女性のカラダ

【妊活】卵巣力をあげる!日常生活でできることって?

卵巣力

卵巣はモノ言わぬ臓器ではあるけれど…

“子宮”のことは意識しても、“卵巣”の存在をあまり認識していなかったりしませんか?

確かに、卵巣は“モノ言わぬ臓器”といわれるほど、何か病気があってもかなり症状が進行するまで、自覚症状が現れない臓器です。

でも、妊活のためには、卵巣はとても大事な場所。

日常生活の中で「卵巣に悪いことを避け」「卵巣のためにいいことをする」ことが妊活の神髄でもありますね。 


貧血に要注意!

注意したいのは、卵巣の機能低下や卵巣に腫瘍ができているなどの病気がないかどうか。症状の有無にかかわらず、年1回は婦人科で経腟超音波検査をして、子宮だけでなく、卵巣のチェックもしてください。


すぐに疲れる、風邪をひきやすいなどの症状は、貧血がある場合にも起こります。貧血は、卵巣のためだけでなく、全身に影響します。

ほかにも、甲状腺機能の病気、肝臓、腎臓、心臓の病気など、隠れた病気がある可能性も考えられますから、婦人科を受診してください。


卵巣機能は婦人科でチェックできますし、貧血、甲状腺機能ほかも血液検査でわかります。婦人科では、卵巣の働きを正常に回復させる治療をホルモン剤や漢方薬などで行ってくれます。


卵巣が疲れていませんか?

卵巣が疲れる

婦人科でチェックをしても特に病気がないのにもかかわらず、何をしてもすぐに疲れてしまって、だるくて能率があがらない…。なんだか調子が悪い時期がありますね。これは、卵巣が疲れている可能性があります。

疲れる、だるいという症状は、「PMSの時期」や「生理の時期」に多い不調です。また、生理周期にかかわらず、卵巣の働きが低下して、生理不順になっていたりすると、疲れ、やる気の低下などが起こります。


デトックスを心がけて

体に必要な栄養をきちんと摂って、血液とともに、酸素と栄養が体の隅々に行き渡り、老廃物が排出されれば、疲れやだるさは起こりにくくなります。卵巣にも必要な栄養がいきますね。

まず行いたいのは、心と体のデトックス。いらないものを捨てましょう。働き過ぎ、食べ過ぎ、考え過ぎ…。「過ぎる」ことが多いと、掃除がうまくいきません。ストレス解消は大切です。


疲れているときは、体を興奮させ、結果的に疲れさせてしまうカフェイン、アルコールは控えめにして。また、血液を酸化させる甘いもの、動物性脂肪の高いものもほどほどに。


骨盤周りを温めて!

卵巣を元気にするには、温めることも大事。即効性が期待できます。

温める場所は、おへその下と仙腸関節。使い捨てカイロや温湿布で温めます。また、冷えがひどいときは、お尻の真ん中にある仙腸関節(背骨の一番下にある平らな骨)を温めるのもおすすめです。


温湿布には、痛みを緩めるラベンダーかクラリセージのアロマオイルを1~2滴たらすと効果が増します。


お風呂へ入りましょう

体を温めて、血行を促進、メンタルにもいいので、湯船に入りましょう。生理のときでも、清潔な一番湯に入れば問題ありません。


体を温める効果が高い炭酸系の入浴剤はおすすめです。半身浴で長時間入るのもいいですが、時間がないときは、少し熱めの42℃くらいのお湯に、炭酸系の入浴剤を入れて15分。1時間後にベッドに入るタイミングで入ると、ぐっすり眠れて疲れもとれます。


呼吸法で血流をよくします

そして、呼吸法をぜひ行ってみてください。血巡りがよくなって、毛細血管のすみずみまで血液とともに栄養が行き渡ります。老廃物のお掃除も円滑になります。


4秒ずつかけてゆっくり鼻から「吐いて」「吸って」を10回くり返します。5回目くらいから体がポカポカしてくるのを感じるはずです。

血巡りがよくなると、卵巣にもいっぱい栄養がいきますから、呼吸法は妊活にはもってこいです。


胃腸を休ませましょう

胃腸を休める食事

卵巣が疲れているときは、胃腸も疲れていることが多いのです。食事の量を少しだけ減らし、シンプルな食事に。温かいスープや汁物は、吸収もよく体が温まります。


夜、食事を軽くして物足りたいときは、食後にストレート(濃縮還元でないもの)のリンゴジュースやオレンジジュースを温めて飲んでみてください。けっこうおいしいです。


山芋とアーティチョーク

食材で言えば、おすすめは“山芋”です。山芋は中国で「山薬(さんやく)」といって、漢方薬や薬膳食材の仲間です。刻んだり、すりおろしたりして、お醤油、わさび、のりなどで食べます。お粥やお味噌汁に入れてもヘルシーな強壮剤です。


また、デトックス系のハーブもおすすめです。血液をきれいにしてくれる、肝臓、腎臓にいいアーティチョーク(アザミ系)やウコン、フェンネル、バラのお茶やサプリメントが役立ちます。


甘いものは控えてハーブティーを

卵巣が疲れているときは、体も疲れるので、つい甘いものに手が伸びます。でも、甘いものはビタミン、ミネラルを奪ってしまい、さらに体が疲れてしまいます。どうしても食べたいときは、黒砂糖やドライフルーツに。プルーン、デーツ(なつめ)がおすすめ。


冷えているときには、カフェインもできれば避けたほうがいいです。コーヒー、紅茶、緑茶は控えて、そのかわりにハーブティーを飲みましょう。ラズベリーリーフ、カモミールなどがおすすめ。メープルシロップ(ビタミンが豊富)を少したらすと、甘いものの代わりになります。番茶やほうじ茶に、ゆずジャムなどを少しだけ入れてもおいしいです。




▼著者:増田美加の人気コラム▼

【妊活】もう一度、不妊について知る基礎知識
【妊活】がんになっても子供は産みたい!『卵巣凍結』という方法知ってる?
基礎体温でわかる体のリズム、妊娠&避妊のこと
乳がんの真実③ 仕事を続けたい ~乳がん経験者からのメッセージ~
乳がんの真実② 外見のケア~乳がん経験者からのメッセージ~
乳がんの真実①「乳房再建」~乳がん経験者からのメッセージ~
  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ