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【妊活】もう一度、不妊について知る基礎知識

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不妊治療で生まれた赤ちゃんが増えています

不妊症に悩むカップルは、年々増えています。

不妊を心配したことがある(または現在心配している)初婚同士の夫婦の割合は、約30%(2010年調査)。

前回調査(5年前)から約5%増加しています。


さらに、子どものいない夫婦に限った調査では、約50%の夫婦が不妊について心配した経験があるという結果も出ていて、こちらも前回から7.5%増加しています。

(国立社会保障・人口問題研究所 2010年6月「第14回出生動向基本調査」より)


また、別の調査で、体外受精を行った人は242,161人。そして、体外受精で生まれた赤ちゃんは 28,945人(日本産科婦人科学会が集計した平成22年実績データより)です。


2004年に体外受精で生まれた赤ちゃんは、全体の出産数の1.64%でしたが、2010年には2.7%が体外受精で生まれた赤ちゃんということで、こちらも年々増加傾向にあります。


そして、不妊症に悩む声や不妊治療の話を聞いて、将来の妊娠、出産に不安になる女性たちも増えてきています。


不妊の予防をしたいと思ったら…

決まったパートナーがいて2年以上子どもができないと、不妊症と定義されています。現在、不妊原因は女性だけでなく、男性に原因がある場合が約半分あります。不妊は女性だけの問題ではないのです。


しかしながら、不妊症の女性側の原因は、結婚前に起こることもあります。将来、赤ちゃんが欲しいと思っている女性は、今から気をつけておくことが大切です。


私たち女性が将来の不妊症を予防したいと思ったら、病気はなくても定期的に婦人科の検診を受けることから始めてください。

心も体も健康な状態でいることが、将来の不妊防止になります。


女性が産める年齢は限られています…

卵子の老化は、30代から始まって、30代後半には加速してしまいます!


当然ですが、いつまでも産めるわけではありません。

平均寿命が長く延びて、女性は昔よりずっと長生きになりました。でも産める時期というのは、今も昔も変わっていません。閉経の時期は、今も昔も50.5歳。

今の女性は、若々しくなって昔の女性より10歳も20歳も若く見えます。見かけは若くても、卵巣や子宮の寿命は変わっていないのです。


それから、「生理があるうちは産める」と思っていませんか? 

生理があっても、きちんと排卵していなければ、妊娠はできません。30代後半には卵巣の働きが低下してきますので、妊娠・出産する確率も低下します。


「45歳とか47歳で産んでいる有名人や芸能人がいるじゃない…」と思っているかもしれません。

でも、初産で40代で産めるのは非常にまれなことです。


20代の不妊は数%しかいないのに、40代では60%を超えます。それに、せっかく妊娠しても、育たずに流産してしまう割合も高まり、流産率は30代後半で20%、40代では40%にはね上がります。


やはり妊娠力が高いのは、35歳まで。

高齢出産になる35歳からは、まだ妊娠力はあるものの、かなり低下する年齢と考えざるを得ません。そして、妊娠力は40歳になると激減すると考えてください。


妊娠力をチェックしてみませんか?

□生理が規則正しいだけでなく、排卵が毎月ある

□子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などの病気がない

□規則正しい生活と食事に気をつけている

□タバコは吸わない

□体脂肪率は29%未満

□ひどい冷え症や強いストレスがない

□無理なダイエットをしたことがない


いかがですか?当てはまるものがなければ、ひと安心です。


病気がないか定期的に婦人科の検診でチェックしていますか?自覚症状がまったくない病気もありますので、要注意です。


こんな病気はないかを、定期的にチェックしましょう

まず、生理不順は危険信号です!

心配な生理不順かどうかは、基礎体温で排卵がきちんときているかどうかで、ある程度は見極められます。排卵が毎月起きていれば、生理周期が多少ずれていても心配いりません。


排卵が起きていない場合は要注意です。20代~30代で無排卵が続くと、不妊症を引き起こす可能性があります。

排卵が起きない理由としては、多のう胞性卵胞、排卵障害、高プロラクチン血症、甲状腺の病気などが考えられます。


あとは、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などの病気も、妊娠しづらさにつながります。また、性感染症のクラミジア(初期は無症状です)は、若い女性に増えていて、これも将来の不妊の原因です。


それから、肥満で皮下脂肪が増えると、排卵異常になりやすく妊娠しづらくなります。

逆に、無理なダイエットをしすぎても、無月経になってしまうことがよくあります。


喫煙は著しく妊娠力を低下させますし、規則正しい生活も大事。太りすぎも、やせすぎもNG。ストレスや冷えは、卵巣の機能を低下させます。


将来の不妊予防のために、検診や日常生活など、自分で努力してできることはいろいろありますね。


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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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