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【辛酸なめ子さん後編】女子よ、マンションを買うなら、まずコレをやれ! 女がひとりで家を買う(仮)#23

辛酸なめこさんインタビュー後編 <<インタビュー前編はこちら

26歳でローンを組んでマンションを購入。そこに4,5年住んだ後、32歳で2軒目の購入を決断した辛酸なめ子さん(43)。今回はそこまでに至った経緯や、マンションを買うときのポイントを、マンション購入を考えているライターの東(34)が聞いてみました。


30代で2軒目を買ったきっかけは

―1軒目を買って間もないのに、2軒目の購入を考えたきっかけはなんでしょうか。


はい、たまたま新築マンションのチラシが入っていたんです。好きな下町エリアだし、モデルルームがおしゃれで買う気が高まってきまして! 他には、厄年だったので清算したかったという理由もありますよ。


―厄年! 確かに厄が落ちそう(笑)。とはいえ、マンションって「一生もの」みたいなイメージがあって、買い替える人はなかなかいないと思うのですが……?


そうですね。1軒目は、自分の必要な広さに足りなかったので。だから探していたんです。


―賃貸は考えなかったのですか?


考えなかったですね。しかも新築だったので、喜びがありました。多分、男の人が「生娘」(きむすめ)と結婚するような感じじゃないでしょうかね!


―生娘!


そうです。自分色に染める、みたいな。床や壁の色を選んだり、収納を足したりするのが楽しいですよ。


―いいですね。今のおうちのこだわりは?


北欧インテリアが好きなんです。カーテンとか、オブジェとか、北欧のもので部屋を飾っています。スタルクなどのデザインが好きですね。


―いいなぁ。好きなように飾る「自分の城」を持つのって、楽しそう。


1軒目は、購入価格の180万円アップで売却!

辛酸なめこさんインタビュー

―ちなみに、1軒目はどうしたのですか?


2軒目を買った後に、売りに出しました。新しい家に入居してから、売りに出した流れです。売れたお金が入ってない時点で、2軒目を買ったということになります。また頭金を積んでローンを組みました。


古い家は、近くに新路線の舎人ライナーが開通したので、買った時より価値が上がり、900万円の値が付きました。


―おお。たしか1軒目のお値段は720万円でしたね。180万円アップの900万円とは。すごい!


ちなみに2軒目もすでにローンを完済してます! お金は計画を立てれば大丈夫。繰り上げ返済を活用するのもポイントですよ。


独身女性がマンションを購入することのメリット&デメリット

―独身女性がマンションを買うメリットはありますか?


精神的に安定を得られること。「自分の居場所ができた~!」と嬉しくなりますよ。フリーランスだと、特に安心すると思います。


―逆に、デメリットはありますか?


男よりマンションに信頼を寄せてしまうこと、でしょうかね。


―男よりも、マンション! 男は裏切っても、マンションは裏切らない……的な。


そうです。マンションに全力で信頼を寄せてしまいます。私は家に愛着があるあまり、人をいれたくない、なんてことも(笑)。


ほか大変なことの一つが、理事会が回ってくることですね。賃貸は大家さんがやってくれるのですが、購入すると持ち回りで回ってきます。月に1度集まって、「建物のこの部分が壊れてる」「自転車置き場、1つ余ってるけど、どうする?」みたいな話し合いをします。とても面倒なので、理事長にならないように祈り続けたりしています(笑)。


―結構大変そうですね。ちなみに世間的に、マンションを買う独身女性って、偏見の目にさらされるというか。「結婚諦めたの?」みたいな。そういうものは感じませんか?


まあ、そういう声も一部にあるみたいですが。世間の声よりも、自分の自立を優先させるべきだと思います。タイプにもよると思いますが、私は一人のほうが落ち着くので。結婚したら「妻の部屋」ってないじゃないですか。実家にも、お母さんの部屋がなくて、なんでだろうと思っていました。私は自分専用のスペースが欲しかったんですよね。


―たしかに。結婚しても部屋がキープできるのっていいですね!


女子よ、マンションを買いたくなったら、まずコレをやれ!

―マンションを買いたくなったら、まずはコレをやれ! みたいなものってありますか。


うーんと、「海を見に行くこと」です!


―え!? 貯金しろとか、そういうことでなく?


はい、海です、海。海を見ることで「不動産運」がアップするらしいです。私も1軒目を売る時、最初は全然売れませんでしたが、「海は不動産運が上がる」なんて噂を聞きつけて、何度か見に行きました。そしたら買い手がつきましたよ。友人でも不動産運上がった人います。海の力、ヤバイ!

海を見にいくと運気があがる

―なるほど。海に行くのがいいのですね!


あとは、不動産屋に行くときの服装にも注意です。フリーランスだと、普段カジュアルな服装が多くないですか? 不動産屋というのは基本、スーツの人しか信用しないんです(笑)。ラフな格好で行ったら「この人、本当に買えるの?」なんて勘ぐられます。だから、スーツを用意しましょう。


また、抽選があるなど、倍率の高い人気物件なら、モデルルームに何回か通うこと。そこで熱意をアピールすると、当選確率があがります!


マンションを買った先輩と話すと、勇気をもらえる!

―フリーランスでマンションを買うなんて、冒険じゃない?と思っていましたが、何度も物件を買っているなめ子さんのお話を聞くと、とても勇気が出ます。


フリーランスには保証がないので、マンションがあると安心です。ローンも、意外と貸してくれるもんですよ。今は金利が安いですしね。東さんも買えるといいですね!


―はい!まずは頭金を積むことから……。本日は貴重なお話、ありがとうございました!

ありがとうございました

お知らせ

辛酸なめ子さんの新著『おしゃ修行』(双葉社) が好評発売中。買っても買っても服が足りない、店員に気を遣って購入、パリピに敗北感……だけど、おしゃれになりたい!奮闘する姿に共感&笑い溢れるファッションエッセイです。


プロフィール

辛酸なめ子/漫画家・コラムニスト。東京都生まれ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著は『辛酸なめ子の世界恋愛文学全集』(祥伝社)『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社)など。



【バックナンバー】女がひとりで家を買う

・【辛酸なめ子さん:前編】26歳で1軒目、32歳で2軒目マンション購入の極意を聞いてみた #22
・金利をナメるな!1%の差でも数百万円多く払う羽目に? #21
・購入を考える前に…逆に「一生賃貸のメリット」を探ってみた #16
・「マンションを買うと結婚できない」はもう古い! #17
・独身で家を買って、結婚することになったらどうする? #18
  • 東 香名子(恋愛コラムニスト)

    ひとり妊活実践者。独身女性の本音に切り込み、これまで1000本以上のコラムを執筆。

    著書に「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」(パルコ出版)。趣味は鉄道。

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