千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』インタビュー

千葉雄大、北川景子への特別な思いを語る 『スマホを落しただけなのに 囚われの殺人鬼』インタビュー【前編】

  • 更新日:2020/02/14

 一昨年公開され大ヒットとなったSNSミステリー映画『スマホを落としただけなのに』。その続編『スマホを落しただけなのに 囚われの殺人鬼』がいよいよ公開! 前作は麻美(北川景子さん)が、恋人・富田(田中圭さん)がスマホをタクシーに置き忘れたことから連続殺人事件に巻き込まれる……という物語でしたが、続編では前作で事件解決に奔走した刑事・加賀谷を主人公に据えて物語は新たな展開に。今回は加賀谷に扮した千葉雄大さんにお話を伺いました。


北川景子さんとはリアル『家売るオンナ』

千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』

──今回は続編で、主人公を務められましたね。

千葉雄大(以下、千葉): 前作は北川景子さんという僕が大尊敬する女優さんが主演で、その方から激励の言葉をいただいて、しかも背中を押していただいて、この作品に臨ませていただいたので、すごく頼もしくもありつつ、身が引き締まる思いでした。


──北川景子さんとはドラマ『家売るオンナ』でも共演されていますね。

千葉: だから、北川さんに見てもらって、面白かったって言ってもらいたいんです(笑)。僕、そんなに先輩とかとお付き合いがある方じゃないんですけど、北川さんには『家売る~』の他にもいくつか共演させてもらっていて、その都度ホントに頼りになるなって(笑)。


──なんだかリアルに『家売る~』での関係みたいだったんですね(笑)。
さて、今回は刑事役でしたが、ハードボイルドな感じとは無縁……と言っては失礼ですが、そんなキャラクターでしたね。

千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』

千葉: どちらかといったら頼もしくない部分もあって、そこは傍から見ると等身大の男性なんですが、過去に色んな確執や事情を抱えていて、ホントは平和に真っ直ぐに生きていくことを望んでいると思うんですよね。メチャクチャ動いている社会の波にもまれた彼がその真ん中に立った時に周りがどう動くかという面白さは、加賀谷が“普通”だからこそあるんじゃないかなって思います。


座長としての周囲への気遣い

千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』

──主演ということに対するプレッシャーは?

千葉: 周りからの「(もっと自覚を)持ってということなんだな」と感じる瞬間はありました。プロデューサーの方からも「嫌だと思うけど、俺は“座長”って呼び続けるから」って言われて、「座長、座長」って先輩俳優の前でも言われて(苦笑)。でも、現場では多くの素敵な先輩が揃って下さっていたので、僕的には引っ張っていきつつも、若干甘えられる部分があれば、みんなで頑張っていけるんだろうなって思っていました。


──自分から、積極的にコミュニケーションを取られたんですか?

千葉: それは無かった……と言ったら嘘になりますけど、みんなが気持ち良くやれていることが一番大事なので、それは常に意識していました。僕自身は「サブ」──この言い方はすごく好きじゃないんですけど(笑)、だからと言って手を抜いたことは一度も無いし、正直立ち位置で変わるということが感覚的には未だ判らないところがあるんです。もちろん、楽しいだけが良いことでもないですし、よく判らないままで“こなす”ようなお芝居をするんじゃなくて、思ったことがあったら、ぶつけられる空気作りをしていきたいな……っていうのは意識していました。


成田凌さんは結構繊細なところがある

千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』

──物語のキーとなる浦野役には成田凌さんが扮していますね。加賀谷と浦野の関係性がどうなっていくのか……というのも見どころのひとつです。

千葉: 成田さんはカッコ付けてやらない、でも100%やり切れちゃうところがあるんですよね。ドロドロの美学っていうのかな(笑)。そういうところが、すごく素敵ですよね。ホントは楽しくないシーンなのに楽しそうに演じていたり。僕も共演シーンでは、引き出してもらったみたいなところがありました。


──“ドロドロの美学”って、確かに成田さんっぽいですね。

千葉雄大『スマホを落としただけなのに2』

千葉: 成田さんって一見、すごく自信に溢れているように見えるけど、実は結構繊細なところがあると思うんです。僕、割と繊細に見られがちなんですけど、メチャクチャ我が強いところがあるので(笑)、そこは愛おしいなとも思えるんです。それと、これは年上の先輩に対してもなんですが、人の懐にスッと入っていけるところがあって、そこはすごく羨ましいなって。今回の現場だと加賀谷の恋人・美乃里を演じた白石麻衣さんとは僕以上に一緒のシーンが無いにも関わらず、喋っていて。それはズルいな、羨ましいなって思うところはありましたね(笑)。撮影に入る前に二人でお酒を呑みに行ったことがありましたけど、ま、楽しい人ですよね。


──いい空気感の中で撮影が出来たが伝わる前編でした。【後編】では共演された白石さんとのエピソードを中心に伺いたいと思います。



>>インタビュー後編へ続く(明日、2月14日20:00頃公開!



プロフィール

千葉雄大(ちば・ゆうだい)1989年3月9日、宮城県生まれ。O型。T173㎝。大学在学中に男性ファッション誌の専属モデルとして活動。2010年、特撮ドラマ『天装戦隊ゴセイジャー』で俳優デビュー。2017年、映画『殿、利息でござる!』で第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞。最新出演作にドラマ『おっさんずラブ‐㏌ the sky‐』、『最後のオンナ』、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』、『決算! 忠臣蔵』などがある。主演ドラマ「いいね!光源氏くん」が4月4日よりNHK総合で放送予定。


ヘアメイク: 堤 紗也香 / スタイリスト 寒河江健


映画『スマホを落しただけなのに 囚われの殺人鬼』は2月21日(金)より全国東宝系にてロードショー



配給:東宝
(C)2020映画「スマホを落しただけなのに2」製作委員会




Writing:鈴木一俊/Photo:川しまゆうこ

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag