女性のカラダ

妊娠中に性行為はあり?妊婦がしていいこと・ダメなこと

女性を幸せにする本

「妊娠中に旅行しもいいのかな」

「セックスしていいって聞くけどなんか心配」

など、妊娠中に何がしてよくて、何がNGなのか、はっきりしていないことって多いですよね。


今回は、産婦人科医の宋美玄さん著『産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠編から産後編まで! 』をテキストに、妊娠中にしていいこと・ダメなことについて解説していきます。


妊娠中のセックスで気をつけることはある?

妊娠中のセックスについて、医師に相談したいけれど恥ずかしいと考え、「妊娠中にセックスしてもいいとは聞くけど心配」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。


本書では、「ドクターストップがかかっていないかぎり、妊娠中にセックスしてもまったく問題ない」と断言しています。


ただし、注意しておくべきことはあるようです。


妊娠中のセックス

妊娠中のセックスについて、特別な注意事項はないのですが、できれば感染症を防ぐためにコンドームをつけたほうがいいでしょう。でも、まあ、そうはいってもつけない人が多いと思うので、当たり前のことですがお互いにパートナー以外の人とはせず、事前にシャワーを浴びるなどして身体を清潔にしてください。

体位については、お腹が大きくなってきたら、長時間の正常位は避けた方が無難です。妊婦さんが長く仰向けのままでいると、子宮の重みによって血管が圧迫され、急激に低血圧になって吐き気や冷や汗がでる『仰臥位低血圧症候群』になることがあります。(P.46)


上記のように、清潔にしておくことと体位を気を付けることで、妊娠中でも問題なくセックスすることが可能です。


実際に妊娠中にセックスをすると、「お腹の張りが気になる」という方も多いようですが、お腹が張ったからといって、流産や早産につながるわけではないので、気にする必要はないとのことです。


妊婦は、ヒールの靴をはいちゃだめ? 妊娠中のOK・NG

ぺたんこ靴

妊娠中は、セックス以外にも、「今これをしていいのかな」と不安になることが多いものです。


ここでは、気になる妊娠中のOK行為・NG行為についてみていきましょう。


①旅行

著者は、妊娠中に旅行をしてはいけないという指導は行っていないと述べています。航空会社も妊娠9か月までは問題なく利用できます。ただし、現地にいざという時に利用できる産婦人科があるかどうかを事前に確認しておく必要はあるでしょう。また、必ず母子手帳を持参するようにしましょう。


②ヒールの靴

ヒールの靴は、妊婦にはお勧めできません。普段から3センチ程度の靴を履きなれていて、ぺたんこ靴よりも慣れている、という人もいるでしょう。ですが、お腹が大きくなると、身体の重心が変わり安定感も変わってきます。万が一のことも考えて、できる限り安定する靴を選んだほうがよいでしょう。


③ガーデニング

ガーデニングなどの土いじりは、トキソプラズマ(寄生性原生生物により起こされる感染症)などに感染する危険性があるため、避けた方がよいでしょう。


④マッサージ

マッサージ自体が完全にNGというわけではありませんが、長時間仰向けになっていると前述した『仰臥位低血圧症候群』を引き起こす可能性があるため、避けた方が無難です。


⑤猫を飼う

妊娠以前から飼っているなら問題ありませんが、新しく飼いはじめるのは避けましょう。猫がトキソプラズマを持ってくることによって感染してしまうリスクがあります。


⑥ビデ

温水洗浄便座で洗いすぎると、膣や肛門の自浄作用が弱まってしまうことがあります。そのため、ビデの使用は控えた方がよいでしょう。


⑦タバコ・コーヒー・お酒などの嗜好品

タバコは絶対にやめましょう。タバコを吸う人は、吸わない人に比べて、流産や早産だけではなく、『妊娠高血圧症候群』『胎児発育遅延』などの合併症のリスクが高いことが報告されています。また、禁煙補助薬の使用も避けましょう。禁煙補助薬は、少量のニコチンを血中に入れることで禁煙を促す薬なので、薬を飲むことでニコチンを体内に取り入れてしまうことになります。


コーヒー・紅茶・緑茶・ココア・コーラなどは、カフェインが含まれているため、とりすぎることで流産や低出生体重児(出生時に体重が2,500g未満の新生児)のリスクが高まります。ですから、カフェインの取りすぎには注意が必要です。


お酒に関しては、「缶ビール350ml一本、ワイングラス一杯をたまにゆっくり楽しむ」程度であればアリだと本書では述べています。ただし、妊娠中に大量のアルコールを摂取することで、赤ちゃんに知的障害がおこる危険性もあるため、飲みすぎには注意が必要です。


さいごに

妊婦

今回は、妊娠中のOK行為・NG行為について解説してきました。妊娠中は、それまで出来ていたことに制限がかかり、ストレスが溜まってしまいがちです。


「あれもだめこれもだめ」とむやみに制限をかけてしまわずに、「コーヒーの代わりに、デカフェ(カフェインレスのコーヒー)を飲む」など、妊娠中にできる範囲で趣味や嗜好品を楽しみましょう。また、「これって本当はどうなんだろう。食べていいのかな、してもいいのかな」と疑問がある場合は、迷わず信頼できる産婦人科医に相談してみましょう。



今回ご紹介した本

『産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠編から産後編まで!』

著者:宋美玄

出版社:メタモル出版




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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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