女性のカラダ

40歳で出産した働くママが語る、仕事を続けるための「妊娠・育休中の心得」

女性を幸せにする本

女性はどうしても、妊娠・出産とともにキャリアが途切れがち。「子供が欲しいから、仕事が失速するのは致し方ない」と半ばキャリアを諦めぎみの女性も多いのではないでしょうか?


40歳で子供を産み、現在女性のためのキャリアアカデミーを主催している金澤悦子さんは、著書『自分らしいキャリアも幸せも手に入れる! 「働くママ」の仕事術』の中で、「子供を産むことは様々なことにチャレンジする原動力を得るチャンス」であり、ママになったからキャリアを諦めるのではなく、むしろ「ママになった今こそ、自分らしく生きるチャンス」であるとし、キャリアを諦めない仕事術を提唱しています。


今回は、本書を参照しながら、出産しても仕事を続けたい・キャリアアップしたいと考える女性のための「妊娠発覚後・育休中の心得」をご紹介します。


妊娠が発覚したら、先人の知恵を借りる

妊娠が発覚したら、これまでとまったく同じように仕事を進めていくことはできませんから、まずは、上司に妊娠を報告しましょう。また、一緒に働いている人には、安定期までに妊娠を報告しておきましょう。


さらに、本書では、「社内の先輩ママの知恵」を頼ることを、おすすめしています。


産休までの段取りや、引き継ぎ、育休取得、育休中の過ごし方、育休からの職場復帰など、同じ社内&社風の中での経験を聞いておくことは、大いに参考になるでしょう。もし、社内に働く先輩ママがいない場合は、社外の先輩ママを友人知人に紹介してもらいましょう。(P.182-183)


先輩ママの体験談や、「もっとこうしておけばよかった」などの反省点を聞くことで、育休取得から復帰までの道のりがイメージしやすくなるでしょう。


「引き継いだ仕事」への未練を断ち切る

働く妊婦

育休に入る前に、自分の担当していた仕事は、社内の誰かに引き継ぐ必要があります。思い入れのある仕事ほど、手放すことに寂しさを感じたり、「育休復帰後に同じ仕事を担当できるだろうか」と不安になったりしがちです。


本書では、きっぱりと、また担当できるという希望は捨て、「引き継いだ仕事は手放しましょう」と断言しています。


引き継いだ仕事は潔く手放しましょう。なぜか。それは自分が引き継がれる人の立場になればわかることです。もし、自分が引き継ぎ相手だとして、「この仕事、育休明けまでに進めておいて、あとは私に戻してね」、なんて状態だったら、あまり身が入らないと思いませんか?(略)ちょっと厳しい言い方をすれば、あなたがどんなに大事にしてきた仕事だとしても、組織という観点で見れば、あなたでなくても成果が上がればいいのです。しかし、引き継ぎ相手はあなたほどその仕事に情熱を持てないかもしれない。とするならば、あなたがするべきことは、引き継いだ相手が成果を出せるよう、全力でフォローすることではないでしょうか。(P.185)


組織で働き続けるためには、自分の手柄に拘るより、長い目でみて組織の利益を優先できる姿勢が大切です。自分のためではなく、会社に貢献するために仕事をすることで、職場復帰後も信頼して新しい仕事を任せてもらえる可能性が高まるでしょう。


職場復帰は焦らず自分のペースで。余裕のある時期に合わせての復帰が吉

職場復帰

ほとんどのプレママは、「育休はフル取得するもの」と認識しているでしょう。ですが、実際は、フルで取得しなくても数ヶ月で復帰することは可能です。仕事が気になりすぎてストレスを感じる、という場合には、フル取得しないで早期で職場復帰することを考えてもいいでしょう。


ただし、「できるだけ早く職場に復帰したい」と出産前に考えている場合でも、産後に自分の体調がどうなるのか、は予測できませんから、焦って「産後、2ヶ月で復職します」などと宣言しないようにしましょう。


本書では、早く復帰したいと考えている人でも、「いったん1年取得にしておきつつ、出産後の体調や心の変化、保活状況に応じて復帰の時期を決める」ことを提唱しています。


これまで仕事を頑張ってきた人ほど、つい「忙しい時期にはいなくては」と持ち前の責任感が発動されがちですが、プロジェクトの谷間や繁忙期の後など、なるべく余裕のある時期に合わせて復帰するのが双方にとってよいと思います。(P.192)


さいごに。「働き続けること=子育てをおろそかにすること」ではない

仕事と子育ての両立

今回は、子供ができても働き続けたい女性のために、妊娠・育休中の心得をご紹介しました。


働き続ける中で、同僚に迷惑をかけていると感じたり、子供と一緒に過ごす時間が少なくなっていることに罪悪感を覚えたりすることが出てくることもあるかもしれません。


ですが、ママのいきいきと働く姿を見て育った子供は、女性のキャリアについてポジティブな印象を持つ子供に育つことでしょう。働く背中を見せることも、立派な子育て方法のひとつではないかと思います。


本書では、「出産後も仕事を続けたい」と考えている女性の後押しとなるヒントが多数紹介されています。仕事を続けられるか不安、と考えている方はぜひチェックしてみてください。



今回ご紹介した本

『自分らしいキャリアも幸せも手に入れる! 「働くママ」の仕事術』

著者:金澤悦子

出版社:かんき出版




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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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