女性のカラダ

『二人目ができずに悩んでいる私が救われた言葉』人生崖っぷち母ちゃん#5

人生崖っぷち母ちゃん 救われた言葉

こんにちは、赤星ポテ子です。


「兄弟がいない一人っ子はかわいそう」

「早く二人目を作りなさい」

「女は二人育てて一人前」


ちょっと待った~!その言葉、セクハラですよ……!?


彼氏がいる・いない。結婚している・していないについて聞くのはもちろん。

意外と盲点となっているのが「二人目の予定」。男性だけでなく女性もついつい聞いてしまいがちなデリケートなお話です。


妊活という言葉が世間でだいぶ定着しました。子供がいない夫婦に対して「子供を作らないの?」とデリカシーのない質問をしてくる人は一昔前に比べてだいぶ減ったように感じます。


タクゾー(息子)を連れて外を出歩くと不妊症と思われにくいためか、「二人目の予定」をいろいろな人に聞かれます。


一人っ子はかわいそう?

遊び相手がいない一人っ子は寂しそう

私自身、上に兄弟がいます。一人っ子として育った経験がないので、一人っ子の気持ちはわかりません。

一人っ子のほとんどの人が兄弟を欲しいと感じているのか、自分が大人になったとき老後に不安を感じるのか……、想像ができません。


二人目を諦め、不妊治療をやめてからもう二年ほど経ちます。

治療をやめてからしばらくは、兄弟を作ってあげられない罪悪感、そして時間とお金をかけてきたのに結果を出せなかった喪失感。上手く処理できないこの負の感情にがんじがらめになっていました。


二人目、まだ頑張れるよ

早発閉経と診断され、いつ生理が止まっておかしくないと言われていた私。


治療をやめてから一年間ほどは、血がついたティッシュペーパーを生理周期に見る度、往生際の悪い私の子宮が「まだ頑張れる」って言っている。


なんて生理が来る=まだチャンスがあると考えてしまいました。


さっきまで晴れていたかと思えば、急に雨が降るスコールのように、兄弟のいる生活をあきらめた苦しい感情にギュっと胸を押しつぶされ、発作のように時々やっては消えの繰り返しでした。


こんな発作と私はおばあちゃんになっても付き合っていかないといけないのだろうか?と思っていました。が、時が解決してくれるとはよく言ったもので、時間の経過とともに、現状を受け入れられるようになりました。


“一人っ子が寂しい” は思い込み?

一人っ子がかわいそうだから兄弟を作ってあげたいという思いより、自分が歩んできた経験をなぞろうと自分の生殖物語を再現しようとしていた自分にようやく気がつきました。


親の介護の負担

「一人っ子は、将来親の介護を一人で引き受けなければならない」というイメージがありましたが、それはもう時代遅れの考え。

今の時代、生涯未婚の人もいるし、子どもを望む望まないは別として夫婦二人の形を選ぶ家庭もある。


私はむしろ息子には面倒なお願いをしなくてすむよう、たくさん稼いでたくさん貯金をしたい。

(そのためにも、皆様からのお仕事を熱烈にお待ちしております。)


“一人っ子=かわいそう” は短絡的なイメージ

子どもは必ずしも兄弟の必要性を感じているわけではない。


一人っ子でもある、女性編集者の『寂しいと思ったことは一度もない』の言葉が、私の気持ちを軽くしてくれました。

一人っ子本人からの言葉ほど説得力のあるものはありませんよね。


一人っ子だからできる経験

私は一人目・二人目と不妊治療にだいぶお金を使ってしまいました。正直もう一人授かっていたら、息子の将来の選択肢をもっと狭めていたことでしょう。


息子と旅行に出かけているとき、ちょっと奮発して美味しいものを食べているとき、幸せを噛みしめながら「こんな贅沢できるのも兄弟がいないから」と負け惜しみの強がりな考えをしてしまうのでした!



▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


#2『セックスだけで赤ちゃんを授かれる人たち』


#3『終わらない「一人目VS 二人目不妊」問題』


#4『子どもを二人産めない女は「女の宿題」をやり残している、なんて言わないで!』


  • 赤星ポテ子(イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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