女性のカラダ

生理前、わけもなく泣いていた私がもっと早く知りたかったこと

PMS

数年前まで、毎月必ずといっていいほど、気分が落ち込む日がありました。

わけもなく涙がでてきたり、ネガティブになったり、親しい人に八つ当たりしたこともありました。


「PMS」という言葉を知ってから、そういったネガティブな感情がホルモンバランスのせいだということに気が付きました。原因がはっきりするだけで楽になりましたし、PMSの改善策を試すようになってからは、かなり症状がましになってきたという実感があります。


「40代に入って生理前に気分が落ち込むようになった」

「生理前に今までとは違う症状が出るようになった」

など、年齢を重ねることでこれまでは感じていなかった生理前の不快感に敏感になる方もいます。


生理前の様々な症状であるPMSは、年齢や体調、生活リズムによって変化していきますので、20代・30代のうちに、ある程度PMSについての知識をつけておく必要があります。


今回は、PMSとは何か、また、PMSを軽くする方法とは何か、について簡単にご紹介します。

基本的な知識を身につけて、心身の変化に備えましょう。


PMSとは?「不安・イライラ…」すべて一過性のもの

不安

私がPMSという言葉を知ったのは、大学時代、海外に留学していたときのことでした。

当時は、PMSという言葉は日本では浸透していませんでしたが、欧米では一般的に使われており、PMSの女子は、イライラしたり嫌な女になりがちでやっかいだ、という認識が広まっていました。


ケイティーペリーの『Hot N Cold』という曲でも

『You change your mind

Like a girl changes clothes

Yeah you, PMS

Like a bitch

I would know』

と歌われています。


『あなたって女の子が服を変えるみたいに考えがすぐ変わるよね。PMS中の嫌な女みたい』と気分屋の男子を皮肉った歌詞です。


PMSは、日本語では月経症候群といい、月経前に生じる様々な症状の総称ですが、上記のように、「PMSと言えば精神的に不安定になるものだ」というイメージが海外では強いようです。


生理前には、精神的に不安定になりやすい人は、まずは、それがホルモンの影響であることを認識する必要があるでしょう。原因が分かっているだけで、イライラしたりわけもなく涙が出てきたとしても、「あと一週間でこの気持ちは終わる」と耐えられることができるでしょう。


PMSには、イライラや落ち込み以外にも様々な症状があります。


厚生労働省の女性の健康推進室ヘルスケアラボによると、PMSには、腹部緊満感・肩こり・頭痛・むくみ・体重増加・便秘・乳房緊満感などの身体的症状と、イライラ・怒りやすい・無気力・集中力低下といった精神的症状がみられるとされています。


こういった症状は生理の1週間~3日ほど前に現れて、生理が始まるとおさまります。


PMSの傾向が強い人の特徴とは?

調べる女性

私自身はPMSで悩まされることが多かったのですが、世の中にはまったく生理前も不快な症状が出ない、という人もいます。


その違いは何なのか、を知りたくて読んだ本『PMSの悩みがスッキリ楽になる本』(池下育子著・東京書籍)で、PMSの傾向が強い人の特徴を知ることができました。


本書では、PMS傾向の強弱を測定するチェックリストが書かれていました。

以下の項目にいくつ当てはまるか数えてみてください。


・律儀

・まじめ

・几帳面

・執着心が強い

・完璧主義

・負けず嫌い

・自分に厳しい

・依存が強いものがある(食、物、避け、タバコ、恋人、親、友人、性交渉など)

・嗜好品の量が多い(酒、タバコ、コーヒー、甘いもの)

・妄想癖(逃避壁)がある

・コンプレックスがある

・自我が強い

・こだわりが強い

・我慢するタイプ

・普段は感情をあまり表に出さない

・生活リズムが変則的な人(夜勤、徹夜がある職業など)

・生理はわずらわしい嫌なものだという意識が強い

・不定愁訴(頭痛、不眠、冷え性、疲れがとれないなどいつもなんとなく体調が悪い)

・自律神経のバランスが悪い

・ストレス関連疾患を患ったことがある

(P.30-31より抜粋)


いくつ当てはまりましたか?

当てはまった項目が多い人ほどPMSの症状が出やすい傾向にあります。

5個以上は黄色信号、10個以上は要注意の赤信号だと産婦人科医の著者は述べています。


PMSを軽くする方法。色々試して自分に合う方法を見つけよう

健康な女性

では、どのようにPMSの症状を緩和していけばいいのでしょうか?


たとえば、「こだわりが強い」「几帳面」などの性格はその人の美点でもありますから、治すことはできませんよね。


ただし、お酒・たばこ・コーヒー・チョコレートなどの甘いもの、などの嗜好品を取りすぎている人は、そういった品を口にする回数を減らすことで、PMSを改善できる可能性はあります。


そのほかにも

・寝る時間と起きる時間を一定にして生活リズムを整える

・三食同じ時間にきちんととる

・症状を和らげるために必要なサプリメントを摂取する

・ヨガなどの運動を取り入れ、自律神経を整える

・ハーブティーやアロマなどを楽しむ

・ゆったり入浴する時間をもつ

・漢方薬を飲む

といったアプローチがあります。


私は、ヨガや漢方薬など、片っ端からできるものを試してみた結果、かなり症状を和らげることができるようになりました。


どの方法が自分に合っているのかは未知数なので、PMSで苦しんでいる方はとりあえず様々な方法を試してみることをお勧めします。


また、症状がひどい場合には、迷わず婦人科の医師に相談しましょう。



参考文献

『PMSの悩みがスッキリ楽になる本』(池下育子著・東京書籍)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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