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DV被害者は4人に一人。愛を理由に殴る・避妊をしない奴から逃げろ!

女性を幸せにする本

衝撃的なデータを目にしました。

平成26年度の内閣府の調査(※1)によると、女性の約4人に1人が配偶者から暴力を受けた経験があり、10人に1人は何度も被害を受けているというのです。


また、恋人同士であっても、女性の4人に一人はパートナーから暴力を受けています。


多すぎじゃないですか?


こんなに頻繁に行われている犯罪なのに、周りにDVの被害者・加害者ってあまり見ないですよね。彼女たちは「いつか彼は変わってくれるかも」「愛しているから束縛されているだけ、少しの暴力は仕方がない」と周りに訴えることができない心理状態になっていることがよくあります。


調査でも、被害を受けた女性の4割はどこにも相談もしていないということです。


こんな状態、許されていいはずありません。

今回はDVの実態とDV男にひっかからない&逃れる方法を『デートDV 愛か暴力か、見抜く力があなたを救う』をテキストにご紹介します。


(DVは同性間や女性から男性に対しても行われますが、この記事では数の多い男性から女性への暴力について取り上げます)


DVの4つの種類とは?暴言や避妊の拒否も暴力です

まず、DVとは何か、を押さえておきましょう。

DVとは、家庭内で起こる暴力のことですが、近年は、恋人同士間で起こるデートDVも問題視されています。

DVと聞くと、「殴る蹴る」が一番に思い浮かぶでしょう。そのほかにも、「避妊をしない」「嫌がっているのに性行為を強要する」なんていうのも立派なDVです。


まずはDVの種類について認識しておきましょう。


DVの種類

①身体的暴行

殴ったり蹴ったり、物を投げつけたり、突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴力


②心理的攻撃

人格を否定するような暴言、交友関係や行き先、電話・メールなどを細かく監視した

り、長期間無視するなどの精神的な嫌がらせ、あるいは、自分もしくは自分の家族に危害が加えられるのではないかと恐怖を感じるような脅迫


③経済的圧迫

生活費を渡さない、貯金を勝手に使われる、外で働くことを妨害されるなど


④性的強要

性的な行為を強要される、見たくないポルノ映像等を見せられる、避妊に協力しないなど


(DVの種類については内閣府の資料抜粋)


被害者にならないために。こんな男に要注意

DV男を見分ける

DVは関係性に甘えた犯罪です。


「貯金を勝手に使う」「性的強要をする」といったことが見ず知らずの人の間で行われれば、犯罪だということはすぐに理解できますよね。そういったことは、彼氏・夫になったからと言って許されるはずないのですが、DV加害者たちは「愛しているから」「家族だから」「恋人だから」などといった理屈で犯罪を隠蔽しようとします。


加害者自身、自分が犯罪をしている、DVをしているという自覚がないこともありますから、ある意味、普通の(?)犯罪者よりたちが悪いとも言えます。


DVという犯罪に巻き込まれないために、私達ができることはなんでしょうか?

まずは、DV男を選ばないことが大切です。


著者はDV加害者の特徴として、下記の3つを挙げています。


①異常に嫉妬深い

②支配欲が強く、他者をコントロールしたがる

③男尊女卑の考え方を持っている


この三点のどれかを彼がもっているとしたら、DV加害者の疑いが濃厚だ。

嫉妬は愛情ではまったくなく、執着・支配の感情にすぎない。支配欲が強く、他者をコントロールしたがるのは、彼女を所有物だと思い込む暴力性の表れにほかならない。男は偉い、女は劣っているという考え方は、女性に暴力をふるうことを当然のことと肯定する土壌ともなっている。(P.147-148)


付き合っている段階で①~③の兆候があった場合、一刻も早く逃げ出した方がよいでしょう。


DV被害者になる前に、彼氏・夫がDVの毛があると気が付けたらよいのですが、実際には、気が付かないうちに犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。


次に、自分が被害者となってしまった場合の対策をお伝えします。


DV被害者のあなたへ。勇気を出して助けを求めよう

勇気を出してDV被害を訴える

深刻なDV被害を受けていても、「自分は暴力を受けている」と認識できていない人が多数います。何かのきっかけで「これはDVだった」と気が付いて、そこでやっと助けを求めることができるのです。


まずはDV被害に自覚的になり、次に、第三者や専門の機関に助けを求めましょう。


夫や恋人との関係で「何か違和感がある」「息苦しい」「彼が怖い、逆らえない」こんな思いをもっていたら、どうか迷わずに第三者に相談してほしい。行けるなら、地域の女性センター、男女平等参画センター、福祉事務所など女性の相談員がいるところへ。彼女たちは暴力についての知識がある。

行けそうもなかったら、全国のどこかの窓口に電話して相談しよう。実際に地域外からの相談電話はとても多い。地域で知られては困るからだ。

もしも、危険を感じる暴力であるなら、迷わず警察の生活安全課または都道府県に必ず設置されているDV相談支援センターへ。生活安全課にもDV相談支援センターにもDV専門の相談員がいる。(P.190-191)


女性センター 連絡先一覧


勇気を出してDV被害を訴える

恋人や家族からの暴力は深刻な社会問題です。


「ちょっと怒鳴るくらい男の人なら当然」と思ってしまうなど、「男の人だから仕方がない」と許容してしまったり、「家族間(恋人間)の問題だから大げさにしたくない。恥ずかしい」という想いが先走って、誰にも相談しない・できないケースが多々あります。


ですが、DVは一歩間違うと命を落としかねない犯罪です。

平成26年の調査(※2)では、年間92人の女性が夫からの暴力で命を落としています。DVは犯罪だと認識し、DVに気が付いた時点で一刻も早く加害者から距離をとる必要があります。


「愛しているから暴力をふるう」

そんな考えは間違っています。

暴力をふるうことが愛なら、愛なんて必要ありません。


自分が被害に合っていると感じたら、勇気を出して第三者に助けを求めましょう。



今回ご紹介した本

『デートDV 愛か暴力か、見抜く力があなたを救う』

著者:遠藤 智子

出版社:ベストセラーズ




※1 男女間における暴力に関する調査


※2 男女共同参画白書(配偶者間(内縁を含む)における犯罪(殺人,傷害,暴行)の被害者の男女別割合)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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