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格差社会の弊害?虐待、捨て子…日本で消える1000人の子供達


先月、東京・大田区で生まれたばかりの赤ちゃんを置き去りにしたとして、30代の夫婦が逮捕されるという事件がありました。


夫婦はなんと生まれた4人の子どものうち3人を捨て、1人を虐待していたというのです!


信じられないような事件ですが、実はそう珍しいことではありません。


今、捨て子を含め、日本で行方不明の子どもが急増しているというのです。



■行方不明の子ども達が1,000人以上の日本


文部科学省の発表によると、日本でゆくえ不明になった児童(小・中学生)は2010年までは年間300件~400件でしたが、2011年には1,191人と急増!


安全世界一で名高い日本とはとても思えない数字です。


さらにこうした行方不明事件の8割は、東京・大阪・愛知などの都市部で起きているという事実があります。


大阪市東住吉区で2006年に生まれた女の子が生後まもなく行方不明になっており、両親(父53歳・母35歳)が児童手当12万円を不正に受給したとして逮捕された事件がありました。


残念ながら、貧困により子どもを捨て、児童手当を搾取するというケースは子どもの行方不明の原因の大きなひとつとなってしまっています。



■こんなになぜ…子どもが行方不明になる原因


子どもが行方不明になる原因は、親の犯罪行為だけではありません。



・親が借金の取立てから逃げているケース


・DV(多くは父親の暴力行為)により、母親が子どもを連れて逃げ隠れているケース


・宗教施設などで家族ぐるみで暮らすケース


・親の雇用が安定しないため、住居をころころ変え、住民票を写していないケース


・(誘拐などにより)子どもがこつぜんと消えるケース


・子ども自身の家出


など子どもの命が無事なケースも多いのですが、親の事情で学校にも行けないとなると、やはりただことではありません。


この背景にあるのはほとんどが「貧困」。


虐待も、捨て子も、みな突き詰めれば「貧困」問題にたどりついてしまいます。



■予告編さえ直視できない映画「子宮に沈める」


2010年には、鳥肌が立つようなつらく悲しい事件、「大阪2児遺棄事件」が起きてしまいました。


この事件を題材にした映画「子宮に沈める」が、今静かに公開されています。


シングルマザーのホステスが、幼い子どもふたりをマンションに閉じ込め、餓死させるという思い出したくもないこの事件を、なぜ映画化したのでしょうか?


監督の緒方氏は、ニュースサイト「SYNODOS」のインタビュー内で「この事件の母親は決して特殊な人間ではない。こういう状況には誰でもなりうる」というメッセージを投げかけたかったと語っています。


「社会って、母性というものを神話化していると思うんですよね。そして神話化された母性によってお母さんたちが苦しみ、結果的に、幼い命が失われるような事件が引き起こされている気がするんです」


確かに、世の中は「どんな状況下でも母性は絶対的なものである」という前提で成り立っている気がします。


ところが実は、母性は絶対的ではなく、置かれた状況によって増減するものだと、数々の事件は語っているのかもしれません。


母性とは突然生まれるものではなく、「育む」ものなのではないのでしょうか?


将来を背負う子ども達がこれ以上犠牲にならないために、私たちが何をすべきか、一緒に考えてみませんか?



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