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マンガ『聖☆おにいさん』に学ぶ「神系男子」の神秘的魅力


連載開始から圧倒的な支持を受けている青年マンガがある。
その主人公は独特の魅力で女性からも絶大な人気を誇っているのだ。

“時代が求めている真の男性像”そう言い切っても過言ではない、彼らの魅力を紹介しよう。

 

数々の賞も総なめしているベストセラーマンガ

そのマンガとは、『聖☆おにいさん』。(読み方:セイントおにいさん)
講談社「モーニング・ツー」で連載中の青年向けマンガである。

公式サイトによると、
「目覚めた人ブッダ、神の子イエス。
世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。
近所のおばあちゃんのように、細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ」
と、紹介されている。

2007年の連載開始以来多くのファンを獲得し、2011年上半期においてもコミック(第6巻)を94万部売り上げたというベストセラー作品である。
宝島社「このマンガがすごい! 2009」オトコ編1位作品。
2009年、手塚治虫文化賞短編賞受賞。

青年誌連載でありながら、多くの女性に支持されているのも大ヒットの理由である。
女性にウケている理由には、ちょっとした秘密がある。

 

宗教ギャグも取り入れた平和な世界観

主人公であるブッダとは、その名の通り仏の悟りを開いた、あの「ブッダ」という設定。
マンガの中では、しっかり者のツッコミ担当である。

●普段は大人しく温厚だが、4度怒らせると危険(=仏の顔も三度まで)
●家事全般を担当するが、肉料理は基本的に作らない。
●苦行経験のため倹約家で、特売セールや広告などには敏感。
●家電大好き。
●シルクスクリーンが趣味。作中に登場するプリントTシャツもほとんどお手製。
●漫画喫茶で手塚治虫の『ブッダ』(つまり、自分の物語)を読み、感動して全巻衝動買い。
●イエスにもらった漫画家入門セットで、本格的に漫画を描き始め、天界のフリーペーパー「R2000」に「悟れ!! アナンダ!!」を連載。
●動物にやたら好かれていて、困ったときも頼みもしないのに動物が助けに来る。
●座禅を組むと、お年寄りなどから供え物をされる。

そしてイエスとは、もちろんキリスト教の救世主「イエス・キリスト」である。
このマンガでは、ボケ担当として描かれている。

●ノリが良く、天然ボケのところもある。若干、虚弱体質。
●ジョニー・デップに似ていると言われることがあり、本人も意識している。
●笑いの沸点はかなり低い。
●近づくだけで病人が勝手に治る。
●パソコンやネットを嗜む。ハンドルネーム「いえっさ」
●弟子とオンラインゲームを楽しんだり、ブログを書いたり。
●テレビドラマ感想ブログでランキング1位を取る。
●ブッダとのお笑いコンビ「パンチとロン毛」でM-1優勝を目ざしているが、イエスが作るネタは微妙。
●磔刑にされた経験から、スプラッタは苦手。

このように、うっすらと“宗教ギャグ”を取り入れつつも、読者に専門的な知識がなくてもノープロブレム。思わず「クスッ」とか「フッ」と声が漏れてしまう、ゆるい笑いが秀逸。

ハードで刺激的なストーリーが多い昨今の二次元事情において、悪人が出てこないピュアな世界観と、ブッダとイエスのかもしだす癒しオーラが最大の魅力。

互いに相手のことを大好きという設定も、そこはかとないBL的空気を漂わせつつ、女性読者をのほほんと萌えさせているのだ。

 

ブッダとイエスは一見すると草食男子のようだが…

“心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男性”
とは、大阪府立大学の森岡正博教授による「草食系男子の定義」である。

一見すると、このマンガのブッダとイエスもヒョロヒョロとした「草食系男子」と捉えられがちだが、重要な視点が抜けている。彼らはさらにその上をいく「神系男子」なのだ。(まあ、彼らは「系」ではなく「そのもの」なんだけど)

場合によっては“やる気の無い若者”の代名詞のように使われる「草食系」とは、下記のような部分で決定的に違う。

●貧しくてもひょうひょうと乗り越える生活力やポジティブさを秘めている。
●小さなことで楽しんだり喜んだりできる天真爛漫なところがある。
●感謝を忘れず、謙虚で、我慢強い。禁欲的(浮気の心配一切なし)。
●教養豊かで、余裕や品性がある。さらにユーモアも。
●他人を救い、癒しを与えることを使命としているので、包容力無限大。
●黙っていても、マイナスイオンのような心地よいオーラ発散。
●いつのまにか人が集まってくるカリスマな人望。
●でも決して偉そうにしない、超絶やさしさスパイラル。

さすがは「神」! こんな男性がいたら今すぐ崇めてしまうくらい大歓迎である。

 

時代が求めている「神系男子」

ただ優しいだけで優柔不断な草食系男子は、もはやお呼びでない現代社会。
求められているのは、「優しさ・癒し・人徳」が備わった神系男子なのである。

とは言っても、この神系男子は、非常に希少価値があり簡単には見つからないと思うので(神ですから)、とりあえず身近な草食男子に進化してもらうというのも手。

いつの時代も男性はヒーローに憧れる。小さい頃はもちろんのこと、大人になってからもそういった願望をどこかで持ち続けているもの。ブッダやイエスといった神のような存在に近づくことがいかに、男性にとってのステータスになるかを教えてあげよう。

そのためにも、『聖☆おにいさん』を写経する修行を行いブッダとイエスから“神系男子”の真髄を学んでみる必要がある。

そうすれば、大不況であろうが、飢餓であろうが、たくましく人類を導いてくれる“神系男子”を育て上げられるはずだ!

 

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