女性のカラダ

「受けていない」が少数派に!乳がん検診に関する意識調査

アンケートピンクリボン月間

 毎年10月はピンクリボン月間です。先日、女子カレLOVABLEでも乳がんに関するアンケートを実施しました。そこで明らかになったのが、皆さんの乳がん検診の受診率や検診に対するイメージ。2016年10月に実施した同内容のアンケートから2年が経ち、状況も変わりましたが、皆さんの乳がんに対する意識は変わっているのでしょうか? 比較をしながら結果をお伝えしていきたいと思います。



乳がん受診率の比較

 まず最初に比較したいのが、乳がん検診の受診率。この2年でどの程度変化があったか見てみましょう。


画像1

 わずかではありますが、「受けた」方が増加するという嬉しい結果となりました。これから受ける予定という方も合わせると、「受ける・受けた」派が2016年では優勢だった「受けていない」派に逆転することになります。

 この増加は小さいように見えて、今後のさらなる受診率アップに向けて大きな一歩に繋がるのではないかと期待できるのではないでしょうか。


乳がん検査で受ける内容に違いは……?

 続いて、検診の内容について。


画像2

 2018年版のアンケートの場合、「その他」には「受けていない」人も含まれるため、少しイレギュラーな結果となっていますが、その他3つの項目だけで見てみると、どれも同じくらいの割合で、そこまで大きく差が出たというわけではないようです。ただ、2016年だと3位だった超音波エコーが2018年では2位に上がっており、若干ではありますが変化が見られました。


みんなが考える、乳がん検診のデメリットは……?

画像3

 わずかに増えたとはいえ、乳がん検診の普及率がなかなか上がらないことには何か原因があるはずです。検診に対して皆さんが考えるデメリットについて聞いてみました。



【2016年】

第1位:気持ち的に気軽に行きづらい(19.3%)

第2位:男性医師に触られたくない(18.6%)

第3位:値段が高額(14.7%)

第4位:痛みがつらい(14.4%)

第5位:待ち時間を含め拘束時間が長い(10.4%)

第6位:特にない(8.4%)

第7位:なかなか予約が取れない(6.6%)

第8位:検診でもがんを見つけられない可能性があるなら行っても意味がないと感じる(5.8%)

第9位:その他(1.7%)


【2018年】

第1位:痛みがつらい(19.1%)

第2位:気持ち的に気軽に行きづらい(16.5%)

第3位:男性医師に触られたくない(16.2%)

第4位:値段が高額(15.5%)

第5位:特にない(9.4%)

第6位:検診でもがんを見つけられない可能性があるなら行っても意味がないと感じる (8.6%)

第7位:待ち時間を含め拘束時間が長い(6.8%)

第8位:なかなか予約が取れない(5.8%)

第9位:その他(2.2%)



 この2年でランキングにかなり変化が見られました。2016年だと第1位は「気持ち的に気軽に行きづらい」でしたが、2018年では第1位が「痛みがつらい」に。気持ちの面では、芸能人の乳ガン闘病についてのニュースなどもそのきっかけかもしれませんが、「検診に行かなければ」と考える人が増えたということかもしれませんね。


 筆者は年齢的にもまだ未経験で、マンモグラフィは人によって痛くない人もいるとはいうものの、相当痛いという人もいると聞いているので、自分が受けるべき年齢になった時を思うと、やや気が引けてしまういます。2016年と2018年のアンケート結果を比較しても、順位こそ変われど、「痛みがつらい」「気持ち的に気軽に行きづらい」「男性医師に触られたくない」「値段が高額」が上位にランクインしており、今後もこういった要素がネックになってくるのかもしれませんね。


芸能人の乳がん闘病のニュースや訃報を受け、感じることとは?

画像4

 記憶に新しいものだと、さくらももこさんや小林麻央さんの訃報に胸を痛められた方も多いのではないでしょうか? そういったニュースを受けて、思うところはあるかを聞いたところ、たくさんの声が集まったのでご紹介します。



・20代後半になり、受けなければいけないと思うものの、どこかでまだ大丈夫と思い込んでいるところがあります。まだ1度も行ったことがないので、具体的な検査内容がわからず不安感の方が大きいからかなんとなく遠のいてしまっています。(女性 26~30歳 会社員)


 ――年齢が若い方にとっては、頭では分かっていても、まだ身近な問題として捉えづらいのかもしれませんね。検査内容について具体的に教えてくれる場も少なく、検査への抵抗が生まれてしまうのも分かります。



・女性の誰もが、乳がんは気にかかる身近な病気だと思います。抗がん剤治療のことがすぐに思い浮かぶので、ハゲても生えるし副作用も長い人生のうちのほんの少しと思えるような生きれる希望を持てる検診に変えていけたら、早期発見に繋がり亡くなる方が減ると思います。 芸能人とか有名人の方の報道は、警鐘を鳴らす機会だと思って深入りしない程度に受け止めることができればと思います。(女性 41~45歳 パート/アルバイト)


 ――先日、乳がん教育の運動を進められている方のお話を聞く機会があったのですが、その方も「前向きでいること」の大切さを説かれていました。どんな局面でも、生きる希望を持つことって大切ですよね。



・自分の身内でも居たので、身近に感じるしちゃんと受けられる時に受けた方がいいと実感した。子供が居るから、その子供達のためにも、自分の体はほっておいてはいけないと思った。(女性 36~40歳 会社員)


 ――自分の体は、自分だけのものじゃないということですよね。自分のことを大切に思ってくれる家族のためにも、自分の体を大切にしていただきたいです。



・乳がんが早くわかる方法がないのかといつも思う。自分でチェックしてって言われるけどよくわからないし。(女性 41~45歳 自営業)


 ――筆者も、郵便局に置いてあった乳がん触診モデルを触って、しこりを確認したことがあるのですが、はっきりとは分からない箇所もあり、かなり判断が難しく感じました。これに関しては、本当に医学の進歩を願うばかりです。



・もっと気軽に行けて、治療自体ももう少し安価だと良いなぁと思います。 実際、ガンだったら治療費の事や今後の生活の不安と乳房再整形などの費用負担などが気になり、検診へ行くこと自体を躊躇してしまいます。


 ――検診への行きづらさはこういうところにも原因があるようです。検診の大切さを分かってはいても、自分が負担する金額が高いと、気が引けてしまいますよね。



 早期発見の大切さについては多くの方が知っているとは思うのですが、「痛みがつらい」「気軽に行けない」「金額が高い」「男性医師に触られたくない」の4つが検診への行きづらさの主な要因となっていることが分かりました。

 ただ、痛みについては、検診を受けるタイミングを乳房の張りが軽減する月経後に受けることによって軽減はできると言われています。また、金額に関しても、ほとんどの市町村でがん検診の費用の多くを公費で負担しており、一部の自己負担でがん検診を受けることが出来ます。根本的な解決には至らないかもしれませんが、利用できる制度を利用することで悩みの解消に繋がることは期待できますよね。

 乳がんは早期発見と適切な処置が大切。皆さんには、健診以外でも鏡の前でのチェックや触診などを通して普段から自分の胸を意識するようにしていただけると嬉しいです。

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ