ヘルスケア

毛細血管の“血管モレ”を防ぐ5つの美容&健康習慣

美容

今、体中に張り巡らされている毛細血管の老化による“血管モレ”が美容と健康にさまざまな不調をもたらすことがわかってきて、毛細血管ケアが話題になっています。前回も紹介しました。

今回はそんな“血管モレ”を防ぐ5つの習慣をご紹介いたします。


“血管モレ”で、シミ、たるみ、薄毛、冷え、ドライアイ、肩こり、頭痛が起こる!

シミ

毛細血管の老化による“血管モレ”で起こるのは、皮膚の乾燥、くすみ、シミ、シワ、たるみ、抜け毛、薄毛、冷え、眼精疲労、ドライアイ、爪が欠けやすい、肩こり、頭痛、関節痛、もの忘れ、勃起不全(ED)、メタボリックシンドローム、アレルギーなど。


毛細血管の“血管モレ”は、40代から加速します!

この“血管モレ”を防ぐために最も大事なのは、血管の壁細胞と内皮細胞同士をぴったりくっつけること。

そのためには、接着剤の役割をする“タイツー(Tie2)受容体”という体内酵素を活性化(活発化)させる必要があります。


では、どうすれば“タイツー(Tie2)受容体”を活発にさせて、毛細血管の“血管モレ”を防ぐことができるのでしょうか?


毛細血管の“血管モレ”を防ぐ5つの習慣

1 ヒハツ、シナモン、ルイボスなどの植物を摂る

ルイボスティー

前回、紹介したように、タイツー受容体を活性化させる“アンジオポエチンー1”と似た働きをする、ヒハツ(長胡椒の一種)、シナモン、月桃葉、ルイボス、ハス胚芽、かりん、スターフルーツなどの植物を摂る方法があります。


お茶やスパイスとして利用したり、サプリメントで摂ることで、タイツ―を活性化して、血管から大事な栄養分がもれるのを防ぎ、丈夫な毛細血管にすることができます。


2 塩分と糖質、悪い油を摂りすぎない

塩分を控える

タイツー(Tie2)受容体を活性化させ、血管の壁を強くするためには、血液の質を良くする方法もあります。


血液も、血管の細胞も、食べ物の影響が大きいのは言うまでもありません。

まず、気をつけるべきは、塩分、糖質、悪い油の摂りすぎです。生活習慣病を予防するのと同じです。

生活習慣病は、血管や血液の質の低下から始まるのですから、当然と言えば当然のこと。


まず塩分を減らす減塩対策は、お醤油や塩を控えるために、酢やスパイスを多用するなどでひと工夫します。

それから、糖質対策は、甘いお菓子だけでなく、ラーメン、丼もの、お煎餅やスナック菓子などの摂りすぎにも注意します。

油は、良い油を摂ることは大事です。動物性脂肪は控えめにして、オメガ3(αリノレン酸、DHA、EPA)やオメガ9(オレイン酸)を中心に摂りましょう。


3 血液の質をよくする腸内環境ケアを

腸内環境ケア

血流をスムーズにして、血管モレを防ぐには、腸内環境も重要な要素です。

腸の動きをコントロールしているのは、自律神経の働きです。自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをよくすることが大切。

バランスが崩れると、自律神経の支配下にある血液循環がスムーズにいかなくなります。すると、腸の働きも乱れます。腸を健やかに保つためには、ストレスケアが大切です。


それから、善玉菌を毎日、補給する習慣もつけましょう。善玉菌の代表は、乳酸菌です。ヨーグルトだけでなく、いろいろな乳酸菌を摂ることが大切です。

納豆、味噌、麹、漬物などの発酵食品は良い乳酸菌をたっぷり含んでいます。上手にとり入れましょう。


4 血流をすみずみまで行き渡らせて、体を温める

入浴

毛細血管の隅々まで、血液をスムーズに流すことで、“タイツー(Tie2)受容体”が活性化(活発化)し、血管の壁細胞が安定します。


毛細血管のために、血流をアップし、体は冷やさないことが大事です。

血流の改善に優れた効果を発揮するのは、入浴。夏でも湯船につかりましょう。全身の血行促進に良いお風呂の温度は、約40℃。じんわり汗ばむくらいまで浸かります。

短時間で血流をアップさせたいときには、炭酸の入浴剤を使うのもおすすめです。


昼間でも手軽にできるのは、手浴や足浴です。42~43℃のやや熱めのお湯に、できれば手はひじまで、足はふくらはぎまで温めます。じんわり汗が出るのを目安にします。


足浴や入浴のあとは、足のゆびを閉じたり開いたりすると末端まで血流が行き渡ります。足のゆびの間や爪の両側をマッサージオイルで揉むのも、血行促進のためにおすすめです。


5 ふくらはぎの“ポンプ運動”

スキップ

毛細血管の細胞の接着を強くする“タイツー(Tie2)受容体”を活性化するには、運動も効果的です。

全身の血行をよくするウオーキングなどの有酸素運動もいいのですが、特に効果的なのがふくらはぎを使える運動です。


ふくらはぎは、心臓から遠く、血流を上げにくい下半身の血行促進の要です。

ふくらはぎ運動で、効果的なものの代表は、スキップ! 実験で消滅したゴースト血管を蘇らせる作用も確認されています。


また、座ったままの状態が長く続いてむくんだり冷えたりしたときは、座ったまま、ふくらはぎに力を入れるのを意識して、かかとをゆっくり上げ下げしてみてください。5~10回を目安に行います。名付けて“かかと上げ下げエクササイズ”。ふくらはぎのポンプ作用が期待できます。



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  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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