『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

11/8 公開★『生理ちゃん』ついに映画化!出演:伊藤沙莉さんインタビュー【前編】

  • 更新日:2019/11/06

 女性たちにツキイチでやってくる“生理”を擬人化し、多くの世の女性たちからは「共感しかない」と大反響を呼んだ人気コミック「生理ちゃん」(作・小山健、ビームコミックス/KADOKAWA刊)がまさかの実写映画化! 今回は原作での「コンビニ店員と生理ちゃん」に登場している山本りほ(原作ではコンビニ店員だが、映画では清掃のバイトをするフリーター)を演じた伊藤沙莉さんに登場していただきます。【前編】では本作の魅力を中心に伺いました。


不器用な恋愛って演っていて面白くて楽しい

『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

──今回演じられた山本りほに一番共感できたところというと。

伊藤沙莉(以下、伊藤): モノゴトをなんでも決めつけちゃうというか、自分の思い込みに縛られているりほちゃんの自信の無さだったりはホントに共感できましたね。


──具体的なシーンでいうと?

伊藤: “自分なんてバイトの一清掃人でしかないのに”って思っているりほちゃんが清掃先の出版社で編集をやっている山内君(須藤蓮さん)に「山本さん」って名前を呼ばれるところですね。ホントに“普通”というか、ほんの些細なことでもこんなに救われる人がいるというのはとても素敵なことだなって思わせるシーンですよね。不器用な恋愛って演っていてすごく面白く楽しいということを改めて思いました。

『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

──今回のりほちゃんもそうでしたが、伊藤さんがこれまで演じてこられた役って「こういうコいるよね」って思わせるものが多いですよね。

伊藤: 私は声もそうですし、顔も思いがけずヘンな顔をしていることがあるんです。自分では作っているつもりは無いんですが、もっと無表情だった方が説得力あったなって思うことがあったりもするんですが、それを見て頂いて「いるいる、こういうコ」って思っていただけることは、その人の生活を見ているような感覚になるじゃないですか。


──見ている立場からすると一歩近づけるというか。

伊藤: そうすることで役を正しいところに導いていけるってことは私としても嬉しいんです。私自身も普通で良い、普通でいたいなって思っているので。だから、小さくなる必要もないし、かといって必要以上に大きくいても気持悪いし。どの役に対しても、それを押し付けるんじゃなくて、その役をその役にとっての等身大で入れるのが一番良いですからね。


大きい生理ちゃんと小さい生理ちゃんの登場に感動

『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

──本作では生理にまつわる描写──例えば、体が重いとか、眠いとかありますが伊藤さんから見て“あるある”と思ったのはどんなところでしたか。

伊藤: 全体的にあるあるだらけなんですけどね。その中でも生理ということに対してすごく判り易いなって思えたのは、大きい生理ちゃんと小さい生理ちゃんが出てくるところ。そこは女性同士でも全てを理解できているところじゃないということを表現していると思うんですよ。

──生理に伴うイライラとか、痛みとか全ての症状として出てくるものは、その女性によって重さも違うし、期間も違う……個人差がありますからね。

『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

伊藤: それを‟生理ちゃん”の大きさひとつで表現したのは、私からしたらすごく感動というか、すごいなって感心以外のなにものでもなかったんです。そこは男の人が判らない……というのではなくて、男性女性関係無く、みんながみんな一歩歩み寄らなきゃいけない部分ではあると思うので、そこは“あるある”なんだけど、ちゃんと描かれていて嬉しいなというところでもありました。


すっごく愛くるしかった実物・生理ちゃん

『生理ちゃん』伊藤沙莉さんインタビュー

──現場で実物の、ブサカワキャラの“生理ちゃん”をご覧になっていかがでしたか。

伊藤: すっごく愛くるしかったですよ(喜)。どんどん、愛おしくなってきましたね。これを大事に大事にってどんどん思えてくるし、それはきっと私たちが、その“生理ちゃん”って表現されているものに対する気持ちにも重なってくるんですよね。自分の前にだけ現れるこの‟生理ちゃん”をどれだけ愛せるか……というのが、この物語、この映画の大事なポイントだと思います。


──着ぐるみで表現したのには、ちょっとビックリしました(笑)。

伊藤: やっぱり、変にアニメとかCGにされなくて良かったなっていうのはすごくありますね。


──今日の映像表現や技術ならば、CGが採用されそうなところを敢えて着ぐるみでやるというのはアナログ感があるんですが、かえって親近感というか温かみみたいなものが感じられますよね。【後編】では映画にからめての、伊藤さんからみた女性特有のお悩みなどについて聞かせていただきたいと思います。


>>後編へ続く(後編は明日公開!)


映画『生理ちゃん』は11月8日(金)より、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷 他にて全国順次ロードショー

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応募方法は後編でチェックしてね!


プロフィール

伊藤沙莉(いとう・さいり)

1994年5月4日、千葉県生まれ。2003年、9歳の時に『14か月~妻が子供に還っていく~』でドラマデビュー。以降、『女王の教室』、『GTO』、『この世界の片隅に』、『恋のツキ』、『獣になれない私たち』、『これは経費で落ちません!』などのドラマや『幕が上がる』、『獣道』、『寝ても覚めても』などの映画に出演。第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第40回ヨコハマ映画祭助演女優賞受賞を受賞。


作品情報

映画『生理ちゃん』
原作:小山健「生理ちゃん」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督:品田俊介/脚本:赤松新
製作・配給:吉本興業
©吉本興業 ©小山健/KADOKAWA


Writing:鈴木一俊

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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