『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

板谷由夏さんが思う素敵な大人の女性の共通点 映画『マチネの終わりに』スペシャルインタビュー【後編】

  • 更新日:2019/11/02

【後編】では共演された福山雅治さんと石田ゆり子さんのお話を中心に板谷さんのライフスタイルについても伺いました。

20年振りに共演した福山さんへの特別な思い

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

──主人公・蒔野聡史を演じられた福山雅治さんと御一緒されていかがでしたか。

板谷: 実は私のドラマでのデビュー作が『パーフェクトラブ!』という作品だったんですが、それで御一緒しているんです。もう20年も前の話だけどね(笑)。

──そうだったんですね! 『パーフェクトラブ!』って99年に放映された「月9」ドラマで、ここでは福山さんはナンパ大好きな主人公の歯科医を演じられていましたね。

板谷: そこで私は福山さんの元彼女役だったんです。当時、私はこのドラマの前に映画を一本やっていただけでテレビ業界のモノゴトを何ひとつ判らないときで、そんなときにポ~ンって現場に飛び込んで、福山さんにものすごくご迷惑を掛けたという思いが20年間ずっとあったんです。

──負い目……みたいなものですか?

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

板谷 : それはちょっと違うのかもしれないけど、例えていえば、初めて卵の殻を破った雛が目の前にいるのを母だと思う感覚……みたいな(笑)。役者として、ひとりの人としてずっと繋がっていたというか。私の中では大先輩のイメージだったけど、今回20年振りに御一緒できて大人の男・大人の女として、役を通してちゃんと会話ができるという関係にまでなれたので、私としてはすごくありがたかったんです。「20年役者の仕事を続けていたら再会できるよ」って20年前の自分に教えてあげたいくらい(笑)。

──20年振りにお仕事されたということですが、現場では緊張感みたいな特別な思いはあったんでしょうか?

板谷: 緊張感は全然無かったんですが、やっぱりずっと続けてこれて良かったなというのと、「私、ここまで頑張ったんですよ。見て下さい」っていう気持ち(笑)、それと対等にお芝居できる嬉しさと負けたくないっていう気持ち……そういった色んな感情が合わさって、なんか独特な空気感がすごく面白かったです。


石田さんとの共演は最初は不安でした

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

──一方、小峰洋子役の石田ゆり子さんですが、板谷さんのInstagramにも御一緒の写真がよくアップされていますが、それぐらいプライベートでも交流が深いんですね。

板谷: 今回は友達役ということもあって、何となく「できるのかな~、私たち」って、ちょっと冗談半分に石田さんとは話していたんですよ。

──あまりにも仲が良すぎて、お芝居をする上で支障をきたすかも……と懸念されたんですね。実際の現場では、プライベートでの普段の二人って感じだったんでしょうか。

板谷: そうですね。たぶん、あのまんまの気がしましたね。


好奇心はメチャメチャあります!

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

──ずっとInstagramを拝見させていただいていますが、最近ので「とりあえず、何事も愛なんだな」って投稿されていたのがとても胸に刺さった、というか印象に残りました。

板谷: あれを書いたときは、自分の周りの大切なモノゴトにちゃんと愛情を持たないといけないなって思う出来事があったんです。そのとき、愛情があれば色んなことをクリアできる、乗り越えていけるんだなってしみじみ感じたんですよね。

──Instagramを見ていますと、つくづく「良い感じだ~」ってほっこりさせられるんです。

板谷: ありがとうございます! どんなところをそう受け止めてもらえるんですか。

──う~ん、可愛いだけでもなくて、カッコいいだけでもない。かと言って、頑張ってる感もなくて……とりあえず、‟良い感じ”という表現しか浮かばないんですが……。

板谷: え~!凄いうれしい~!あ、でも私、めちゃくちゃ頑張ってやってるよ?(笑)。

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

──あ、失礼しました!ですよね(笑)例えば、『これはやる』『これはやらない』みたいなマイ・ルールを決めているとか何か意識されているコトはあるんでしょうか?

板谷: そういうのも無いですね。自然体なのかな、あんまり考えていないのかな……。

──無理はしない、ということですか?

板谷: う~ん、整体師の方からはすごく無理していますね~ってよく言われるんだよね(笑)。でも、「これは無理」って言って、モノゴトを止めるのも勿体ないじゃないですか。

──自分で枷(かせ)を掛けるみたいですよね。

板谷: そう。だからといって「私、無理していないんです」って言うのも違うんです。やっぱり、凄く頑張って無理しているんですよ。

──御自身の中でここまでは頑張れるけど、ここから先は難しい……と思ったら、自分でセーブされるんですか?

板谷: 心の声はもう大人なので聴くのは上手になったけど、体の声はそうはいかなくてついつい無理しちゃうでしょ。ハッと気付いたらすごく疲れているとか。その部分はなるだけ、これから50代に向けてちゃんと労わってあげたいなってここ数年思っています。

『マチネの終わりに』板谷由夏さんインタビュー

──いずれにせよ、結構な世の女性は板谷さんのことを「良い感じ」と見ていると思うんですが、良い感じに歳を重ねていけるコツとかってあるんですか。

板谷: それ、私も教えて欲しい。知りたい!(笑)。でも、私の中で、常に楽しいとかハッピーな事とか知りたいし探したいし……とは思っていますね。

──つまり、常に好奇心をお持ちだということですね。

板谷: そう! 好奇心はメチャメチャあると思いますよ。「無いな」って感じることに気が付いたら、それじゃイカンイカンイカンって思うぐらいだし(笑)。

私が年配の女性で‟ナイスだぁ”と思っている皆さんって、やっぱり好奇心の塊みたいな人が多いんですよね。だから、そういうおばあちゃんになりたいなとは思っています。


──素敵な歳の重ね方にはこの‟好奇心”がキーを握っていそうですね。

飾らない温かいお人柄に編集が虜になって帰ってきました。これからもご活躍楽しみにしております!本日はありがとう御座いました。


映画『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開中


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プロフィール

板谷由夏(いたや・ゆか)

1975年6月22日、福岡県生まれ。女性ファッション誌『Pee Wee』の専属モデルを経て、1999年『avec mon mari』で映画デビューし、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。同年『パーフェクトラブ!』でドラマデビューを果たし、以降、多くのドラマや映画に出演を果たす。女優業の一方で情報番組『NEWS ZERO』のキャスターを11年間務めたほか、2015年に立ち上げたファッションブランド「SINME」ではディレクターとして活動する。


配給:東宝

©2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク


ヘアメイク: 結城春香
スタイリスト:古田ひろひこ(チェルシーフィルムズ)

Writing:鈴木一俊/Photo:川しまゆうこ

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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