女性のカラダ

ひと月の中で代謝が落ちやすいのはいつ?

代謝が落ちやすい時期

寒くなると代謝が落ちて疲れやすくなりますね。そこで今秋の妊活コラムでは、疲れ、だるい、などの不調ケアに大切な鉄分について、ご紹介します。


その前に、代謝が落ちやすいのは、ひと月の生理周期のなかで、どの時期でしょうか?


生理開始日~7日目 ⇒「生理期」

生理開始8日目~14日目 ⇒「ハッピー期」

生理開始15日目~21日目 ⇒「ニュートラル期」

生理開始22日目~28日目 ⇒「PMS期」

*日にちはおよその目安です。


正解は、生理開始22日目~28日目のPMS期です。生理前はプロゲステロンが多く分泌され、体温が上がり、だるくて疲れてむくみやすいのです。心も体も低調で代謝もダウン気味になります。


鉄分はなぜ必要なの?

鉄分はなぜ必要?

 生理世代の女性は、鉄分が絶対的に不足しています。妊活中の女性には、欠かせない栄養素です。

鉄分(Fe)とは、血液を通して全身に酸素を運ぶことが最大の役割です。成人女性の1日の摂取目安は10.5mg。欠乏すると、疲れ、だるさ、めまい、免疫力の低下などの不調の原因になります。


女性は毎月の生理で、男性よりも鉄分を消耗します。そのため女性にとって、鉄分はもともと不足しやすい栄養素です。

それに加えて女性は、生理中に経血と一緒に大量の鉄分を喪失します。女性の1日の鉄分摂取量は8mgであるのに対して、喪失量はなんと24〜32mgも。摂取量に対して失われる量が圧倒的に多くなります。

ただでさえ、鉄分は普段の食事からは摂取しづらい栄養素。特に、生理中は積極的に鉄分を補給することが大事なのです。また、PMSで体調が悪く、だるくて疲れやすく、代謝が落ちているときも補給することは大切。


鉄分不足でくすみやクマが発生!

鉄分不足

鉄分の役割は、血液を通して全身に酸素を運ぶことです。

鉄分不足=全身の酸欠という状態。体が酸欠状態になると、貧血やめまいといった症状が現れます。

そのほか、血色が悪くなり、肌のくすみや目の下のクマにつながります。また、全身へ酸素が行き渡らないということは、末端である爪や髪などのトラブルにもつながります。二枚爪や切れ毛などは、鉄分不足も原因のひとつなのです。

逆に言えば、鉄分がしっかりと補給された体は、老化の原因となる活性酸素をスムーズに除去することができるということです。栄養がたっぷりの血液は、全身の健康はもちろん、美容にも欠かせない存在なのです。


鉄分不足だと疲れやすく老けやすい!

鉄分には、活性酸素の除去や免疫機能の維持といった働きも備えています。

鉄分に含まれる酵素には、老化の原因となる“活性酸素”を分解する働きが。また、体内の鉄分が不足すると、有害な細菌などを除去する役割を持つ白血球の一種・好中球の殺菌能力が低下することがわかっています。


メンタルにも影響します

鉄分不足

「寝ても疲れがとれない」とか、「なんだかやる気が出ない…」など、気持ちの踏ん張りが効かないことがあるとしたら、それは鉄分不足が原因の可能性もあります。

鉄分不足は、免疫力の低下を招きます。風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなりがちです。

また、体のだるさや倦怠感は、メンタルにつながっているため、うつっぽくなってしまうことも。

寒さが厳しいときや季節の変わり目の時期は、体にも心にも知らず知らずのうちに負荷がかかりがち。妊活中の方はいつもハッピーでいるために、鉄分補給は急務ですね。


鉄分の上手な摂り方は?

鉄分の摂り方

鉄分を効率良く補給するなら、サプリメントもおすすめです。飲むのは、胃腸の動きが活発になっている食後に飲むと、吸収が高まります。

ただし、コーヒーなどに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を阻害するので、食後のコーヒーは少し時間を置いてからに。


また、鉄分は一度にたくさんとっても効果がありません。毎日適量の鉄分を摂取するには日々の食事が基本です。

鉄分にはたんぱく質と結合したヘム鉄と、そうでない非ヘム鉄の2種類があります。

ヘム鉄はレバーなどに代表される、動物性食材に多く含まれ、非ヘム鉄に比べて体内での吸収率が高いと言われています。でも、カロリーの高い食材が多いのも確か。

生理中は特にヘム鉄を意識して、それぞれをバランスよく摂るように心がけたいですね。



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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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