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映画『私の人生なのに』主演・知英さん公開直前インタビュー【前編】

「私の人生なのに」知英さんインタビュー

 突如、脊髄梗塞という難病に侵され下半身不随になってしまった瑞穂の再生を描く青春映画『私の人生なのに』。ヒロイン・瑞穂には昨秋放映されたドラマ『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』で一人七役を演じ切り話題を集めた知英さん。心から瑞穂を支援する幼馴染のストリートシンガー・淳之介にはドラマ『仮面ライダードライブ』、舞台『すべては四月のために』などで幅広い役をこなす若手実力派・稲葉友さんがそれぞれ扮しています。前篇ではヒロインの知英さんに本作の撮影エピソードを語ってもらいました。


周囲の人の大切さを改めて実感した

──原作小説は読まれたと思いますが、いかがでしたか。

知英:「目が覚めたら突然“障害者”になっていて、自分だけがもう立つことも歩くことも出来ないという現実に直面し絶望する瑞穂の気持ちは、正直なところ100パーセントは理解できませんでした。でも役を演じていくうちに、家族もそうですがマネージャーさんや周りの人の大切さというのはすごく感じました。同時に、私も音楽をやっているので音楽の持つ力のすごさに改めて感動しました」

私の人生なのに劇中

──演じられた瑞穂はどんな女性だと思いましたか。

知英:「意志が強くて、家族のことをとても大切にする、そして物事をハッキリと言う女性ですね。実は原桂之介監督は脚本を私に充てて書いて下さったらしくて、いまお話したことも含めて、すごく私に似ているところが多いなって(笑)」


──演じる上で心掛けたことや苦労されたことは?

知英:「今回は実際に脊髄梗塞の患者さんにお会いして、お話を聞かせてもらったり、どんな生活を送っているかを見せてもらったりして、役作りに反映しましたね。そういう意味では皆さんの力が無かったら、この瑞穂を演じ切ることはできなかったと思いますね。皆さんに改めて感謝です」


新体操のシーン、実はけっこう大変でした!

私の人生なのに知英独占インタビュー

──劇中では新体操のシーンがありましたね。

知英:「大変でしたよ。私はバレエをやっていますが、全然違って……」


──“KARA”時代にはダンスをされていたから、そこはお手のものだったんじゃないですか。

知英:「そんなことはなかったです。やっぱり上手にリボンを回しながら踊るというのは苦労しましたね。やってみてわかったんですが、体作りからすべてが違うんですよね。しかも瑞穂は新体操の大スターという設定だったので、より完成度が求められるので、表現するに当たってプロの新体操の方から多くの指導を受けましたが、それでもホントに大変でしたね」


──車椅子に乗るシーンがありましたが、実際に乗ってみていかがでしたか。

知英:「先ほどの話にも出てきましたが脊髄梗塞の患者さんからアドバイスを受けて練習をしました。劇中で私が乗っている車椅子は私の体に合わせたものなんです。色も原監督と一緒に選びました。撮影中は現場で車椅子に慣れるために、できるだけ車椅子を使っていました」


映画「私の人生なのに」劇中

──さすが、プロの女優さんですね。ギターでの弾き語りのシーンもありましたが、とても印象的でした。

知英:「コンサートではこれまでありましたが、お芝居の中でというのは今回が初めてでした。知英としてではなく、あくまでも「瑞穂として」どういう気持ちで歌っているのかということを常に考えて演じました」


稲葉さんとは幼馴染のような感じがしました

映画「私の人生なのに」劇中

──本作は全体を通して、カットせずに長い時間カメラを回し続ける“長回し”の技法での撮影が多かったように感じられましたが……。

知英:「そうですね。原監督からはクランクイン前から言われていましたが、実際に演じるとなると大変でしたね(苦笑)。稲葉さんと一緒でのシーンが多かったんですけど、稲葉さんとは今回初めてご一緒させていただいたんですが、ホントに相性が良かったというか。瑞穂と淳之介と同じような幼馴染の感じがして、私もすごく楽に淳之介として受け入れられたし、稲葉さんの前ではずっと瑞穂としていられて、それがすごく自然にできたので、結果的にはそれほど苦労は感じなかったですね」


──印象に残ったシーンはありましたか?

知英:「劇中では瑞穂はすごくネガティブで嫌なことばかり言っているんですが、そんな瑞穂を障害者としてではなく、普通の人として接する淳之介の優しさには瑞穂じゃなくても心が動かされましたし、とても好きでしたね」


>>後半へ続く



プロフィール

知英(じよん)

1994年1月18日、韓国出身。2008年にデビュー後、2014年4月に脱退し、以降は日本を中心にアジア各国で女優として活躍中。ドラマ『民王』、『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』や映画『暗殺教室』、『レオン』などに出演。公開待機作に『殺る女』がある。また“JY”名義でシンガーとしても活躍し、本作の主題歌『涙の理由』も担当している。

映画『私の人生なのに』知英独占インタビュー

映画『私の人生なのに』は7月14日より東京・新宿バルト9ほか全国公開。

配給:プレシディオ

©2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ


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