す」という夢が叶った

東香名子

―東さんが「東京独女スタイル(現DOKUJO)」の編集長に就任して、1万ほどだったPV(ページビュー:何回ページが見られたかという指標)を650万PVにしたのは有名な話ですよね。

当時、編集経験のあるスタッフが少なかったので、テコ入れしがいがありました。キャッチーなタイトルをつけて、記事をクリックしてもらえるよう工夫したんです。その経験が『100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60』を出版するきっかけになっています。PVを増やす方法のセミナーを開催したときに、編集者の方に声をかけていただいて、出版が決まりました。本を出す夢を忘れていたタイミングだったので、なんとなく意外でした。


「コンビニに行くくらいの感覚」で夢は叶えられる

―『100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60』は重版もかかって売れ行きは絶好調ですね。書籍を出したい、という気持ちは昔からあったのでしょうか?

大学生のころから、いつか本を出したいという気持ちがありました。でもいざ出してみると、もちろん凄く嬉しかったんですけど、こんなものか、という気持ちも出てきました。本を出すという夢が叶っても、それで満足、とはいかなくて、「今度は鉄道関連の本も出してみたい」「もっと平積みされるようになりたい」とか次の夢がすぐに出てきました(笑)。


小学生の頃って「20歳」と聞くと、ものすごく「大人のお姉さん」ってイメージがなかったですか? でも実際ハタチになってみたら、「あ、こんなものか」って。私にとっては、書籍発売というひとつの夢を叶えた経験もそれに似ていました。

東香名子

夢を叶えることってある種、ちょっと怖いことだと感じている人もいると思います。「この夢を叶えちゃったらどうなるんだろう。知りたいけど知りたくないような」とか。それで結局、現状維持を選んでしまう女性も多いと思うんですけど、でもそれはちょっともったいないかな。


夢なんて、叶えてもすぐ次の夢がどうせホイホイ出てきますよ。もはや、コンビニにでもいく感覚で、気軽に夢への一歩を踏み出しちゃっていいと思うんです。たとえば、目標に近づくために本を一冊買ってみるとか。小さい一歩の積み重ねでしか、大きな目標は達成できない。だからこそ、意気込む必要はなくて「ちょっとやってみよっかな」っていう軽さでいいと思うんです。


「やりたいことがない」という人でも、「ちょっとやってみよっかな」の精神でいろんなことに手を出してみてほしい。案外「これだッ」っていうものが見つかるはずです。


»インタビュー後半に続く




  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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