NON STYLE『耳を腐らせるほどの愛』インタビュー

コンビ仲を例えると『トイレ』?! NON STYLEスペシャルインタビュー【後編】

  • 更新日:2019/06/14

【後編】では『耳を腐らせるほどの愛』撮影中の共演者とのエピソードと二人のコンビ仲についてお話を伺いました。

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現場ではずーっと喋ってました(井上)

NON STYLE『耳を腐らせるほどの愛』インタビュー

──今回の映画『耳を腐らせるほどの愛』は井上さん演じる(?)死体の周りで、登場人物たちがワチャワチャしている物語でした。井上さんは間近で多くの役者さんを見られていたと思いますが、一番印象に残った方といったらどなたでしたか。

井上: やっぱり、探偵役の八嶋智人さんじゃないですかね。これだけのメンバーの中心に八嶋さんがいらっしゃったのでみんながまとまったと思いますし。ずーっと喋っていたんですよ。休憩時間も、撮影が終わってからのお酒の席でも。基本、俺と八嶋さんとホテルの管理人役のとろサーモンの村田秀亮さんの三人でず~っと喋っていましたね。


──どんなお話しをされていたんですか?

井上: 9割5分が芸能界のゴシップ(笑)。残りの5分が森川葵ちゃんのダンスです。八嶋さんが森川ちゃんにダンスをやってもらって、森川ちゃんが困っているのを見て「可愛いな~♡」って(笑)。あと、恋バナもしましたね。


──今回出演されているメンツを見るとそんな現場になりそうですね(笑)。


ムダなことにこれだけ一生懸命やっている成果がこの映画なんだと感じてもらえたら(石田)

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──石田さんの、クリエイターという立場から見て欲しいポイントといったら?

石田 人生のムダ感、下らないことの連続を大切にしてこの作品を作ったので、そんなムダなことにこれだけ一生懸命やっている成果がこの映画なんだと感じてもらえたらなって。


──井上さんの、アクターという立場から見て欲しいポイントは?

井上: 僕が死体のお芝居をやっているときとホントに寝ているときと代役が入っているときの3パターンがあるので、そこを見極めていただけたらなと。横になっているうちに自然とフツーに寝入ってしまったんですよ。クランクイン初日だったんですけど、あまりにも良い日光が入って気持ち良くなったんです(笑)。撮影後に豊島監督から軽くたたかれて「終わりました」って言われたので、僕も「おはようございます」って。スタッフの方も気付かれたみたいで毛布が掛けられていました(笑)。

──スタッフの方も優しかったんですね……って、そういう話じゃないですよ(笑)。


モーニングコールとお休みコールはするくらいの仲(石田)

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──ところで、お二人は高校時代からの仲と伺っていますが、これだけ長く付き合ってきて、最近のお二人のコンビ仲はいかがでしょうか。

石田: まぁ、モーニングコールとお休みコールはするくらいの仲ですから(笑)。このあいだ、ビックリしたんですけど、井上さんのスマホの待ち受けが俺やったんですよ(笑)。

井上: そんなことやるのは別人やと思いますけどね。

石田: それは嫌、カンベンしてくれ……って話で2時間ぐらい盛り上がったんです。


──石田さんはプライベートではご結婚されていてお子さんがいらっしゃいますが、井上さんには絶対会わせないとおっしゃっているという噂を耳にしたことがありますが……。

石田: それ、実は表向きにはそうしているんですが、うちに来るといつも帰りは抱っこして帰るんですよ、なぁ(笑)。


──井上さんのドッペルゲンガー的ななにかがいそうですね(笑)。

井上: そうかもしれないし、『ジキルとハイド』みたいに、俺の知らない人格がそういうことをやっているのかもしれないですね。


コンビ仲を例えるとしたら?

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──(笑)。長くコンビをやっていると、やっぱりどうしても折り合いが付かないこともあるかと思いますが、そういうときはどうされるんですか。

井上: 極論を言ったら、仕事が上手くいっていたら二人の歯車って上手くかみ合うと思うんですね。だから、自分の仕事を成立させるしかないと思いますね。自分の仕事が上手くいきだしたら自分自身にもゆとりが生まれると思うし、コンビでいる時も腹が立つことも少なくなる……って感覚だと思いますけどね。


──お二人にとってライバルっていらっしゃいますか。

石田: 誰やろ~。僕、あんまり負けず嫌いじゃないんです。だから、特にはいないかな。

井上: ライバルは昨日の俺です!


──カッコいいですね~(笑)。

石田: じゃあ、5分前の俺、ということで(笑)。

井上: でも、ホンマにそうですよ。昨日の自分よりは幸せな今日を迎えたいって思っているんで、昨日よりは楽しい一日を心掛けています。現実問題としては不可能ですけどね。


──最後に、今回は「たとえ話サークル」のお話しでしたが、お二人のコンビ仲を例えるとしたら?

井上: 他人丼……みたいな存在じゃないですかね。親子丼ほど親密ではないけど、混ざり合うと美味しくなる、みたいな。

石田: う~ん、トイレですかね。僕が便器で彼が汚物……ですかね。つまり、彼がいないと僕が活躍することは無いので。彼を流すことによって僕の存在価値がある……とでも言うんですかね。


──お二人らしい絶妙な例えですね(笑)。本日はありがとうございました。



★映画『耳を腐らせるほどの愛』は6月14日(金)より、東京、シネ・リーブル池袋 ほか全国ロードショー





NON STYLEプロフィール

石田明(いしだ・あきら)1980年2月20日、大阪府大阪市出身。ボケ・ネタ作り担当。

井上裕介(いのうえ・ゆうすけ)1980年3月1日、大阪府大阪市出身。ツッコミ担当。

2000年5月、コンビ結成。以降、「上方漫才大賞」(2006年)、「爆笑オンエアバトル」(2007年)、「M‐1グランプリ」(2008年)、「S-1バトル」(2010年)などのコンクールで優勝を含む多くの賞を受賞。


作品情報

映画『耳を腐らせるほどの愛』

井上裕介(NON STYLE)/森川葵/八嶋智人
黒羽麻璃央/山谷花純/信江勇/長井短/石田明(NON STYLE)/村田秀亮(とろサーモン)/菅原永二/小木茂光/MEGUMI

原案/脚本:石田明

監督:豊島圭介

配給:KATSU‐do

©「耳を腐らせるほどの愛」製作委員会

衣装:Losguapos For Stylist
Kent House/J.FERRY/GGD


<writing:鈴木一俊/Photo:川しまゆうこ>

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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