女性のカラダ

妊活ブログ「もし悩んでいたら、遺伝カウンセリングを…」

赤ちゃんを抱く女性のイラスト

生まれてくる赤ちゃんについての悩みが…

妊娠で悩んでいる人の中には、生まれてくる赤ちゃんについての悩みを持っていて、それが妊娠へ向けてのハードルになっている方もいます。最近、私の周りの妊活世代の女性から、悩みを打ち明けられました。


その悩みとは、

「もし妊娠できても高齢出産になるので、流産の可能性が心配…」

「生まれてくる赤ちゃんに、病気や障害がある可能性があるのではと心配…」

というものです。


妊活世代の女性たちの話を聞くと、ほかにも

「胎児の検査や出生前検査について知りたい」

「自分や子どもの生まれつきの病気について相談したい」

「うちはがん家系だから私や家族もがんになる? 生まれてくる子もがんになりやすい?」

などなどです。


遺伝カウンセリングを知っていますか?

遺伝カウンセリング

このような心配をもっている方は、遺伝カウンセリングを受けてみるのも、ひとつの方法だと思います。


遺伝カウンセリングでは、認定を受けた遺伝カウンセラーが、遺伝に関わる悩みや不安、疑問などを持っている人に対して、科学的根拠に基づいた医療情報を正確にわかりやすく提供をしてくれます。

そのうえで、話を十分に聞いてくれながら、医療技術や医学情報を利用して問題を解決できるように、心理面や社会面も含めてサポート、支援を行ってくれます。


相談は、遺伝や遺伝性疾患に関する悩みや不安を抱えている人や問題に直面されている人、またはそのご家族でも、だれでも相談可能です。


遺伝カウンセリングで相談できることとは?

遺伝に関することなら、自分のこと、家族のこと、何でも相談できます。


たとえば、

「子どもが遺伝病と言われました。家族に同じ病気の人はいないのになぜですか?」

「2人目の子どもが欲しいけれど遺伝が心配です」

「最近、親が遺伝子の病気と診断されました。将来自分も同じ病気になるのではないかと不安です」

など、遺伝についての不安に対して、専門家が対応します。


もちろん、前述の私の周囲の妊活女性の悩み

「もし妊娠できても高齢出産になるので、流産の可能性が心配…」

「高齢妊娠なので、おなかの赤ちゃんに染色体異常がないか心配…」

「生まれてくる赤ちゃんに、病気や障害がある可能性があるのではと心配…」

「胎児の検査や出生前検査について知りたい」

「自分や子どもの生まれつきの病気について相談したい」

「うちはがん家系だから私や家族もがんになる?生まれてくる子もがんになりやすい?」

などなどの相談にものってくれます。


遺伝子の検査を受ける前に考えておくこと

遺伝子検査

遺伝学的検査の大部分は、一生のあいだ変化しない個人の遺伝子情報を検査するもの。


ですから、遺伝子の情報は、検査を受けた本人の究極の個人情報なのですが、同時にそれは、望むと望まないと、にかかわらず、血縁者にとっても究極の個人情報になってしまいます。


たとえば、本人の病気の遺伝子検査の結果で、血縁者に同じ病気の可能性が見つかることもあります。もしそのことがわかったら、血縁者に伝えるのか、どう伝えるのか…についても事前に考えておく必要があるのです。


そのため、遺伝子検査をする前に、遺伝カウンセリングを受けて、検査後のあらゆる可能性を十分に考えておくことが必要なのです。


遺伝カウンセリングの費用は自由診療です

遺伝カウンセリングは、自費診療ですので、施設ごとに費用は徐となります。一般的に、5千円~1万円程度の施設が多いと言われています。

当然、これより高いところも安いところもありますので、受けようとする施設に事前に問い合わせることが大切です。


遺伝カウンセラーとは?

遺伝カウンセラーとは?

遺伝カウンセリングは、臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラーが行えます。


●臨床遺伝専門医

遺伝情報を調べる検査などは、多くの診療科で通常の医療で行われています。本来ならすべての医師が、基本的な遺伝カウンセリングに対応できるのが理想ですが、遺伝にかかわる問題には、対応が難しいものがあります。


たとえば、出生前診断、これから自分が病気になるかを調べる発症前診断、自分自身は病気にならないが次世代への影響を調べる保因者診断などです。


これらの高度な遺伝カウンセリングに対応する医師が、日本遺伝カウンセリング学会と日本人類遺伝学会認定の「臨床遺伝専門医」です。

臨床遺伝専門医は、臨床遺伝専門医制度委員会のホームページにあります。


●認定遺伝カウンセラー

遺伝にかかわる問題と向き合うときには、本人や家族の病気や将来について、自分自身で考え、選択することが必要な場面がさまざまあります。

遺伝子や染色体の検査を受けるかどうかを考えて、決めることも、そのひとつです。このような場面では、体や遺伝に関する医学的なことだけでなく、心理的なこと、社会的なことについてもサポートが必要です。


そこで、医学的、心理的、社会的な課題を整理したり、医療情報だけでなく福祉や療育に関する情報についても提供してもらい、自分自身が納得のできる方針を立てられるように、臨床遺伝専門医と連携してサポートするのが「認定遺伝カウンセラー」の役割。


認定遺伝カウンセラーは、日本遺伝カウンセリング学会、日本人類遺伝学会の認定遺伝カウンセラー制度委員会のホームページで探せます。


遺伝カウンセリングを行っている施設リスト

かかりつけ医がいる人は、そこで聞いてみるとよいですが、特に相談する場所がない場合には、遺伝カウンセリングを行っている施設、全国遺伝子医療部門連絡会議のホームページにある「遺伝子医療実施施設検索システム」から調べられます。


日本遺伝カウンセリング学会にも詳しい情報がありますので、確認してみてください。



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    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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