女性のカラダ

乳がんの真実③ 仕事を続けたい ~乳がん経験者からのメッセージ~

乳ガンの働き方

4人に1人が20代~50代でがんにかかる時代です

今、3人に1人が、がんで仕事をやめています。

若い世代のがんが増えていて、4人に1人が働き盛りの20代~50代でがんに罹患する時代になっています。

特に乳がんは、若い世代のがん患者さんが多い病気です。


前向きに治療を続けるためにも、自分のアイデンティティを維持するためにも、がんになっても仕事を続けられることが重要です。


働く世代の患者さんにとって仕事はアイデンティティ

がんは治る時代になり、通院で治療するケースが増えています。

これは働きながらがん治療を行う人が多いことを意味しますが、現実はどうなのでしょう。


あるアンケート調査(「がんと一緒に働こう!」CSRプロジェクト編 合同出版より)では、がん経験者の就労意欲は高く、80%が仕事をしたいと答えている一方で、3人に1人ががん診断後に転職、解雇、依願退職をしていて、4割は診断後に収入が減っている実態が明らかになっています。


患者さんの中には、がんに罹患し後遺症に悩まされて、退職せざるを得ない人もいます。これまで頑張ってきた仕事を失うことは、人生のアイデンティティや生きがいを失い、とても苦しいことです。


がん患者さんが働きにくい社会がまだあります

日本のがん経験者の4人に1人は、20代~50代の働き盛りにがんに罹患しています。がん治療をしつつ働いている人は、32.5万人もいるのです。


しかし、今の日本は治療を続けながら、働き続けることの難しさがまだあります。がん患者に対する社会の偏見もあります。

さらに、がん患者さんには、常に生の不安とも向き合っています…。


がん患者さんが働く悩みを相談できるようになりました

以前は、働く悩みを相談する場がなく、働く世代のがん患者が共通の課題を話し合うこともできませんでした。今は少しずつですができてきています。

体験を共有することと、ひとりではないことを知ることは、がんにかかった後の生き方を考えるうえで大切な支えです。


患者さんたちの訴えの声が聞き入れられるかたちで、2016年、がん対策基本法の改正で基本理念の中に“社会環境の整備”という言葉が盛り込まれ、国が初めて“がんと就労”の問題を認めました。


就労を支援することは、がん患者だけの問題ではなく、病気にかかる可能性のある全てにとって重要なことなのです。


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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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