月経カップ

使ってみた♡本音でレビュー!月経カップについて

  • 更新日:2016/07/29

使ってみた!第3の生理用品、月経カップ

口コミやネットで、月経カップが日本でも広まりつつあります。

「生理であることを忘れる」「ムレからも高コストからも解放される」と言われる生理用品。

実際ライターが試した上での使用感、使う上でのメリット・デメリットを本音で紹介!


月経カップってどんなもの?

月経カップとは医療用シリコンで作られた、膣に挿入して経血を受け止めるカップ状の器具。最大で12時間、連続使用が可能です。

ゴミも出ず、半永久的に使うことができます。


挿入する器具ということで身体への影響について不安を覚える方も多いかもしれませんが、健康に悪影響はないことはきちんと医学的に証明されています。


月経カップ自体はアメリカが発祥で、1930年代には既にあったとか!

このときは素材が硬いという理由で普及せず、戦後、柔らかい素材が発明されて次第に浸透していったようです。


日本では、2016年8月、つまり今年に佐賀のネット通販会社が初の日本製月経カップを発売する予定。

日本ではまだまだ認知度が低い生理用品です。

私が月経カップを知った経緯は、生理用品が贅沢品として扱われる発展途上国で、少女たちが生理のために学校を休むようなことがなくなるよう、安全で健康な月経カップの普及を支援している、という記事を読んだからでした。


そんなに便利なものなら私も今すぐ使ってみたいと思い、さっそく購入を決めました。


私が購入したのは、アメリカのメーカー「SckoonCup(スクーンカップ)」。もちろん、アメリカと日本、両方の薬事法をクリアしています。

開封すると、手のひらに乗る小ささ、滑らかな作り。深さは親指の第一関節までを2本分くらい、といったところです。

月経カップ 月経カップ

大きさはリップと比較してこれぐらい。

見た目よりも重みがあり、結構な弾力があります。

くれぐれも清潔にしてから使用するということで、解説にあった通り、専用の鍋を用意して、煮沸消毒をします。月経カップはシリコンなので水に沈みます。

鍋の底につくと変形する可能性があるので、こちらも専用の菜箸で、沸騰したお湯の中に浮かばせつつ5分。

その後冷まして、手もきれいに洗い…いざ、挿入!


前述しましたが、結構な弾力があるため、解説にある「折りたたんで挿入」が、なかなか大変。

丸く開いた口を「U」の形に折り曲げるまではできるのですが、挿入しやすい持ち方で「U」の形を維持するのがなかなか難しいです。

月経カップ

海外サイトでは何種類もの折りたたみ方が紹介されていて、そんなに種類が必要なのか疑問でしたが、いくつも試して、自分にあったやり方を見つけることが必要だと分かりました。

いざ挿入しようとすると、見た目よりも結構な大きさに感じられます。これを体に入れっぱなしにするのかと考えると、ちょっと怯んでしまいます。

月経カップ 月経カップ

ちゃんと日本語の説明書もついているので安心!


月経カップ体験!使用感レポート

しかし、うまく入るとそこからはとても楽。

折りたたんだ形状が、膣の中で再びカップ状に開けば成功です。

折り曲げた形を維持するのが大変なくらいに弾力があるので、カップ自体が体の中で傾いてしまったりしない限り、失敗することはなさそう。

タンポンほど奥深くに挿入することはありません。

取り出すためのステム(カップに継ぎ目なく付けられている、同素材のひも)が手で確認できるくらいに入れば大丈夫です。

タンポンに慣れている人は最初、位置の浅さに違和感を覚えるかもしれません。

きちんと装着すると、トイレから出た途端に生理中であることは忘れてしまいます。

ナプキンやタンポンに含まれる化学物質の影響がないので、生理痛が楽になるという説もあるようです。

臭いもムレも違和感もゼロ。トイレにすぐ行けない状況で、ナプキンがもう限界かも、服を汚してしまうかも、という心配はありません。


ただ、量が原因なのか、慣れていなかったことが原因なのか、その日は数時間後にモレが発生してしまいました。

念のために軽い日用のナプキンも併用していたので大丈夫でしたが、個人差やその日の量によっては、長時間挿入しっぱなしはできないようです。

ちなみに、私は量が最も多い日以外は、12時間挿れていても、ストレッチやスクワットをしても、モレはありませんでした。


取り出すときはまた一苦労。

ステムを引っ張り、挿入時と同じく、変形させて取り出すのですが、経血で滑るし、カップはモレを防ぐ構造なのか、膣内にピッタリ張り付いてなかなか出てきません。

やっとのことで取り出しましたが、手が血だらけで、服の裾などの処理をきちんとしていないと、うっかり汚してしまいそうでした。このときは自宅だったので、すぐに洗面所まで行ったのですが、外出先ではこの作業が難しいと分かりました。月経カップは、一度取り出したら中身を捨て、よく洗ってから再び装着する必要があります。

「洗う」というのも、外出先のトイレの個室ではなかなかできませんよね。

月経カップのために、消毒作用のあるウェットティッシュや、洗浄のための水をペットボトルで持ち歩く人もいるようです。


一度使ってみて、個人的に思った問題点は以下の通り

・手を洗っても爪に血が入ったままになる。爪ブラシがほしい!

・月経カップをウェットティッシュで拭うだけでは清潔と言えないかも。

・ウェットティッシュなどを使えば結局ゴミが出る。

・ペットボトルを持ち歩いたら生理のときの荷物が重くなる。

・月経カップを扱うサイトでは、12時間ごとの交換なので、お風呂の際に取り出して洗い、再び装着すればよいと書かれていましたが、外出や旅行先ではそううまくいきません。


今後も使いたい!月経カップ

何度か使ってみて、結局私がたどりついた方法が、月経カップを二つ持つこと、そして使い捨てゴム手袋を使うことです。

ゴム手袋はドラッグストアで100枚単位で売られています。すべらないもの、感触が分かるものを選ぶのがオススメ!

外出時には、2つ目の月経カップと手袋をあわせて持っておくと安心と思いました。

使用済みの月経カップは、持ち帰ってから洗います。


慣れるまでは、しばらく家だけで使ってみて、自分の経血の量を把握し、取り出しのペースやコツをつかんでいくのが良さそうです。

ナプキンやタンポンも、場合によって使い分ければ便利。装着の前後はちょっと大変ですが、装着中は、これほど楽なものはありません。

慣れさえすれば、メインで使う生理用品としてずっとお世話になりたいと感じるはずです。

月経カップは1つ4千〜5千円と価格が高いので、たとえば一度に2つ用意するとなると結構な出費です。しかしその後ずっと使えるので、長い目で見れば、経済的であることは間違いありません。


これから使ってみようという方は、どうかくれぐれも清潔と安全を第一に。

最初はなかなか上手く扱えないかもしれませんが、必ず自分に合ったやり方を見つけられるはずです。

ゆっくり付き合っていってくださいね。

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