女性のカラダ

意外だけどアイスクリームが良い! 栄養士が教える風邪ごはんの基本

インフルエンザ

冬は風邪をひきやすい季節、今年はそれだけでなくインフルエンザが猛威をふるっていますね。そういうときは、消化する力も弱っています。

でも「どんな食べ物がいいのかわからない」という方のために、消化の良い食べものと、気をつけて欲しいことを栄養士がご紹介します。


風邪をひいてしまったら気をつけたいこと

体調不良の女性

風邪をひいてしまったときは、体を冷やさないように温かい服装がおすすめ。部屋の湿度は、60~70%に保ち、水分をたっぷり摂るようにします。そしてゆっくりと過ごし、しっかりと睡眠時間をとりましょう。最後に消化の良いものを食べる。これらが大切なポイントになります。それでは、次に消化の良い食べものをご紹介しましょう。


消化の良い食べもの

おかゆ

ご飯やおかゆ、うどんなどが消化に良い主食。おかずは卵、ささみ、白身の魚などです。果物も◎。水分は牛乳やポカリスエットや白湯などを飲みましょう。

アイスクリームやプリンなどもカロリーが高く、消化によいですよ。それでは具体的な例を挙げていきましょう。


おかゆ

「雑炊とおかゆ」はどちらが消化に良いと思いますか? 答えはおかゆです。

雑炊やお茶づけは、ご飯の粒がそのままで、だしと一緒に食べるので、あまり噛まないですよね。ご飯をゆっくりと噛んで、食べる方がおすすめ。でも一番消化に良いのは、柔らかいおかゆです。


うどん

うどんも消化の良い食品。煮込みうどんにすることで体も温まります。風邪をひいているから、肉も、てんぷらも、野菜もたっぷりと入れようと、思うかもしれませんが、消化力が弱っているときはシンプルに煮込んだ素うどんか、それに溶き卵を煮て食べましょう。


茶碗蒸し

卵は消化の良い食品。茶碗蒸しにすることでさらに、のど越しが良く食べやすくなります。たんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラルも含む優等生。鶏肉や銀杏と具材をいろいろ入れたくなりますが、消化のためにシンプルなものにしましょう。


ニンジンのポタージュ

ニンジンにはベータカロテンが豊富。この成分は喉の粘膜を丈夫にする作用が期待されています。ニンジンだけでなく、カボチャのポタージュもおすすめ。噛まずに飲めますね。


アイスクリームュ

アイスクリームは体が冷えるような気がしますが、口に含んでゆっくりと溶かすことで、口の中の温度に上げる事ができます。熱っぽいときは、冷たいアイスクリームが美味しく感じるでしょう。

おすすめは、ハーゲンダッツのようなカロリーの高い、乳製品と卵をつかっているものです。少ない量で栄養が摂取できるので最適です。


プリン

プリンも噛まずに食べられますよね。材料はお砂糖、卵、牛乳でアイスクリームと基本は同じ。甘くておいしいプリンは喉の通りも良い食べ物。

選び方は、裏を見て卵、砂糖、牛乳がメインに書いてある製品を選びましょう。


ヨーグルト

ヨーグルトも消化の良い食べやすい食品。乳酸菌が豊富に含まれ、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やし、免疫力をアップする効果が期待できます。便秘や下痢にも有効。選ぶときは無糖のヨーグルトにして、はちみつなどで甘味をプラスして食べましょう。


リンゴのすりおろし

胃腸が弱っているときは、すりおろして食べましょう。大根おろし器を使うと簡単です。リンゴは果糖やブドウ糖などの素早くエネルギーになる糖を含み、水溶性の食物繊維により、便秘を予防し、老廃物の排出を助けてくれます。空気に触れると酸化して変色するので、すぐに食べましょう。


風邪をひいたときにおすすめの飲み物

はちみつレモン

水分が摂取できるだけなく、タンパク質、免疫力アップ効果が期待できるビタミンCを含むもの、体を温める作用がある生姜などがおすすめです。


はちみつレモン

レモンには免疫力アップのビタミンCが含まれています。レモンを絞りはちみつを入れ、お湯を注いで作ります。はちみつの甘味はすぐにエネルギーになる風邪のときにはうれしい食材です。


ショウガ入りハーブティー

ショウガは発汗作用や食欲を増進させる作用があります。血行を良くして体をあたためてくれる効果が期待できます。好みで甘味をプラスしましょう。


ポカリスエット

汗をかいたときなどに失われた水分を素早く補給できる、体液に近い成分の飲み物です。


OS1(オーエスワン)

発熱、下痢、脱水などで水分が失われたときに素早く補給する製品で、医療現場で使われていて、食事の一環として使用されています。


白湯(さゆ)

水よりも白湯の方が温まるのでおすすめ。あまり熱い温度にはせずに、ぬるま湯くらいにしましょう。


みかんを絞った手作りジュース

みかんをスクイーザーでジュースにすることで、飲みやすく、ビタミンCも補給できます。スクイーザーは、100円ショップなどで売っていますよ。


症状別におすすめの食材

鼻水、鼻づまりがあるとき

鼻づまり

体を温めて血行を促進するようなスープなどがおすすめ。ショウガやネギは発汗促進、殺菌作用も期待されています。粘膜を守るビタミンAを含むニンジン、カボチャをスープにしましょう。


せき・のどの痛みがあるとき

のどの痛み

喉が痛いときは飲み込む度に痛みがあり、食べるのがいやになってしまうこともありますよね。そこでおすすめなのが、アイスクリーム、エネルギーが補給できるゼリー、スープなどです。のどの粘膜を強くする作用のあるニンジンジュースなどを飲みましょう。


寒け・発熱があるとき

発熱

熱がでると体の水分が奪われますので、OS1がおすすめ。水分を十分にとることが大切です。食欲も落ちていると思うので、アイスクリームやプリンなどで栄養を摂りましょう。スープやジュースからも水分は摂取できますよ。


下痢・吐き気のするとき

吐き気

胃腸が弱っているときは、とくに消化の良いおかゆなどを食べましょう。うどんなど糖質を中心に柔らかくして食べてください。薬味のネギは消化に悪いのでNG。体の水分が失われるので、OS1がおすすめ。スープや白湯など水分でたくさん摂るようにして下さい。


風邪をひいたら避けて欲しい食べ物

ポテトフライ

アルコール

アルコールでも日本酒のお燗なら、体が温まっていいような気がしますよね。でもアルコールは薬との作用が増強されてしまい、副作用が出てしまう可能性があります。絶対にやめましょう。


ポテトフライなどの揚げ物

ジャガイモを細くして揚げてあるフライドポテト。消化がよさそうだし食べやすいと思うかもしれません。でも脂質は胃腸に負担をかけてしまいます。鶏のから揚げなどの揚げ物もやめましょう。


野菜の食べ過ぎに注意

日常では野菜は大切な素材。でも野菜の食物繊維を摂り過ぎることで、体に必要なビタミンやミネラルまで排出されてしまう可能性があります。摂ってはいけないのではなく、摂り過ぎに注意しましょう。


いかがでしたか?

意外と「こんなものも食べていいんだ!」と、驚きがあったのではないでしょうか。風邪をひいたときに、体の節々の痛み、発熱などいつもの風邪とは違うと思ったときや、体に異変を感じたら、すぐに病院に行ってください。


参考URL

・大塚製薬 ポカリスエット

OS1(オーエスワン)


参考資料

栄養成分の辞典 監修 則岡孝子

食べ物栄養辞典 監修 中嶋洋子他

栄養の基本がわかる図解辞典 監修 中村丁次

2017 七丁 食品成分表 監修 香川明夫

あたらしい栄養学 監修 吉田企世子他

色の野菜の栄養学 監修 吉田企世子



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