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30代女子への質問「将来、何になりたいですか?」

女性を幸せにする本

小学生のころは、「将来何になりたい?」ってよく聞かれていたと思います。

学校を卒業し、働き始めると、そんな質問をされることもなくなってきますよね。


『私が32才から始めたこと』の著者、川本佐奈恵さんは、30代のときに「将来、何になる?」と聞かれて人生が一変した女性です。


今回は、30代からでも新しい人生を始めることができるということを、実例をもとにご紹介していきます。


30代の専業主婦が、留学もせずに英会話スクールの経営者になったワケ

川本さんは、30代前半で二人の子供を育てている普通の主婦でした。


専業主婦だった川本さんが、将来について考えるようになったのは、「アメリカの大学の学部長さんを家に泊める」という経験をしたことがきっかけでした。


学部長さんは、「さなえは子供が大きくなったら、何になるんだい?」とこともなげに聞いたのです。


当時、川本さんは、「子供が大きくなったらパートをしようかな」ということぐらいしか考えておらず、また、ほとんど英語が喋れなかったため、ただ「分からない」とだけしか答えることができませんでした。


ですが、その質問を聞いたときから、「私は将来、何ができるのだろうか」と考え始めるようになったといいます。


夫は俗に言うエリートでしたが、仕事のストレスなどから、川本さんに暴力をふるうこともあったため、離婚を意識し始めるようになったのもちょうどそのころでした。


30代で、これまで外で働いた経験もほとんどない女性が、離婚して子供たちを養っていく、というのは相当な覚悟が必要です。


「もう30代だし今更遅い」

「良い学校を出ているわけでもないし」

「普段の生活で忙しいし」


自立を考えるまえに、そういった言い訳が出てきてしまうのが普通でしょう。


川本さんは、ある日、子供の寝顔を見ながら決意したそうです。「すべての言い訳をやめてみよう」と。


女30代、人生はこれからのはず。いい加減、言い訳で楽な道に逃れる生活をやめて、ここらへんで何か頑張ってみるかな。今までしたくてもできなかったことが今ならできるかもしれない。人生を悔いないためにも、一念発起してみるのもいいかもしれない。(P.29)


そう考えた川本さんは、「海外経験もなく、英語力がゼロ」の状態から、英語学習に夢中になり始め、ついには自宅で英会話スクールを開催できるまでになっていったのです。


一歩踏み出せない30代女子への先輩からのエール

一歩踏み出せない女性

川本さんは、32才でNHKのラジオ講座などで英語学習をスタートさせます。「英会話教室は高くて通えないから無理」と諦めるのではなく、自分のできるところからコツコツと勉強を始めたのです。


ある程度英語力がついた後に、自宅のリビングで近所の子供たちに英語を教え始めることになります。


自宅のリビングから始まった英会話教室は評判を呼び、現在では、英会話スクール『English Time!』を設立し、教室も増えていきました。また、英会話スクールだけにとどまらず、講演活動や執筆活動、翻訳、通訳など、活躍の幅を広げていくようになります。


「30代でゼロから始めるなんて無理」だと川本さんが考えていたら、現在の成功はありません。


川本さんは、かつての自分を励ますように、30代になっても「本当にやりたいことを始めてみるべき」だとエールを送っています。


自分は本当は何がしたいの?

どんな自分になりたいの?

幸せな人生の中にいる?

自分の気持ちに正直になってみるのです。

自分の心との声と対話してみましょう。(略)

本当はこれがやりたいんだ! ということが見つかった人はラッキーですね。あとは「でも、私なんて……」と言い始める自分を隅に追いやって、「では、そのために、今の自分には何ができる?」と対話してみればいいのです。(P.36-37)


今から始めても遅くない。比べるのは過去の自分

過去と未来

「これが本当に私が今やりたいことかも」ということが見つかっても、「でも、他の人は10代で始めているし」「今更私がチャレンジしても勝てっこない」という気持ちが出てきてしまうこともあると思います。


そういったときは、他人ではなく、過去の自分をライバルにした方がいい、と川本さんはアドバイスしています。


他人と自分を比べるのではなく、過去の自分と比べる人は上達していきます。自分のありのままの姿をいったん認め、そこからスタートするのです。そうすれば人生は開けます。私は「友達と比べるな、過去の自分と比べなさい。自分が頑張った結果、以前よりもわかるようになったり、できるようになったりしていれば、それはすごいことです。自分を褒めてあげなさい」と教えています。(P.94)


「もうこの年齢だから、始めるには遅すぎる」

そんな風に言い訳していませんか?


始めるのに遅すぎるなんてことはありません。

今日始めたら、明日には、昨日の自分よりも上達しているはずです。


今現在主婦だったり、会社で事務をしていたり、美容師や薬剤師だったりしたとしても、10年後に自分がそのままでいる義務も必要もありません。


あなたは、まだまだ、新しい自分になれるのです。


自分の可能性を自分で制限していくのはもったいない。自分に言い訳さえしなければ、無限の可能性が広がっています。本書は、自分の可能性を広げるのも、狭めるのも、自分しかいない、ということに改めて気づかせてくれました。


あなたは、将来、何になりたいですか?




今回ご紹介した本

『私が32才から始めたこと』

著者:川本 佐奈恵

出版社:明日香出版社



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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