
『3人育児×仕事×家事、平日をどうやって乗り切るか!?』我が家の少子化対策#10
- 更新日:2019/05/21
- 公開日:2018/08/20
子どもがいると、夕方からの食事作りや風呂、歯磨き、就寝までが、まさに戦争。親が最も疲弊する時間ですね。我が家を含め、この時間に夫の協力が得られず、1人で乗り切っているという人も多いでしょう。大変ですよね。わかります!でも反対に、「夕方を制する者、複数育児を制す」と言えるかも!? ということで、我が家の平日の乗り切り方をご紹介します!
まずは前提として、我が家のタイムスケジュールは

6:30起床 朝食準備、弁当作りなど
7:30夫が長女を保育園に送る
7:50私が長男を幼稚園バスのバス停まで送る
8:00私の朝食、授乳、しばし放心
9:00~14:00自宅で仕事(ランチ、授乳、おむつ替えなど乳児のお世話を含む)
14:30長男の幼稚園バス停に迎え
15:00公園遊び、おやつなど
16:40長女の保育園の迎えに車で出発
17:30帰宅
18:30夕食、皿洗い
20:00入浴
21:00歯磨き、おもちゃの片付け
21:30就寝
幼稚園バスは歩いて5分程度ですが、保育園が車で20分程度と、やや遠め。子ども3人と関わっていると、朝起きてから就寝まで、あっという間に時間がたちます。
夕方からの戦争を乗り切る工夫

保育園の迎えから帰ってきたときには、すでに結構疲れている私。そしてここから、就寝までが勝負どきです。夫は20時頃帰ることもありますが、だいたい21時頃の帰宅なので頼れません。私がいつも元気でテキパキできれば大丈夫なのですが、まだ産後のしんどさが残る体。では、どうやって日々を乗り切っているかというと……。
きょうだいで競争させる
入浴の際に服を着脱する、夕食の席につく、食べる、おもちゃを片付けるなど、夕方からの「戦争」では、子ども自身に動いてもらわなければいけないことがたくさんありますよね。
「早くして!」と言ってもなかなか動いてくれないとき、我が家では長男と長女を競わせます。「どっちが速いか?よーい、スタート!」と言うと、さっきまでグダグダになっていた2人が、突然ドダダダダッ、と猛烈に動くことも。押し合いになると危ないので手出しが必要ですが、急いでもらいたいときにかなり有効です。
風呂は湯船で遊ぶ、またはシャワーで順番

風呂は季節によってぬるめに沸かして、洗った人から湯船で遊びタイムです。私は自分を洗い終わったら、最後に脱衣所で待機していた次男(0歳)を入れ、服を着せてベビーベッドに移し、上2人を順番にあがらせて体を拭きます。長男も長女も水遊びは大好きなので、入浴時間は長くなりますが、これが一番スムーズでラク。お風呂にはひらがなやアルファベットのポスターが貼ってあるので、遊ばせながら教えたりもします。
夏にはシャワーの日もありますが、最初に0歳と長男を入れて、0歳の服を着せ、長男を洗い、体を拭いて、長女を脱がせ、体を拭き…と、私が脱衣所に出たり入ったりしなくてはいけない分、なんだか余計に疲れます。長男と長女は自分で服を着られますが、私がまだ0歳を洗っていて風呂場にいると、なかなか服を着ないで裸のまま遊んでいたりもして(説明すらややこしくなってすみません)、面倒です。
ちなみに、子どもの体を拭いているとき、私はバスローブを着用しています。裸のままだと、不意に母乳が噴き出してきて床が汚れたりするので……(苦笑)。
手がたりない分は道具に頼る

上の子たち2人が赤ちゃんの頃は、洗い場にマットを敷き、私の膝に乗せて洗ったりしていました。
3人目が産まれてからは、初めてのベビーチェアを使用。リクライニング式で、首が座る前から乗せて洗うことができ、すごくラクです。今さら?という感じもしますが、2人目までは我慢していたグッズも、3人目では手が足りないのであれこれ導入し、フル活用しています。
首座り前から縦抱っこできるベビービョルンの抱っこ紐も、幼稚園や保育園の送り迎えでなくてはならないモノに。2人目までは、首が座る前は横抱っこができる抱っこ紐を使っていたのですが、手を添えなければ怖かったので、両手があく縦抱っこ紐はかなり便利でした。
ベビーベッドも、これまで使っていたリビング用に加え、寝室用にもう1台、中古で購入しました。ルンバも導入したので、保育園の迎えで外出している間に掃除が終了。めっちゃ助かります!
ご褒美制を取り入れる

「21時までに片付けと歯磨きを終えられたら絵本」など、予定通りにできたらご褒美をあげることもあります。ご褒美はシールだったこともありますが、今は2人とも絵本のほうがうれしい様子。絵本よりもテレビがいい、というときもあり、毎回ではないですが、まあまあ有効です。
子どもの機嫌や気分に合わせて臨機応変に
基本は夕食→風呂→歯磨き→おもちゃの片付け→絵本→就寝ですが、その日によって風呂を先にしたり、絵本や片付けまでスキップしたり、さまざまです。
子どもの機嫌だけでなく、私が疲れ切って、スキップさせてもらうことも。つい寝る時間が遅くなっても、それで怒りすぎると子どもが興奮して寝つけなかったり、夜泣きしたりして状況が悪化することもあるので、まあ、ある程度はしかたない!と、気にしすぎないようにしています。
週に一度は整体で自分のメンテナンス

息子が幼稚園から帰るまでに仕事が終わらなければ、合間や夜に仕事をすることも。こんな風に平日をやりくりしていると、アラフォーの私は結構、疲れます。そんな私の楽しみは、週に一度の整体で産後の骨盤矯正や電気治療をしてもらうこと。行ったあとは体の歪みがとれるからか元気が出るし、癒されます!
以上、少しでも複数育児のシミュレーションになれば幸いです。
言いたかったのは、「なんとかなる!」ということ。ちょっとしんどいな、と思っているうちに、子どもはどんどん成長し、ラクになっていきます。次回は、3人産んでみて、私や家族がどんな気持ちで過ごしているか、精神面でメリットになっていることなどについてお話したいと思います。
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『3人産んだ今だから言えること』▻我が家の少子化対策|バックナンバー
・『上の子がかわいすぎて、下の子が愛せないかも』と、不安になったら?
・『2人目を産んだら仕事は辞めるべき!?育児と仕事の両立の話』
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鈴本りえ
(ライター/エディター)
旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。
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