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『上の子がかわいすぎて、下の子が愛せないかも』と、不安になったら? 我が家の少子化対策#7

母と子 « 連載を1話から読む

4カ月前に弟が産まれて、赤ちゃん返りもあるのか、4歳長男は反抗期まっさかり。思い通りにならないと、激しく泣いて怒ります。

たとえば先日、外から帰ってきて私が「ヤクルト飲もう」と言ったところ、<トイレに行く→2歳長女のヤクルトの蓋も自分があけてあげる→妹と一緒にヤクルトを飲む>という流れを自分の中で決めたらしい長男。でも、そんな計画を知らない私は、長男がトイレに行っている間に長女にヤクルトを渡し、先に飲ませてしまいました。事態に気づいた長男は「もう一回やりなおし!」と、泣き喚いて大抗議。その間に、私がカーテンを閉めたことに気づいたイヤイヤ期まっさかりの長女が「自分で閉めたかった!」と大泣き。さらに、ベビーベッドでは0歳次男がお腹をすかして泣き始め、素敵な三重奏に…。


そんなときは、ジャーン!我が家の癒しキング、0歳次男の出番です!ソファで次男に母乳をあげ、「おいで~」と声をかけると、泣いていた上の子たちも半べそでソファにやってきます。そして、私たちの両脇に座り、「そうちゃん(次男)、おいしいって言ってる?」などと言いながら、次第に落ち着きを取り戻していくのでした。

赤ちゃんの授乳シーンって、子どもたちはすごく癒されるみたいです。一生懸命おっぱいを飲む次男を見て、「自分たちはお兄ちゃん、お姉ちゃんだ」ってことを思い出すのかもしれません。


こんな我が家でも、2人目を産む前には、「子どもが2人に増えたら、愛情が分散されて、上の子との関係が崩れてしまうんじゃないか」と本気で心配していました。周りのお母さんたちにも同じ思いを抱えていた方が多いようなので、どんなことを悩み、結果どうだったのかお話します。


長男がかわいすぎて、2人目を同じくらい愛せるか不安

二人目の妊娠

長男が産まれたのは、私が35歳のとき。初めての子でこちらもドキドキだし、息子もなかなか手のかかるほうで、苦労した分、母子の濃密な関係を築いていました。病気もしやすい子だったので、40度の熱を出して看病しているときなど、弱々しくすがるようにこちらを見てくる長男の目に、「本当に信頼してくれているんだな」と痛いほど感じたことを覚えています。


長男が1歳8カ月のときに長女が産まれたのですが、1歳半から2歳前後って子どものかわいさのピークの一つだと思うんです。

妊娠中は、長男がかわいくてかわいくて、「2人目が産まれても、この子と同じくらい愛せるんだろうか」と心配になりました。2人育児への不安もあり、「子どもは1人だけでよかったんじゃないか」と思ったほど。何より、それまでのように長男だけに愛情を注げなくなることで、長男との関係が崩れるんじゃないかと思うと恐怖でした。

なんというか、「おつきあいしている大好きな彼がいるのに、二股なんてかけられない…!」と思う、乙女のような気持ちです。


一方で、長男には、妊娠初期から「お腹に赤ちゃんがいるんだよ、たっくん(長男)の妹だよ、赤ちゃんはきっとたっくんのことが大好きだから、仲良くしてね」と、いつも言っていました。「お母さんの愛情を奪う敵」ではなく、「自分のかわいい妹」であることを、なんとなくでもわかってほしかったからです。長男は不思議そうでしたが、まだ1歳だったこともあり、赤ちゃん返りは2人目のときにはそれほどなかったような気がします。もともと赤ちゃんだから、返れないというか。

でも、私のお腹をなでてくれたり、お腹に負担をかけないよう、私の顔に乗るようにしてくれたり(笑)、長男なりに気遣ってくれていたようです。


2人目を出産し「母の愛は何股でもいける!」と実感

二人の子ども

そして、2人目出産。不安すぎて、2人目をかわいいと思えないほど病みかけていたところを、長男の妹への無邪気な愛情に救われた、という経験は『「2人目の壁」から救ってくれた子どもの一言【前編】』でもお話した通りです。


産後ウツとまではいかなくても、2人育児で心の余裕はありませんでした。

長男のときのように、赤ちゃんと2人でゆっくりできる時間もありません。長男のときに比べ、新生児育児が雑になっている気がして長女に申し訳なく思うこともありました。


でも、当の長女は、生後4カ月から長男のやることを見てはゲラゲラ笑ってばかりいる、陽気で穏やかな性格をした成長の早い子で、手がかからないタイプでした。風邪をひいても食欲がまったく落ちないためか治りが早く、今でも日々感心しています。

そんな長女は、頼りになる小さな同胞のようで、めちゃくちゃかわいいし、もちろん、長男もあいかわずとびきりかわいい。2人に抱きつかれているときなど、まさに“両手に花”。母の愛は、男女の愛とは違って、何股でもいけちゃうものだとわかりました。


親と子、子と子。家族の愛で子どもは育つ

家族

長女が2歳半で保育園に通い始めてからは、夕方にお迎えに行くまでが、先に幼稚園から帰ってくる長男と2人で過ごす時間です(厳密には次男含め3人ですが、次男は赤ん坊で会話に入れるわけではないので)。

週末に夫がいるときは、長女と2人でお風呂に入って、ゆっくり話をすることもあります。そうやって、短時間でも1対1の時間を作ることで、母と子の密な関係を築いているように思います。


子どもたちは私との時間も楽しんではくれますが、きょうだいで一緒にいる時間が大好き。ケンカはしても、基本的にお互いのことが「大好き」としょっちゅう言い合う、ラブラブきょうだいです。

子どもにとっても、母親との1対1の関係から受ける愛情だけでなく、きょうだいという家族の愛があることが、我が家の場合はプラスになっているな、と思います。


そんなわけで、1人目がかわいすぎて2人目を悩むお母さん、大丈夫ですよー!さらに、そんな悩みを通り過ぎた3人目はもう、ただただ激カワです(笑)。


次回は、高齢出産だからこそ、きょうだいを産んでよかったと思う理由について。

体力はなくても、気持ちに余裕があるのは大人育児の利点!そして、体力がないことを補ってくれるのは、実は2人目、3人目なのでした。



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『3人産んだ今だから言えること』

▻我が家の少子化対策|バックナンバー

『「2人目の壁」から救ってくれた子どもの一言』前編


『「2人目の壁」から救ってくれた子どもの一言』後編


『「お金ないから」と2人目をあきらめるのは早すぎる』前編


『「お金ないから」と2人目をあきらめるのは早すぎる』後編


『男として見れない!? 2人目妊活時、夫との関係は…?』


  • 鈴本りえ(ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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