コロナの現状

6月以降「不要不急の外出をした」は約7割【コロナの現状】

  • 更新日:2020/08/03

 新型コロナウイルスによりライフスタイルがガラリと変わってから約半年経ちましたが、ここに来て再び感染者が増加してきています。しかし、この状況に慣れてしまい、緊急事態宣言が出されていた頃より意識が弱まってきているという方は案外少なくないのではないでしょうか。今回は株式会社ワークポート(以下、ワークポート)が実施した調査から、ウィズコロナの今、働く人たちが抱えるホンネをご紹介します。


外出は「あまりしないほうが良い」と考える人が約半数!

 全国で緊急事態宣言が解除されてからおよそ2ヵ月、飲食店や娯楽施設の営業も再開され感染対策を講じながらの日常生活が戻りつつあります。感染拡大の第二波も懸念される中、新型コロナと共存していかなければならない日常をどのように考えているのか、ワークポートは全国の転職希望者(20代~40代の男女)を対象に「ウィズコロナのいま思うこと」について調査を実施。まず、現在外出に対してどのような考えを持っているか聞いた結果がこちらです。


コロナの現状

「あまり外出しないほうが良いと思う」49.1%、「外出するべきではないと思う」4.8%と、半数以上の人が外出に対して消極的な意向を示している一方で、「問題ない」と考えている人も46.1%いることから、外出することに対するハードルが下がってきている様子がうかがえます。


 また、外出を問題ないと考える理由については、「自分が生活している地域で新規感染者が連日発生していない」、「手洗いうがい、ソーシャルディスタンスの確保といった自衛ができていれば過度に自粛する必要はない」、「経済を活性化させなくてはならない」というような意見が目立ちました。


 対して外出をしないほうが良い、するべきではないと考える理由については、「自分や家族の感染を最大限避けるため」、「新型コロナに対するワクチンや治療法が確立されていないため」などの意見のほか、地方在住の人からも東京の感染者数増加の現状を前にして、外出を避けるべきとする意見が目立ちました。


外出しても問題ないと思う人/外出してもあまり問題ないと思う人

・3密を避け、マスクの着用やアルコール消毒を心がけておけば大丈夫ではないかと思っているため(20代・男性・公務員教育・中国地方在住)

・住んでいる地域は新型コロナ感染者が長い間少ない、あるいはいないため(30代・男性・接客販売・近畿地方在住)

・重症化する人数が減ってきているから(40代・男性・製造・関東地方在住)

・新型コロナとの共存を図らないと経済が回らない(40代・男性・営業・関東地方在住)

・新型コロナを怖がりすぎ(40代・男性・接客販売・近畿地方在住)


あまり外出しないほうが良いと思う人/外出するべきではないと思う人

・新型コロナのワクチンなど治療の確立ができていないので(40代・男性・接客販売・関東地方在住)

・東京で感染が制御されていない以上、東京⇔地方間の移動から感染が拡大する恐れがある(30代・女性・接客販売・北海道在住)

・緊急事態宣言は解除されたといっても感染者数は増え続けているから(20代・女性・クリエイター・九州沖縄地方在住)

・新型コロナの特効薬がないため(30代・男性・管理・関東地方在住)

・新型コロナの感染者が再び増えてきたため(30代・女性・管理・関東地方在住)


6月は約70%が「不要不急の外出をした」と回答

 続いて、6月に入ってから自粛時に「不要不急」と言われていた外出をしているか聞いたところ、「はい」と回答した人が68.6%、「いいえ」と回答した人が31.4%となりました。


コロナの現状 コロナの現状

 先の質問で外出に対し消極的な意向を示していた人の中にも、6月以降に外出をしたという人がいることがわかります。外出をしたという256人に外出の内容を複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「外食」で79.3%、次いで「ショッピング」が51.2%、「長時間(1時間以上)電車に乗った」が32.0%となりました。


 外食や買い物など、これまで必要最低限にしていた日常生活の一部を緩和させた外出が多く、「6月半ばから営業が再開されたアミューズメントパークや映画館に行った」という回答や「旅行に出かけた」という回答は少ないことから、多くの人が6月も遠出や娯楽のための外出は避けて、日常生活の範囲での外出にとどめていたことがうかがえます。


 また、連日20代~30代の若者の新規感染者数増加が報道されていますが、外出に対する考え方についても、6月以降外出したかという質問に対しても、20代・30代・40代の年代による回答の割合に大きな違いは見られず、若者の外出に対する意識が他の年代と異なっているという結果や、若者の外出率だけが高いといった結果は見られなかったようです。


これからの“ニューノーマル”に困っている人は3割強

 新型コロナの感染対策を踏まえたニューノーマル(新しい生活様式)について、困っていることや馴染めないことはあるか聞いたところ、以下のような結果となりました。


コロナの現状

「はい」と回答した人が33.8%、「いいえ」と回答した人が66.2%と、半数以上の人がニューノーマルに不自由を感じることなく過ごしていることがわかります。


 ニューノーマルについて困っていることや馴染めないことの内容については、「マスクの常時着用による負担」、「人とのコミュニケーションの減少」、「テレワークによる業務や費用の負担」を挙げる声が目立ちました。夏のマスク着用による熱中症の危険性も一部報じられていましたが、外出する際は必ずマスクを着用するという生活に負担を感じる人も多いようです。コミュニケーションの不足については、オンライン飲み会といった非対面式のコミュニティが広がっているものの、以前と比べて人と気軽に話す機会が減ったことや、対面ならではの相手との空気感やタイムラグのないスムーズな会話を望む声がみられました。緊急事態宣言解除後も定着しつつあるテレワークについても、職場と自宅の設備の違いや、自宅の仕事環境を整えるための機材の購入や光熱費の増加といった費用の面で負担を感じている人がいることがわかりました。


ニューノーマル(新しい生活様式)で困っていることや馴染めないこと

・マスク着用ありきの生活となっている。野外など外して良いとされていても、ほとんどの人が着用している中で着用しないでいるのは心苦しい(30代・女性・クリエイター・関東地方在住)

・オンラインお茶会や飲み会。タイムラグやタイミングの取りづらさなど、プライベートのコミュニケーションが補完できていない(20代・女性・事務アシスタント・関東地方在住)

・食事に行っても話さない。シェアしない(40代・女性・その他・東北地方在住)

・オフィスではない場所でのプリント・スキャンを含めた業務(30代・男性・クリエイター・関東地方在住)

・WEBでの打ち合わせなどによる思いの伝わりづらさ(30代・男性・企画マーケティング・中部地方在住)

・在宅勤務の場合の光熱費の増加(30代・男性・その他・関東地方在住)



 緊急事態宣言が解除され自粛ムードが徐々に緩和されつつある今ですが、油断は禁物。ウィズコロナを前提とした新しい価値観や生活様式を取り入れ、万全の対策を取りたいですね。


【参考】

株式会社ワークポート

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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