東京喰種

女優を一生やっていこうとは思わない、でも…… 山本舞香さんインタビュー【後編】

  • 更新日:2019/07/20

【後編】では『東京喰種 トーキョーグール【S】』の最大の見せ場であるアクションシーンのお話を中心に伺いました。


<< 前編から読む


ワイヤーアクションの撮影で背中を強打

山本舞香さん_東京喰種特別インタビュー

──『東京喰種 トーキョーグール【S】』といったらやっぱり、アクションシーンの凄さです。元々、山本さんって空手をされていたと伺っていますが……。

山本舞香(以下、山本): 小学1年生から中学3年生まで9年間習っていたんです。そこでのステップや構えとかの動きを体が何となく覚えていたんで、今回はそんなに苦労はしなかったです。


──とはいえ、やはり特訓とかされたんですか?

山本: クランクインの3日間だけやりましたね。ワイヤーで吊るされるとか、スパーリングもやって殺陣の動きを少しずつ取り入れていく、という感じでしたね。


──映画の冒頭で、カネキに特訓するシーンで壁を一気に駆け下りていくシーンがありますが、凄いのひと言に尽きます。

山本: あそこはワイヤーで吊るされながら25メートルの高さから、やったんです。最後に着地するところで踏ん張らなきゃいけなかったんだけど、撮影中にコンクリートに思いっきり背中を打ったんですよ。


──い、痛そうですね……。

山本: 当時、ドラマ『チア☆ダン』の撮影が終わって間もない頃で、筋肉は引き締まって体はできていたんですけど、実は少し腰を痛めていたんです(苦笑)。だから、コンクリートに打ち付けたとき、それはもう声にならない叫びが響き渡ったくらいで。。


クライマックスは気持ち悪くなるくらいの緊張感

山本舞香さん_東京喰種特別インタビュー

──その状況じゃ仕方ないですよ。クライマックスの教会でのカネキ、月山、トーカの3人のバトルはアクションの集大成ともいえる迫力がありました。

山本: あの撮影のカメラが回りだす前の緊張感といったら半端なかったです。それこそ気持ち悪くなるくらいの緊張感で、その一方ですっごいワクワクしてて楽しかったし、

本能の部分で怖いから怪我したらどうしよう……とか、いろんな思いが頭の中を駆け巡っていた感じだったんです。中途半端にやってもう一回って言われるのが一番嫌だったので全力で挑みました。


──そのアクションシーンも含め大変だったシーンというとどこでしたか?

山本: 教会のシーンで刺されるところは人間だったら死んじゃってるだろうけど喰種だったら大丈夫で痛みもわからない、でもそれじゃ見ている人に凄惨さは伝わらないから思いっ切り叫ばなきゃ──という状況だったんですが、本番のときは自分でも満足できる声が出なかったんです。だから、そこは「もうちょっと声出したいんですけど」って言って、アフレコしたくらいで。


──自分からって、プロですね。

山本: カメラが回りだしたらキチッとするタイプなんですよ、みんな。窪田さん、翔太さん私の3人は自分の役をどれだけ追求できるか、“リアル”にできるかというところにすごい拘りを持って臨むのみという感じでした。


女優を一生やっていこうとは思わない、でも……

山本舞香さん_東京喰種特別インタビュー

──ところで、山本さんはこれまでも色んな映画やドラマに出演されてきましたが、女優としてやっていきたいと一番思えた作品は?

山本: う~ん、あるのかな(笑)。でも映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のときは演じていて、自分でも(演じた)芹香になっているなと思えました。今回の『東京喰種 トーキョーグール【S】』は短期間で撮ったので、もっともっとトーカに染まっていたいなって気持ちはあって、また次回トーカを演らせてもらえるんだったら、更に追求していきたいなって。


──山本さん御自身にとって女優というお仕事とは?

山本: もちろん、いまは一番と思っていますが、一生やっていこう、すがっていこうとは思っていません。なので、他にやりたい仕事が見つかったらそっちにいくかもしれません。ただ、ファンを含めた応援して下さっている方を裏切るカタチで辞めることは無いと思います。だから、結果を残して良いタイミングでサッと。「いたな、そんな奴」みたいな(笑)。でも、もしかしたら死ぬまでやっているかもしれないですけど。判らないですよね、そこは。


──いまお芝居をしていて楽しいと思える瞬間はどんな時ですか?

山本: 「出来ているかもしれない」とか「自信あるわ、この作品」って思えれば、それは幸せですよね。自分の芝居に満足したことはまだないんですけど、やっぱり周りに褒めてもらえると嬉しいですね。


──最後に、喰種といえば人間を喰べないと生きていけませんが、山本さん的に『コレを食べないと生きていけないBEST3』といえば?

山本:家系ラーメンと焼き肉、あとは……スイカ!


──見た目からは想像付きませんが、結構ガッツリ系なんですね(笑)。今日は山本さんの女優に対する想いも含め、色々お話を伺えて楽しかったです。ありがとうございました。


★映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は7月19日(金)より全国ロードショー

山本舞香プロフィール

1997年10月13日、鳥取県生まれ。B型。T155cm。2011年、三井のリハウス第14代目リハウスガールに選出される。同年7月号よりファッション誌『二コラ』の専属モデルとして活動。同年7月クールのドラマ『それでも、生きてゆく』で女優デビュー。最新出演作に『劇場版ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』、ドラマ『警視庁・捜査一課長 新作スペシャルⅡ』(テレビ朝日系)、『SCAM スカム』(MBS・TBS系にて現在放映中)などがある。


作品情報

映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』
配給:松竹
©2019「東京喰種【S】」製作委員会 ©石田スイ/集英社


衣装協力/PS Paul Smith、PAULOWNIA スタイリスト/津野真吾(impiger)


Writing:鈴木一俊 / Photo:川しまゆうこ

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag