妊娠と避妊について

【妊活】基礎体温でわかる妊娠&避妊のこと

  • 更新日:2019/06/18

妊娠しやすい時期は?

妊娠

基礎体温が、妊娠や避妊に役立つことを知っている人は多いですね。でも、正しい基礎体温の見方を知っている人は、意外と少ないかもしれません。ここで復習の意味もかねて妊娠と避妊のための基礎体温の見方の基本をまとめておきます。


妊娠しやすいのは、排卵日の3~4日前から、排卵後の1~2日の間です。この時期が、妊娠しやすい時期といわれています。


基礎体温で、なぜ妊娠の目安がわかるのかというと…。

妊娠は、卵巣から飛び出した卵子(排卵)が、卵管で精子と出会い、子宮内膜のベッドに着床することで起こります。そのため排卵後1~2日が、最も妊娠しやすい時期になります。

 

基礎体温をつけていると、生理が始まってから「低温期」だった体温が、グーンと上がり、「高温期」に入るのがわかります。これが排卵のサインです。

体温が低かった最終日の前後4~5日間が「排卵期」で、妊娠しやすい時期です。

基礎体温は妊娠すると、変わります。「高温期」が16日以上続くときは、妊娠している可能性があります。


それから、「まだちょっと妊娠は先でいい」と避妊したい場合、排卵の前後以外は、妊娠しづらいから「避妊をしなくても大丈夫」というのは間違いです。基礎体温だけで、避妊をするのはとても危険です。

正しく使うことで99%以上の高い避妊効果があるのは、低用量ピル(OC)か、子宮内避妊用具(IUD)です。

もちろんコンドームだけでは、高い避妊効果は期待できません。でも、性感染症(STI)予防のために、コンドームも併用することは大切です。低用量ピル、または子宮内避妊用具とコンドームを両方使うことが、正しい避妊法です。


基礎体温って何?

基礎体温

基礎体温って言葉を知っている人は多いけれど、基礎体温ってどんなものなのか、普通の体温とはどう違うのか、詳しい知識をもっている人はそう多くないのでは?

基礎体温とは、体が安静な状態で必要最小限のエネルギーしか使っていないときの体温のことを言います。体温は、1日の中で環境や活動によって変動します。


ですから基礎体温は、朝起きてベッドから出る前の安静状態で測るのです。そうでないと正確な体温が得られません。

本当は寝ているときの体温がより安定しているわけですが、測れませんね。就寝中に近い朝一番の体温を測ることで、より正確な基礎体温の測定ができるわけです。動くと体温は上がりますから、夜中や明け方トイレに目覚めた日は、基礎体温表にメモしておきましょう。


基礎体温計と普通の体温計の違い

基礎体温

また、基礎体温は舌下で測ります。舌下で測ると、人の体内の体温に近い値が得られます。

風邪を引いたときなどに使う普通の体温計で、脇下で体温を測ると基礎体温よりだいたい低くなります。それは、脇の下など皮膚の上から測るからです。人の体内の温度はもっと高いのです。舌下が体内温度に最も近いわけです。


基礎体温の変化は、0.3~0.5度といった微妙な体温の変化を見ます。一般的な体温計は小数点第1位までですが、婦人用体温計は小数点第2位まで表示することができます。

微細な変化は婦人用体温計でないと捕らえるのが難しいのです。これが、婦人用体温計と一般的な体温計の大きな違いです。

ですから、基礎体温を測るときは、婦人用体温計を使うことが望ましいのです。



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  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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