『シャーロック』ディーンフジオカさんインタビュー

月9『シャーロック』公開直前!ディーン・フジオカさんインタビュー【前編】

  • 更新日:2019/10/07

 世界一有名な名探偵、シャーロック・ホームズがこの秋「月9」に降臨! タイトルもズバリ『シャーロック』。舞台を19世紀末のイギリスから令和の日本に変え、シャーロック=誉獅子雄(ほまれ・ししお)が難事件に挑む。今回、シャーロックに扮するのはディーン・フジオカさん。【前編】ではディーンさんに撮影エピソードを伺いました。


レトロな東京感みたいなのがディテールにある

『シャーロック』ディーンフジオカさんインタビュー

──かのシャーロックが題材ということで、本来のシャーロック・ホームズに則る部分と新たに加えている魅力や挑戦されていることはありますか?

ディーン・フジオカ(以下、ディーン): シャーロックって色んなアイコニックなパーツがあると思うんですよね。例えば、着ているもの、帽子、バイオリン、ボクシング……。

──ホームズといえば、鹿撃ち帽とインバネスコートが直ぐに浮かびますよね。

ディーン: 獅子雄が羽織っているロングコートみたいなのも、生地がちょっと“和”っぽいというか。レトロな感じで、「コレ手ぬぐいか?」みたいな(笑)。そこら辺にちょっとレトロな東京感みたいなのがディテールにある気がしますね。

『シャーロック』ディーンフジオカさんインタビュー

──オリジナルの小道具なんかもあると伺いましたが

ディーン: 鍵のかかった部屋に入るときに、指に巻いているから一見指輪に見えるけど、それを伸ばして針金みたいにしてピッキングの要領でドアを開ける……というアイテムがあるんですが、それは今回のオリジナルですね。

──衣装や小道具も見所になりそうですね。


長ゼリフをワンブレスで一気に

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──お芝居の面ではいかがですか?

ディーン: 独特な口調や仕草とか。それをすごく緻密に取捨選択してやっている感じですね。今回の現場ではテイクを重ねるごとに、自分の中で「コレ可能性があるんじゃない」って思えるものを西谷弘監督に相談してトライさせてもらっているんです。で、トライしてみて「いまのは✕✕に似ているから止めよう」って消去法をやっていったら残ったものが少なくなって。かといって、ちょっと奇をてらい過ぎても「それってありじゃなくない?」ってことになって(笑)。

──そこの部分が微妙というか、緻密ということなんですね。

ディーン: だから、自分でもなぜいまのテイクがOKでさっきのがNGだったんだろうっていうのが判らないくらいなんです。それと、今回はセリフをすごく早く喋るんですよ。謎解きするときも呼吸せずに、ワンブレスでブワ~って一気に(笑)。

──それって、すごくきつくないですか。

ディーン: すごい緊張感を伴いますよね。やっぱり長いセリフをホントに息切れするギリギリまでのワンブレスでいくんで、ゼイゼイ言っているのがバレない様にしなきゃいけないし(笑)。実際に喋るときに付けるアクションも、どういうのが自然か……ということまで考えないと、ちょっとおかしな、ちぐはぐな感じになってしまうんです。そこのマッチングというかシンクロ率はすごく高めるように意識して演じています。

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──そういえば、探偵もののドラマや映画の中で探偵が最後に事件の真相を話すときって、ある種のリズム感がありますよね。

ディーン: どのワードを紡いでいくと一番スリリングに、その思考の流れが見えるかということが大事だからだと思うんですよね。それこそ体がリズムを取っちゃうぐらいの気持ちでやらないと最後までワンブレスで届かないんです。だから、今回の現場ではほとんど台本通りには喋っていないですよ。

──極端に言うと、ラップみたいな感じなんですね。


岩ちゃんとはすごく似ている部分がある

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──さて、ホームズといえば相棒のワトソン医師。今回、そのキャラに準じるのは若宮潤一という精神科医ですが、演じるのは三代目J SOUL BROTERSの岩田剛典さんです。

ディーン: 岩ちゃん(岩田剛典さん)と撮影していて、お互いすごく似ているなって思う部分もありますし、やっぱり仕事柄クロスする部分が多いということもあって、“あるある話”で盛り上がったりしてますね(笑)。音楽の制作の話から始まって、「最近どんな音楽聴いているの?」とか、そういう共通の趣味の話とか。とは言え、あまり無駄話はしない感じですね。隣で見ていて、彼のすごく真摯でひたむきな姿勢が見て取れるというか。すごく気持ちよくコミュニケーションを取らせてもらっています。


──真面目で努力家なんですね。ちなみに“似ている”とおっしゃるのはどんなところですか?

ディーン: 色んなことをマルチタスキングで同時にやっていかなきゃいけないスタンス……って言うんですかね。だから、音楽をやっている時でも似たような環境みたいなんですよ。岩ちゃんはグループでやっていて、こっちはソロでやっているという違いはあるけれど、やっているからこそ判り合える事が多いです。そこで、俳優とか他のことももちろん、“覚悟を持ってやっている”というのが伝わってくるんですよね。だから、岩ちゃんの目を通して、自分が再認識や再発見とか、気付かされることもありますね。

『シャーロック』ディーンフジオカさんインタビュー

──なるほど。ミュージシャンと俳優という2つの世界で活躍されるお二人だからこそ通じ合えるものがあるんですね。お二人のバディとしての活躍が楽しみです。インタビュー【後編】では担当された書下ろしの主題歌やディーンさんご自身のお話を伺います。インタビュー後編もお楽しみに!


>>後編『ディーン・フジオカさんのイマジネーションの根源とは…!?』



プロフィール

ディーン・フジオカ(でぃーん・ふじおか)

1980年8月19日、福島県生まれ。T180㎝。A型。2005年、香港でデビュー。2006年に香港映画『八月の物語』の主演を務める。その後、多くの台湾ドラマや映画に出演。2013年、映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』で日本の作品で初めて監督、主演、主題歌を務めた。15年、ドラマ『探偵の探偵』で日本の連続ドラマに初出演。18年に公開された出演映画『空飛ぶタイヤ』で第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。公開待機作に『エンジェルサイン』がある。


月9ドラマ『シャーロック』は10月7日より、毎週月曜よる9時スタート

©フジテレビ


Writing:鈴木一俊/Photo:川しまゆうこ

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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