女性のカラダ

『終わらない「一人目VS 二人目不妊」問題』人生崖っぷち母ちゃん#3

人生崖っぷち母ちゃん 終わらない「一人目VS 二人目不妊」問題

一人目不妊が子連れと待合室を共有する辛さ

こんにちは、赤星ポテ子です。不妊で悩んでいるときに小さい子どもや赤ちゃんと同じ場所・時間を共有する辛さ、経験者として痛いほどわかります。


ましてや、不妊治療で通院しているクリニックの待合室で、子どもを見るのは拷問に近いものがあります。判定日が陰性判定だった日には死亡フラグものです。


二人目不妊ママが子連れ通院をせざるを得ない理由

私も一人目不妊治療中は、「子どもが出来たらクリニック に子どもは絶対に連れて行かない!」「子どもが出来ても一人目不妊の辛さは忘れない」と思っていました。


幸運なことに一人授かり、二人目治療も経て、今思うこと。

「子どもの預け先を毎回確保するのは無理ゲーに近い」


1.「卵子の老化」は待ってくれない

「子どもに手がかからなくなってから治療を再開すればいい」と私は正直、子育てをなめていました。あの頃の自分に言いたい。

「子ども手がかからなくなる頃は、妊娠率がだいぶ下がっている」


卵子が老化するという認識が、不妊を経験していない人の間でもだいぶ一般的になりました。少しでも妊娠率が高いうちに治療を始めようと思ったら、1年でも早く始めるべきです。


2.子どもの面倒を誰にも頼れない

治療方法やクリニックの方針によっても異なりますが、体外受精の場合、一周期で7回ほど通院します。一回の通院でかかる時間は3時間ほど。長い日は半日コースになります。


私は二人目治療中、通院の際は出来る限り母に子どもの面倒をお願いしていました。それでも、毎周期この回数をすべてどちらかの両親にお願いするのは至難の業。ましてや遠方にご両親が住んでいる方は頼れる状況ではないでしょう。


また体外受精期間中の採卵や移植日といった大掛かりな場合、早朝の6時台にクリニックに行くことも多々あります。その際、子連れは厳禁というクリニックがほとんどです。


「親に頼られなければシッターを使えばいい」


マリーアントワネットの無責任な発言「パンがなければお菓子を食べればいい」と同じくくりにはできませんが、シッターも気軽に頼めるものでもありません。

なぜならシッター代は高い(ただでさえ不妊治療は高額)、シッターを早朝からはお願いできない(ご存じでしたら逆に教えて欲しい)からです。


3.ワーキングマザーの二人目治療は産休中が勝負

子どもはなんとしてでも一人は授かりたいと思う人は大勢いますが、二人目不妊治療中となると層がだいぶ限られます。専業主婦か自営の方が多いです。

会社勤めのワーキングマザーの場合、早めに断乳して産休中に勝負。その期間に妊娠できなかったら試合終了→強制退場。熾烈な戦いです。


クリニックによって異なる子連れ通院への対応

以上、子連れ通院をせざるを得ない理由をつらつらと上げてきました。限定的ではありますが、第二子以降のママにフォローするクリニックが徐々に増えてきています。


以下、私が実際に通院していた子連れ通院への対応をクリニック別にご紹介します。


小さいキッズスペースを設置しているだけのクリニック

恐らくこのタイプのクリニックがほとんどだと思います。待合室の隅っこに申し訳程度に設置されたキッズスペース。ないよりましですが、育ち盛りの子供達が数畳程度のスペースに何時間もじっとしていると思うなかれ。


フロアを別に分けて診察

一人目不妊と二人目不妊が通うフロアーを分けているクリニックもあります。二人目不妊専用フロアーには、プレイルームが併設。電子レンジも設置されているので、通院中に子どもにお弁当を食べさせてあげることも、赤ちゃんにミルクをあげることもできます。


託児ルームを設置しているクリニック

子連れは裏口から託児ルームが設置されている専用フロアーへ入り、呼ばれたときだけ子どもを預けて診察フロアーに行くスタイルのクリニックもありました。


託児ルームは完全予約制。預かれるのは一名のみの狭き門。人気クリニックなので、毎回気軽に預けられるわけではありませんでした。


産科が併設されているクリニック・総合病院は子連れには通いやすい

不妊治療は言い値の自由診療。子連れ通院に対応しているクリニックは、治療費もお値段は高めです。


産科が併設されているクリニックや、大学病院などの総合病院は診察費も比較的安く、妊婦さんも多く通院しているので、子連れでも通いやすかったです。


一人目不妊の辛さも、二人目不妊の大変さもどちらも経験してみないと分からない。

当事者たちだけで、気持ちの整理をするのは難しい。どちらも不妊で悩み助けを必要としている人たち。クリニックが先頭を切って 対処してくれるとありがたいですね。



▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


#2『セックスだけで赤ちゃんを授かれる人たち』


  • 赤星ポテ子(イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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