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【実践】イライラを一瞬で消す!今すぐできる怒りからの解放

女性を幸せにする本

朝起きて、電車に乗るとき、満員電車でイライラ。

会社について、急ぎの仕事があるのに、新しい仕事をふられてイライラ。

仕事帰り、友達とごはんに行く予定だったのに、メールの返事がこなくてイライラ。


こんな風に日々の生活でイライラしてしまうことってありますよね。

できればこんな怒りの感情からは解放されて気持ち良く日々を過ごしたいもの。


『怒らないこと』の著者、スリランカ上座仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラは、心がけ次第で怒りとは無縁の生活を送ることができる、と説きます。


そもそも人間はなぜ怒る?

そもそも、人間はなぜ怒りを抱くのでしょうか。怒りを抱くと、人は不快な気持ちになります。冷静に考えると、怒ったところでメリットはないわけです。


著者は、「私は正しいはずだ」というエゴが怒りを生み出していると指摘します。


人間というのは、いつでも「私が正しい。相手は間違っている」と思っています。それで怒るのです。「相手が正しい」と思ったら、怒ることはありません。それを覚えておいてください。「私は完全に正しい。完全だ。完璧だ。相手の方が悪いんだ」と思うから怒るのです。(P.32)


自分に対する怒りの場合でも同様です。

例えば、自分で寝坊しておいて、遅刻してしまうことにイライラしてしまう、なんてことありますよね。それは「私は完璧でこんなことするはずないのに!」というエゴがあるから怒ってしまうのです。


怒る人ほど頭が悪い、と知る

イライラを解消する方法

著者は本書で、怒らないことの重要性を繰り返し主張しています。


なぜなら怒ることはその人自身の人間性を壊し、不幸にするからです。


世の中で、怒る人ほど頭の悪い人はいません。

(略)怒っているときの自分の心を観察してみてください。

そのときは智慧も沸いてこないし、明るさもないし、適切な判断もできないでしょう? その状態はもう、人間でも動物でもありません。動物以下です。知識や能力、才能のある普通の人間になりたいなら、けっして怒ってはいけないのです。(P.87)


たしかに、私たちが怒っているとき、それは感情に支配されている状態です。

怒ることは、感情とは反対の知性が失われている状態だといえるでしょう。


怒らない=知性・明るい

怒る=知性の無さ・感情的・暗い

ということです。


「男性がおごってくれない」と怒る女性が怒りを手放すには?

イライラを解消する方法

先ほど、怒る人は心の中で「自分が正しくて完璧なはずなのに!」と考えていることを指摘しました。


ですが実際、完璧な人間はいません。

ですから、「正しくて完璧であるはずだ」「私は○○だから○○すべきだ」といったエゴを捨てることが怒らないための第一歩です。


例えば、「初めてのデートでは男性がおごるべきだ。おごられないのは私に価値を感じていないからだ」と考える女性がいるとします。

そういった女性は、初デートで男性がおごらなかったら、「ありえない!」「ケチ」などといった怒りを覚えてしまいます。また、「私とのデートは楽しくなかったのかな」と思うかもしれません。


ですが、「男性だからおごるべき」というのは、その女性の考え方であって、相手の男性にはまったく関係のないことです。相手には相手の考えがあり、自分が唯一の正しい人間ではないのです。


では、こういったケースで、怒らないためにはどうすればいいのでしょうか?


この女性が我慢して、割り勘のデートを続けるべき、というワケではありません。


短絡的な解決としては、「初デートはおごるのが当然」という男性も存在しますから、彼女はそういった男性を探せばいいのです。初デートでおごられなかったら、「では合わないので、もうデートはしないでおこう」と決めればいい話で、怒る必要はまったくありません。


これで怒りは避けられるでしょう。


より根本的に解決するためには、彼女自身が「私は女だからおごられて当然」というエゴを捨て去ることです。


「女だから」「男だから」「キャリアがあるから」「新人だから」「年上だから」「年下だから」といったエゴは、怒りを産みがちです。


「私は女なのに○○してもらえなかった」「男だから大黒柱になるべきなのに給料が安い」「年上の私に向かって生意気だ」など、エゴが強い人ほど怒りに取り込まれやすい傾向があります。


一瞬で怒りを消す方法

イライラを解消する方法

怒りを生み出さないためにはエゴを捨てる必要がありますが、エゴを捨てることは、日々意識して行っていくべきことであり、一朝一夕にはできません。


ここでは、怒りがわいたときに、一瞬で怒りを消す方法をご紹介します。


「怒るのは、最低で無知な人である」「怒るのは人間性を捨てることだ」ということを理解してください。「怒っている自分には、理解力も合理性も客観性もないのだ」ということを心の底から受け止めてください。それができるようになると、もう怒れません。努力して怒りを抑えこむのではないのです。自分の心の怒りに気づいたら、怒らなくなってしまうのです。ぜひチャレンジしてください。(P.139)


怒りを一瞬で消すためには、「自分の心にある怒りに気づく」ことが必要です。


「あ、これは怒りなんだ」「今自分は怒っている」と認識することができれば、客観性を獲得でき、怒りと自分が同化するがなくなります。一歩引いて観察することで、怒りと距離をおくことができるのです。


「怒り」は人間の不幸そのものです。(略)悔しがったり、「ああ負けた。こん畜生」と思ったりするのは不幸です。ですから、心は常に喜びを感じながら、常に明るく、常に楽しく生活していただきたいのです。短い人生ですから、苦しがったり、悩んだりする必要はありません。心構えしだいで、誰もが幸福に生きられるのですから。

そのためには、我々の不幸をつくり出す「怒り」だけは、決して心の中に入らないようにすることです。(P.202-203)


『怒らないこと』を読んで、「不必要に自分を苦しめているエゴをそぎ落としていくこと」「怒りが沸いたら観察し、一瞬で消すこと」を心がけたいと感じました。

著者の語り口が、論理的かつユーモラスで、読んでいてクスッと笑える箇所が多いので、読み物としても魅力的な一冊です。


「怒りにふりまわされたくない」

「暗い気持ちにならずに、日々明るく楽しく暮らしたい」

と考えている方なら、手に取ってみる価値はあると思います。



今回ご紹介した本

怒らないこと

著者:アルボムッレ・スマナサーラ

出版社:サンガ新書



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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