女性のカラダ

体質改善セルフケア①  漢方は女性になくてはならないお助けアイテム

増田美加先生

漢方薬、利用したことありますか?
私は、不調と美容対策のために、毎日飲んでいます。私にとって漢方薬は、体と心とお肌のために、なくてはならないお助けアイテムです。
漢方薬は、体全体のバランスを整えるのが得意で、体質を改善して、不調の少ない体にすることができます。特に、全身の不調や、生理不順、痛み、冷え、むくみ、肩こり、イライラなどの改善に向いています。まさに女性の味方ですね。


漢方薬は、自分の「証(タイプ、体質)」にあったものを使うことがとっても大事。できれば、漢方専門のドクターに処方してもらうことをおすすめします。医師の処方箋があれば、健康保険が使えます。持ち歩きに便利なエキス剤(顆粒)もありますから、ぜひ利用してみてください。


「漢方薬は長く飲まないと効かない…」というイメージを持っている方も多いと思います。そんなことはないんです! 症状によっては、1包で即効性のある場合もあります。
たとえば、私は「お酒を飲みすぎたなあ」と思ったときに「五苓散(ごれいさん)」を飲みます。すると、二日酔いになりません。
それから、「寒気がしてのどが痛い。風邪ひきそう…」と思ったときに、すぐ「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」と「桔梗湯(ききょうとう)」を飲みます。風邪の早期治療になって、翌日にはすっきり。漢方のおかげでここ数年、風邪で寝込んだことはありません。
こんなふうに症状が出たときだけ、即効性のある漢方薬もあるんです。



それから、体質改善のための漢方薬。これは長く飲み続けたほうが、効果が出ます。個人差はありますが、「体調が変わってきたなあ」と感じるのに、2~4週間くらいかかります。これをベースの漢方薬と考えて毎日、飲みます。治療効果を感じるためには、もちろん、医師に見立ててもらうことが大事ですね。
長い間で、私は、ベースの漢方薬も何度も変更してきています。年齢に応じて体質が変わり、そのときにあったものを飲んでいるわけです。今は、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」と「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」で生理にまつわる不調ケアと胃腸の働きと免疫力をアップするケアに役立てています。


女の子におすすめの漢方薬をいくつかご紹介しましょう。
「生理不順や生理痛、PMSなど、生理にまつわる時期に起こる不調(冷え、頭痛、腹痛、肩こり、めまい)が多く、比較的体力がない人」には、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」。


「生理不順、生理痛、生理時の出血が多い、などの生理にまつわる時期に起こる不調(冷え、頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、便秘、吹き出物)が多く、比較的体力がある人」には、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」。


「疲れやすく、気分がふさぎ、不安、肩こり、めまい、不眠、吐き気などがあって、比較的体力がない人の生理不順、生理痛」には、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」。


体質改善セルフケア② 食事は美容とスタイル、すべての基本です
  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ