妊娠

妊娠かな?と思ったらしておくこと【#25】

  • 更新日:2019/05/14

『あれ、もしかして今月、生理が遅れてる?胸が張っているような気がするし、体調もいつもと違うかも?』


「もしかして妊娠かな?」と思ったら、心がけておきたいことをご紹介します。


検査薬が使えるまでには時間がかかる

妊娠検査薬

妊活中の人も、そうではない人も。妊娠の可能性に直面したら、ソワソワ、ドキドキしますよね。とりあえず妊娠なのかどうか確認したいところですが、妊娠検査薬は判定に使える期間が決まっています。ドラッグストアなどで市販されているものだと、だいたい「生理予定日から1週間後」から正確な結果が判定できるとあります。調剤薬局などでは生理予定日前から検査できる早期妊娠検査薬が手に入ることもありますが、大半の方はより一般的な生理予定日1週間後から測定可能な検査薬を使うでしょう。


多くの妊娠検査薬は妊娠したときに増加するホルモンを測定しているので、人によって検査時期より早めに検査して結果が出ることもありますが、あくまで正確な判断ができるのは、その検査薬で指定された検査時期に入ってから。それよりも前に「妊娠かも?」と思った場合は、妊娠しているかどうかはっきりしない時期を過ごすことになります。


とりあえず薬は飲まない

薬

妊活中で、すでにいろいろと調べている方を除くと、妊娠中にしてはいけないと言われていることについて知識が無いという方も少なくないでしょう。今、妊娠を望んでいたわけではないけれど、可能性があるなら大事にしたい。そう考える人も多いと思います。


妊娠中にしてはいけないことでも、妊娠が判定するかしないかという超初期ではほとんど悪影響を与えない、と言われることもあります。とはいえ、たとえ医者にそう言われたとしても、母親としては少しでもリスクを避けたいもの。


妊娠がわかったものの、その少し前に市販の風邪薬を続けて飲んでしまっていて「赤ちゃんに影響はないかな」と心配していた友人もいました。妊娠中は、基本的に病院で処方された“妊婦でも使用できる薬”しか飲めません。とりあえず、「妊娠かな?」と思ったら、市販の薬を飲むことは控えておいたほうが後の安心につながりそうです。


葉酸を摂取する

葉酸

妊娠中は「妊婦ビタミン」とも呼ばれる葉酸を摂取することが推奨されます。子どもの神経管閉鎖障害という先天異常の発症リスクを低減させるためで、産婦人科で妊娠が判明するとすぐに摂取するよう指導されます。


ただこの葉酸、厚生労働省の資料でも「多くの研究報告と諸外国の対応では、葉酸の摂取時期を少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までとしている」と書かれています。妊娠が判明する頃には妊娠2か月頃になっていることが多いので、妊娠がわかってからでは遅い、という意見もあるのです(注:妊娠が判明してからの摂取でも効果がみられたという報告もあるそうです)。


他人事のように思うかもしれませんが、実はこの神経管閉鎖障害、私の友人のお子さんにも見られました。葉酸はブロッコリーなどの食品に多く含まれているので、「妊娠かな?」と思ったら、そうした食品を積極的に摂るようにするか、サプリメントなどで補っておくと安心です。


※ 参考資料


体に負担をかけない

妊婦の運動

妊娠しても、経過に問題がなければ妊娠前の日常生活を変える必要はないと言われます。妊娠中に大舞台に挑戦するスポーツ選手や、連続ドラマに出演する芸能人も増えましたよね。


ただ、産婦人科の先生からは、「いつもと同じ生活ならば問題ないけど、いつも以上に体に負担をかけることはやめたほうがいい」と言われました。日頃鍛えているスポーツ選手ならいざ知らず、普段ろくに体を動かしていない私が、急に激しい運動をしたりするのはNGだということです。


旅行に関しても、マタ旅といわれて妊娠中に最後の夫婦水入らずの旅行を楽しむ方も増えましたが、旅行をすると日常以上の負担がかかりやすいため、母子の健康に問題が起こることもあるそうです。


あくまで自己責任ですので、体調を鑑みて今の自分の体には負担だな、と思ったら、無理はしないことをおすすめします。


心の準備をする

避妊

妊活中ではなかった場合、自分が今、妊娠したいかどうか、リアルには考えていなかったという人もいるでしょう。それならこの機会に自分の心と対話をしてみて、「いや、今妊娠するのは絶対に困る、嫌だ」と思ったのなら、その後、妊娠検査薬で陰性が出たとしても、今まで以上に避妊をしっかりする手段を考えましょう。


妊娠する気はなかったけれど、もし妊娠ならうれしいかも、と温かい気持ちが湧いてきたとしたら、妊活をはじめていい時期なのかもしれません。いずれにせよ、自分の人生を見つめ直すいい機会だと思います。


お相手に伝える

妊娠報告

自分の気持ちがわかっても、お相手が同じ気持ちとは限りません。でも、たとえば未婚の場合、ある日突然、彼女に「妊娠したみたい」と言われても、単純に喜ぶだけではいられない人もいるでしょう。結婚と出産を同時進行させるための段取りについて頭をフル回転させて考えていたために反応が遅れ、女性から「喜んでくれなかった」とがっかりされるのもかわいそうです。


そうならないためにも、もし妊娠だったらどう思うか、彼に聞いてみるのも悪くないと思います。女性にとってもそうであるように、多くの男性にとって子どもを持つということは人生を左右するくらい大きなことです。だからこそ、彼にも考える時間があってしかるべきなのではないでしょうか。


慌てず、慎重に

私の場合は、結婚を決めてからすぐに妊活をはじめ、妊活中から市販薬だけでなくお酒やタバコも絶っていました。妊活中や妊娠中の過ごし方は人それぞれですが、普段から心得ておくと、いざ「妊娠かも?」というときに安心して受け入れることができますよ。



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・【#1】焼肉を食べると陣痛が来る!?3人出産してアノ迷信はどうだったか検証

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・【#20】妊娠中にしておいてよかったこと

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・【#22】子どもを産むなら男の子?女の子?

・【#23】子連れで友人と外食を楽しむコツ

・【#24】非常識すぎ!?出産した友人のお見舞いに行くときの注意点

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・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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